県の基準及びマニュアル等（液化石油ガス法関係）

LPガス埋設配管の腐食によるガス漏れ事故を防止するため、本県では平成3年に「LPガス埋設管施工・管理マニュアル」を制定し、埋設管の設置及び既設埋設管の管理指針としてきました。

その後、既設埋設管の腐食測定等に関しては新たな測定器の開発もありましたので、平成15年に「LPガス既設埋設管改善マニュアル」を作成し、既設埋設管に関する対策は、このマニュアルによることとしました。

このため、現在の指針としては、埋設管新設時の施工方法については、「LPガス配管施工・管理マニュアル」の一部である新設埋設管対策の項、既設の埋設管腐食測定については「LPガス既設埋設管改善マニュアル」となりますので、関係者はこれらのマニュアルを活用され、埋設管関係の事故防止に役立ててください。

LPガス事故は、安全器具設置促進運動等の結果、事故件数は大幅に減少しました。このような状況の中で、埋設管に起因する事故が発生し、今後、埋設管の老朽化による事故が増加することが危惧されることから、平成14年度にエルピーガス消費者等保安対策事業として公益社団法人神奈川県エルピーガス協会をはじめ有識者のご協力をいただいて標記マニュアルを作成しました。

このマニュアルは、腐食測定器を活用した埋設管保安対策が販売事業者の日常業務として定着するための実践的な手法を中心にとりまとめました。また、測定により得られた腐食情報をより効果的な対策に結びつけられるよう配慮されています。

エルピーガス販売事業者、認定保安機関、設備工事業者の方々が関係法令や腐食防止技術関係図書とともに本マニュアルを活用され、積極的に埋設管事故の未然防止に取り組んでいただきますようお願いします。

マニュアル冊子の入手については、公益社団法人神奈川県エルピーガス協会へお問い合わせください。また、下記から電子データの入手ができます。

台帳類はExcel又はWord形式でもダウンロードできます。