ホーム > 電子県庁・県政運営・県勢 > 県政情報 > 県全体の広報 > 記者会見 > 定例会見(2025年8月19日)結果概要

更新日:2025年8月19日

ここから本文です。

定例会見(2025年8月19日)結果概要

過去の知事記者会見の様子をテキスト版でご覧いただけます。

発表項目

「藤沢生まれの藤稔」を「かながわブランド」に登録!

 はじめに「『藤沢生まれの藤稔』を『かながわブランド』に登録!」についてです。
 県と生産者団体で構成するかながわブランド振興協議会は、県内で生産される新鮮で安全・安心な農林水産物及びその加工品を、「かながわブランド」として登録し、県民の皆様にアピールすることで、消費の拡大を図っています。
 「かながわブランド」として登録されるためには、統一の生産・出荷基準を守り、一定の品質を確保するなどの、複数の条件を満たす必要があります。
 この度、かながわブランド振興協議会による審査会が開催され、「藤沢生まれの藤稔」が「かながわブランド」に、新規に登録されました。
 こちらが、今回新たに登録された「藤沢生まれの藤稔」です。「藤稔」は、藤沢市で誕生したブドウの品種です。「藤沢の大地に稔った」ことから「藤稔」と名付けられました。
 一粒の実の大きさが、20グラムを超える大粒であることが藤稔の一番の特徴です。味は甘味・酸味のバランスが良く、プルンとした食感が持ち味です。
 また、消費者との近さを生かした直売を中心とした販売を行っており、しっかりと着色・完熟させてから収穫することで、新鮮で大粒な藤稔を消費者に提供しています。
 「藤沢生まれの藤稔」は、JAさがみの農産物直売所「わいわい市 藤沢店」のほか、藤沢市内の農家直売所で8月中旬から下旬ごろまで、お買い求めいただけます。
 私も試食をしてみましたけれども、非常に甘みがあって美味しいです。そしてこれだけ大きいですけれども、種がないです。非常に食べやすいです。大粒のブドウはよくありますけれども、ほかにないくらい大きいです。これは非常に大きな特徴だと思います。「かながわブランド」として皆さんに心から愛されることを願っております。

令和8年度「KOUGEI EXPO in KANAGAWA」の開催概要・キャッチコピー等が決定しました!

 次に、「令和8年度『KOUGEI EXPO in KANAGAWA』の開催概要・キャッチコピー等が決定しました!」についてです。
 令和8年度に本県で初めて開催される「KOUGEI EXPO in KANAGAWA」の開催日程、開催場所が決定しました。
 本大会では、県内及び全国の伝統的工芸品の展示・販売のほか、伝統工芸士による実演や体験プログラムなど、さまざまなイベントを開催します。
 今回、神奈川県で行われる「KOUGEI EXPO in KANAGAWA」は、令和8年11月6日から9日までの4日間で開催いたします。
 大会初日となる11月6日は小田原三の丸ホールで記念式典を執り行い、翌7日から9日までの3日間はパシフィコ横浜でメインイベントとなる伝統的工芸品等の展示・販売・実演等を行います。 
 また、メインイベントの内容として、これまで伝統的工芸品に関心のなかった若い世代にも会場に足を運んでもらえるよう、アニメと伝統文化の融合など、新たな要素を取り入れた展示等を企画するとともに、多くの来場者に神奈川を知って、感じて、楽しんでいただける、本県の多彩な食文化や優れた農産物の紹介・販売や、地酒の紹介、民俗芸能の公演等も企画します。
 さらに、「つくる楽しさ」を実感してもらえるような、親子で一緒に楽しめる、本県の伝統的工芸品の製作体験も企画します。
 次に、本大会のキャッチコピー、それはこちらです。「つくる人に、物語がある。つかう人に、物語が生まれる。」です。
 これは、「伝統的工芸品には、職人の、つくる人の技術と想いが凝縮された歴史がある。そんな物語を知って使うと、ご飯を食べたり、服を着たりする何気ない行為が、いつもと違ったように思える。日本人の生活を長年支えてきた利便性や、特別な日を彩ってきた美しさ、物をこえた豊かさに触れることで、つかう人にも新たな物語が生まれる。きっと、今の世の中にこそ必要なこのストーリーを、あらゆる世代の人々に届けられるような大会にしていく」というコンセプトを表したものです。
 続いて、本大会のロゴマークは、こちらです。
 「工芸作家の作品へのほとばしる情熱を、国内外の多くの人々に伝え、動き出そう!をアイコン化したもので、山からの恵みは海につながり、つくる人の物語となって、つかう人に伝わっていく。『物語をつくる』大会として、革新的なムーブメントを起こそう!」というコンセプトのもと、葛飾北斎の『神奈川沖浪裏』からインスピレーションを受け、その絵の持つエネルギーやパッションも加えてデザインしています。
 今後、これらのキャッチコピーやロゴマークを積極的に活用し、開催に向けて機運醸成を図ってまいります。

令和9年国民スポーツ大会冬季大会アイスホッケー競技会の神奈川県開催が決定しました!

