淡水魚類図鑑 ハス

掲載日:2021年3月11日

ハス Opsariichthys uncirostris uncirostris

レッドリスト 国カテゴリ:絶滅危惧2類 (VU)

コイ目コイ科

ハス

分布 もともとは、琵琶湖と福井県三方湖だけで生息していた魚ですが、琵琶湖産の稚アユを河川に放流する際に混入した魚です。
津久井湖や相模湖では再生産していますが、近年は数が少なくなっています。
形態 体は細長く側扁しています。口が大きく「へ」の字形に曲がっていることが最大の特徴です。大きな魚は、生きているときは銀白色でオイカワとの見分けは容易ですが、小さいものはオイカワによく似ています。全長30cmになります。
側線が、大きく下に湾曲しているもの特徴です。
生態 繁殖期は5月末から7月で、砂れき底に卵を産みます。
日本産のコイ科魚類では唯一の魚食性の魚で、強い遊泳力を持ち、小魚を追ってよくジャンプします。「へ」の字をした口でとらえた魚を逃がしません。
備考 魚食性が強いのでルアーで釣ることができます。
関西では、大きなハスをケタバスと呼ぶことがあります。
ハスの口 ヘの字に曲がっている
ハスの口 くち
ハス 津久井湖で採捕されたハス 全長29cm
口が上下対称でなく、”ヘ”の字形になっていて、
大きな歯がなくても、くわえた魚を逃がさないようになっています。