淡水魚類図鑑 ヒメマス

掲載日:2021年3月18日

ヒメマス(ベニザケの陸封型) Oncorhynchus nerka

サケ目サケ科

ヒメマス成魚 成魚(芦ノ湖)
 
 
分布 カリフォルニア州以北とアジアのエトロフ島以北。北海道にも、少数そ上してます。
形態 成熟すると、頭部が緑色、背中と腹部が鮮やかな赤色に変わり、雄は背びれの前が盛り上がってきます。
稚魚は、背中が緑色で体側は銀色、10個のパーマークがあります。
生態 ベニザケは、湖から流れ出た川にそ上し、湖に流れ込む川で産卵します。北海道では6から7月にそ上が見られ、10月頃に卵を産みます。
ふ上した稚魚は1年から数年湖で生活し、その後海へくだります。3から8年後再び生まれた川に戻ってきます。
支笏湖や中禅寺湖、芦ノ湖には、このベニザケが海へ降らずに成熟する魚がいます。これがヒメマスと呼ばれており、湖の中で一生を終えます。
備考 肉は赤く、非常に美味しい魚です。
芦之湖漁業協同組合ではヒメマスを採捕し、養魚施設内で採卵とふ化、稚魚飼育を行い、湖に放流しています

 

ヒメマス幼魚1  ヒメマス幼魚2幼魚