 次に、「令和9年国民スポーツ大会冬季大会アイスホッケー競技会の神奈川県開催が決定しました!」についてです。
 本日、公益財団法人日本スポーツ協会及び文部科学省から開催決定書を受領し、本県での国スポアイスホッケー競技会開催が正式決定しました。こちらが、受領した開催決定書になります。
国スポについては、持続可能な形で大会が継続できるように、在り方を見直す検討が進められている中で、私は、多くの人が関心を持つ大会にするという視点も大事だと述べてきました。
 そこで、本県の大会は、「かながわスタイル」と銘打ち、新たな国スポのスタイルに挑戦しようと考えています。
 ご存知のように、アイスホッケーは海外では多くの人が熱狂するスポーツですが、国内においては、まだ試合そのものを見たことがないという方も多いのではないでしょうか。
 私は、アイスホッケー競技には、他のスポーツにも負けない迫力や魅力がたくさんあると感じています。そこで、われわれが工夫して多くの人にその魅力を伝えていきたいと思っています。
まず、広報やメディアを戦略的に活用し、「多くの人の注目を集める魅力的な大会づくり」を行います。
 次に、試合の演出を工夫して「誰もが楽しめるわくわく感ある大会づくり」を行います。
 一方で、実行委員会や式典などの在り方を見直し、負担軽減や簡素化を図ることも検討してまいります。
 県では、今後、このような「かながわスタイル」での国スポ開催に向け、横浜市や競技団体とともに実行委員会を設立し、準備を進めてまいります。

知事出席主要行事

 知事出席主要行事については、事前に送付した資料のとおりですが、そのうち、1件お知らせがあります。
 8月24日(日曜日)14時30分から、本庁舎3階の大会議場で「福祉を科学する」をテーマとしたシンポジウムを開催します。
 来年、設立予定の地方独立行政法人神奈川県立福祉機構では、当事者目線の障害福祉の実現のため、福祉の現場に科学の視点を取り入れることにしており、どういったことが期待されるのか、皆さんとともに考えます。
 当日は、私の基調講演のほか、東京大学先端科学技術研究センターの熊谷教授のビデオ講演や、後半のパネルディスカッションには武蔵野大学ウェルビーイング学部長の前野教授、社会作業療法士協会の大嶋理事長、横浜市立大学大学院医学研究科の井濱教授などさまざまな立場の有識者をお迎えし、福祉を科学することについて議論します。
 会場での参加を希望される方は、事前申込が必要です。8月22日(金曜日)17時まで受付しています。詳しくは7月29日の記者発表資料をご覧ください。
当日はライブ配信も行う予定です。参加費は無料となっていますので、ぜひ多くの皆さんの参加をお待ちしています。
 私からの発表は以上です。皆さんからのご質問をどうぞ。

質疑

「令和8年度『KOUGEI EXPO in KANAGAWA』の開催概要・キャッチコピー等が決定しました!」について

記者: 「KOUGEI EXPO」についてですけれども、現時点で言える範囲で構わないのですけれど、規模感としては全国各地からブース出展という形が、基本的にはメインになる形なのでしょうか、パシフィコとしては。

中小企業支援課長: 全国の工芸品についてまだ会場にどれぐらいのコマ割りをするかというところまで詰めていませんけれども、ブースをなるべくたくさん、出展を募ってということを考えております。

知事: 都道府県ごとのブースにしていくのですか。

中小企業支援課長: 都道府県というよりは、本県では3品目ございますけれど、品目ごとのブースです。

知事: 鎌倉彫とか、箱根寄木細工とかそういうことです。

記者: アニメというのは現時点ではまだ言えないですか。どんなアニメかということは。

中小企業支援課長: まだ調整しているところです。

記者: ロゴとキャッチコピーですけれども、どなたがどのように作成されたのか教えていただけますか。

中小企業支援課長:キャッチコピーとロゴマークについては、それぞれ専門のコピーライターなり、デザイナーにお願いをしております。キャッチコピーの方は、最近でご存知なところですと、『国宝』という映画のキャッチコピーを作られたライターさんにお願いして作っていただいております。

