更新日:2021年1月21日

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先輩へのインタビュー(水産業)

水産業 仲地 慶祐さん

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水産業をはじめたきっかけ

 小さな頃から海が好きで、中でも魚を獲ることに興味がありました。中学を卒業し、実家の大阪を出て、一人で四国の水産高校へ進学。海に対する理解を深め、さらなる飛躍を求めて東京海洋大学へと進学。魚や海に対する興味は幼少期と変わらず、卒業後は釣り船向けのIT会社で営業職に就くも、今までの知識や経験を120%活かせる仕事はやはり漁師だと思い、横須賀市長井のかねしち丸へ入社し、ただいま独立に向けて修行中です。

水産業をはじめて良かったと思うこと、やりがい

 肉体的にハードな仕事かもしれませんが、個人的には心身ともにとても良い方向へと鍛えられています。また地域のコミュニティーは、一度入ると非常に親切に扱われ、大きな家族の一員に迎えられたような感じがします。また仕事面では毎日変わる海の状況が非常に興味深く、飽きることはありません。たくさん魚が獲れたときは金銭面で跳ね返ってくるので、毎日の仕事にもやりがいを見いだせます。何より海が好きな自分には本当に楽しい。

水産業をはじめて分かった苦労

 やはり身体が資本の仕事なので怪我ができないということ。操業中は常に怪我の危険が付きまとっています。稼働する漁業機械を荒れた船上で使う時は細心の注意が必要です。また機械に限らず、毒を持つ生物も多々あがってきます。オコゼやエイなども刺されると強烈な痛みに襲われます。怪我の危険には常に気を配っておくべきですが、疲れがたまっているときなどは集中力も低下気味なので大変です。

かながわの水産業の魅力

 昨今の日本において、水産業というとなぜか負のイメージが付きまといます。後継者不足、原油の高騰、水産物の生産量の低下など。そんな中で神奈川県では現在、水産業に従事しようとする若者が多い。なぜか。相模湾は国内においても非常に多様な海で、都内からのアクセスも良いうえに魚種も豊富です。そのため、水産業の幅も広く、漁師と一口に言っても形態は様々です。大きな船で多くの魚を相手にする、一人で潜水漁をする、網で魚を獲る。人と自然が多様ならば、それだけ大きなチャンスも眠っていると思います。自分の手で大きな可能性を引っ張り出すことも不可能じゃないと思うから、魅力にあふれていると感じます。

水産業をはじめようとしている方へのメッセージ

 まずは自分がどうなりたいのかを明確にすること。定置網のように大きな会社の元で従業員の漁師として働きたいのか、個人で船を持ち、自分の技術で勝負したいのか。このどちらかが決まりさえすれば、あとは実際に漁師さんに話を聞きに行くだけです。漁師さんはやる気のある人間が好きなので、求めればきっと教えてくれます。海が本気で好きなら、きっと感動できる仕事に間違いありません。

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