記者: 神奈川県で初開催ということなのですけれども、どういうことを期待したいですか。

知事: 「KOUGEI EXPO in KANAGAWA」は大きな会場で1か所にまとめて開催することにより、集客力の向上を狙っていきたいと思います。今回は1万平方メートルの会場で全国の伝統的工芸品の展示、販売、実演等を予定しており、この規模の会場となると、県内では場所が限られます。ですから、横浜で開催することにしたわけでありますけれども、せっかく横浜ですから、若い世代や外国人観光客など、新たな販売層を獲得するという目的からも、国内外からたくさんの人が訪れ、より多くの人へ伝統的工芸品をPRできる機会にしたいと思っています。それとともに、これもEXPOですから、その翌年には「GREEN×EXPO」が横浜で開かれますから、そういったEXPOのつながりで、「GREEN×EXPO」のムーブアップにもつなげていきたいと考えています。

「令和9年国民スポーツ大会冬季大会アイスホッケー競技会の神奈川県開催が決定しました!」について

記者: かながわスタイルと知事おっしゃいましたけども、試合の演出の工夫など、何か思い描いているイメージはあるのですか。

知事: 色々な競技で、その競技に関心を持って見たくなるというのは、やはり選手のことが分かっているというか、こんな選手がいてこの人どうなるのかなという人に注目するということが非常に重要だと思っています。ですから、本番に向けて、注目の選手をクローズアップしながらだんだん盛り上げていくということを考えています。

記者: アイスホッケーは一言で言ってしまうと冬のスポーツのイメージが非常に強くて、雪国の方で盛んに行われていると思うのですけれども、神奈川県としてはいつぐらいから、こういったプロモーションとか、広報戦略みたいなものを行っていくというのは何か決まっていますか。夏ぐらいからやっていくイメージですか、令和9年ですが。

知事: 今、こうやって発表したところから、もうすでにスタートしていると考えています。先程申し上げましたように、アイスホッケーをやりますといったときに、見に行こうと思う人は、今の段階ではそんなにたくさんではないと思っています。だからこそ、行きたくなるようなワクワク感を、皆とともに盛り上げていきたいと思います。スタートはきょうからと思っています。

日産自動車追浜工場の生産終了等について

記者: 日産自動車が追浜工場の生産終了に伴って、従業員の方を対象にほかの企業への転職支援などを検討されているというのが一部報道で出ています。まず、県として、こういったお話ありますという情報共有など受けていますか。

知事: 本件についてはすでに、7月25日の連携本部会議で日産自動車から、追浜工場で働いている2,400人の雇用について、従業員の皆様から丁寧に話を聞き、できる限りの支援をしていく旨、エスピノーサ社長が自らお話を会議の中でされました。記事はその延長線上の話であると認識しています。会議の後に特別な情報提供があったわけではありません。今後、連携本部の下部組織である雇用部会において、日産自動車や関係機関と情報共有等を行っていきたいと思っています。

アフリカ開発会議について

記者: 明日からアフリカ開発会議が始まります。知事として注目しているポイントがあれば教えていただけますでしょうか。

知事: アフリカ開発会議が横浜で開かれることが定着したような感じがあります。アフリカ開発会議は、横浜によく似合うという感じがします。これから先、どういった世界の情勢になってくるかという中で、アフリカの持つポテンシャルは、非常に大きなものがあると思います。そんな中でこの横浜を中心として、この神奈川とアフリカ諸国が結びついてきていることは、今後、非常に大きな展開が期待されると思っておりまして、大きな期待感を持って臨みたいと思っています。

記者: その中でメインとして、AIとかロボット技術の活用ですとか、アフリカの経済成長を支援する取組みなどが話し合われる見通しだというところなのですが、神奈川県もロボットに非常に力を入れていると思いますが、そのあたりの親和性はどのようにお考えですか。

知事: アフリカのそれぞれ国はまだまだこれからというところだと思いますけれども、新たなテクノロジーが、これからというところに突然入っていって、そこから一気にということはあり得ると思います。これまでの歴史がいろいろ物語っていると思います。例えば電話が典型的です。中国において電話というのは、普通の電話線があって電話で繋がるということよりも、携帯電話で一気に電話が普及していった。地上での電話網というものを飛び越えていきなり携帯電話から入ったということもある。そういうのは各アジアの国の中でも、例えばいきなりインターネットから入るとか、そういうこともあり得たわけでありまして、こういった最先端のテクノロジーが実は一番先に飛び込んでいく、そしてその世界を劇的に変えていくということはあり得ると思っています。そういったことがどんな形で展開するか、とても楽しみにしているところです。

大阪・関西万博インド・神奈川デーについて

記者: 土曜日に万博にインド・神奈川デーで行かれたと思います。まず、いかがでしたか。

知事: 大阪・関西万博はものすごく盛り上がっていました。37度という大変な暑さでありましたが、ラッシュアワーのような大変な人だかりでありました。人気のイタリア館は7時間待ちというところでありましたけれども、今回インド・神奈川デーということで、お誘いを受けたので行ってまいりました。そもそも7年前に、神奈川県とインドのアユシュ省、アユシュ省は日本の厚生労働省のようなこともしていますけれども、われわれが展開している未病コンセプトを中心とした、ヘルスケア・ニューフロンティア、超高齢社会の対応といった取組みについて大変な共感を得て、7年前、モディ首相がちょうど来日されていて、モディ首相立ち会いのもとに覚書を結んだということがありました。つまり、インドの伝統医学というのは、アーユルヴェーダとかヨガとか、そういう発想というのは未病を改善していくという流れと非常に親和性があるということがベースにあったと思います。そういうつながりがあり、それとともに、神奈川県とタミル・ナドゥ州とは覚書を締結したということもあって、特別にインド・神奈川デーで特別に声かけていただいたということは大変光栄なことだと思っています。大使も来てくださって、そこで神奈川県の取組みであるまさにこの未病コンセプト、ヘルスケア・ニューフロンティア政策を皆様の前でアピールすることもできたということがありまして、これを機会にさらにインドと神奈川の関係を深めていきたいと思ったところでありました。

「GREEN×EXPO 2027」の交通対策について

記者: 非常に多くの人が訪れていたというお話だったと思うのですけども、知事が行かれた少し前に、交通網がストップしてしまって多くの人が帰宅できなくなったということもありました。「GREEN×EXPO」を控えている中で、何かそういった対策を今後考えていらっしゃるのか、何か考えが改まることがあったのか、あれば教えていただけますか。

知事: 本当に大変なことが起きました。あれで大きな被害が出なかったということは本当に幸いだったと思います。あそこの会場は、少し離れたところにあって、陸地で全部つながっているわけでもないので、あのようなことが起きると孤立しがちな場所ということなので、2年後にまさに横浜で「GREEN×EXPO」が開かれるわけで、やはり今回のようなことが起きるということを前提としながら、対策を考えなくてはいけないと思ったところです。ただ、大阪・関西万博の会場と違うのは、「GREEN×EXPO」の会場は内陸にありますから、いざとなれば、皆さんさまざま、分散していく手段はあるということはありますけども、しかしやはり最悪の事態を想定しながら、対応するということが非常に必要だと思ったので、まさに「GREEN×EXPO」でも、あのようなことが起きないようにすることが最も大事ですけど、まさに起きたときはどうするかということを検討するように指示したところでありました。

日産自動車追浜工場の生産終了等について

記者: 日産の件で、今後情報共有されるというお話だったのですが、県としてどのような雇用の支援の在り方が考えられるのか、今一度教えていただけますでしょうか。

知事: 日産自動車自らが従業員の雇用をしっかりつなげていくということを明確におっしゃってくださっているので、お一人お一人従業員の話を聞きながら、基本的には九州の工場に今やっていることが移転するので、そこに転勤を希望する人は転勤ということでやっていくだろうと。それとともに皆さんの持っている能力をどういった形で生かせるかというのを、お一人お一人聞きながら、それをいろいろな企業に紹介していくということもやられると聞いておりますので、まずはそこを注目していきたいと思っています。そういった中でも、なかなか対応できないときにはわれわれ県も、この間から対策協議会等々を作ってやっておりますので、神奈川県全域で、全体でネットワークをつくりながら、一人一人の雇用を守っていく、つなげていくという努力をしっかりしていきたいと思っています。今のところわれわれは相談窓口をつくってはいるのですけれども、まだ、今回日産の工場が終了するのは9年度末ということなので、若干まだ時間があるので、確認したところほとんどまだわれわれの相談窓口には、相談が来ていないという状況で、現時点では比較的、皆さん冷静に受け止めてくださっているのではないかと思っています。

記者: アンケートも始まったと思うのですけれど、協議会の中で話し合われた中で、中小企業の皆さんにトランプ関税と合わせたアンケートで、どういった意見がすくえたらいいなというお考えはありますか。

中小企業支援課長: ワーキンググループを開催し、神奈川産業振興センターの主導のもとで8月12日にアンケートを始めたところです。その中ではやはり、各社が受ける影響の度合いですとか、どういった支援を求めたいと考えているのか、それぞれ関税と日産自動車の問題についてアンケートを実施している。これを先週中に始めまして、9月5日までを締め切りでやっているところです。

自民党臨時総裁選について

記者: 今日臨時の総裁選の是非を判断する手続きが始まっていると思うのですけれども、これまで総理の続投を求める意見の一方で、臨時の総裁選を求める意見も党内にはあるということで、この一連の動きをどう見ていらっしゃるのかというという点と、知事として、続投についてどのようなお考えなのか改めて教えていただけますか。

知事: これは国会の中での自民党の中の話でありまして、起きていることについて、私がとやかく言う筋合いはないと思っています。ただ、石破総理とはつい先日、会食をする機会がありました。石破総理とは私がキャスター時代から長くお付き合いしている方でありまして、総理になられたのでお祝いで会食でもしましょうかと言ったのですけれど、なかなか日程が合わなくて、こういった選挙の後の大変な状況になったときに、たまたま実現したということでもありました。そのときにも、どういうお気持ちなのか、党内からは責任を取って辞めろという声が上がっている中で、本人は辞めないというのもあるし、ある日新聞を見たら一面で退陣だと書いてあったにも関わらず、そうではないとおっしゃっていて、本当のところどうなのかということを確認したいという気持ちもあって、私は安倍総理の話を持ち出して、安倍総理もいったん辞められたけれど、また復帰したということもあったじゃないですかと言ったら、即座に、「いやいや、そんなのはできない」ということだったので、続けられる意欲満々なんだという確認は、私はできたとは思ってはいます。そこから先の話は、どうも皆さんの新聞報道を見ていても、要するに、国民世論がどう受け止めているかというものもあるし、自民党の中でどう感じているかというのもあるし、その中で最近の国民の世論調査によると、辞めなくていいのではないかという声がだんだん上がってきているような、そんな数字も出ている。しかし、決定するのは、自民党の中の人たちですから、それはどうなるかは、私の立場として見れば、どうなるのかということを関心を持って見守っているところです。

記者: 関連でお伺いするのですけれど、その会食では首相のほうから、引き続きその国政を担っていく、トップとして担っていくみたいな決意というか、何となくそういうような思いの漏れるような言葉みたいなのがあったりしたのでしょうか。

知事: それは今私が申し上げたやりとりのところが全てです。長い会食で2時間ぐらいやっていたわけですから、ああでもないこうでもないといろんなことを言って、懐かしい思い出話もありましたけれども、私自身が未病コンセプトについてご説明して、石破総理が大変興味を持たれて、そこで盛り上がったのがメインでしたけれども、続投に関する部分というのは、私が申し上げたやりとりが全てです。

「令和8年度『KOUGEI EXPO in KANAGAWA』の開催概要・キャッチコピー等が決定しました!」について

記者: 「KOUGEI EXPO」ですけれども、先程ロゴマークついては特にお答えいただけなかったと思うのですが、ロゴマークの作者について教えていただけないかということと、これ三角形が4つあるのですけど、これは何を意味しているのか教えていただけないでしょうか。経産省主催で恐縮なのですが。

知事: これは私自身が見た段階で『神奈川沖浪裏』という感じがすごくしました。ですから真ん中の緑の三角は多分富士山でしょう。その周りのあとの三角3つは、木の船じゃないでしょうか。それがイメージされているのではないかとは思いました。やはり私自身そう感じたので、それを言ってみたら、やはり作者にはそういう気持ちがあったということを確認できました。

中小企業支援課長: 後程確認してお答えいたします。

【補足】
「キャッチコピーとロゴマークは、大会の円滑な準備のため、KOUGEI EXPO in KANAGAWAの基本計画策定等業務を委託している共同企業体に依頼して作成したものです。このロゴマークは主に企業のロゴタイプや、『土井善晴の美食探訪』などTVオープニング映像のアートワークなどを手掛けている堀内肇氏によって製作されたものです。堀内氏からは、『山からの恵みは海につながり、つくる人の物語となって、つかう人に伝わっていく』というコンセプトのもと、葛飾北斎の『神奈川沖浪裏』からインスピレーションを受けてデザインしたものであり、図の三角形については、直接的には、恵みが海へとつながっていく山々を表現していると聞いています。なお、キャッチコピーのライターは、『国宝』や『地面師たち』などのキャッチコピーを手掛けている佐藤潤一郎氏です。」

 

(以上)

このページに関するお問い合わせ先

このページの所管所属は政策局 知事室です。