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更新日:2022年11月25日

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定例会見(2022年11月22日)結果概要

過去の知事記者会見の様子をテキスト版でご覧いただけます。

発表項目以外

ベトナム社会主義共和国訪問について

 発表項目に入る前に、1点報告をいたします。
 11月16日から21日の日程で実施したベトナム訪問についてです。
 3年ぶりとなる「KANAGAWA FESTIVAL in HANOI 2022」の開催や労働・傷病兵・社会省との「人材育成に関する覚書」の更新、グエン・スアン・フック国家主席との面会などを行いましたので、その概要について報告いたします。
 まずは初日ですけれども、ダナン建築大学を訪問いたしました。そして若者交流プログラムの開催とベトナムの若者と交流する一日となりました。
 ダナン建築大学では、多くの学生から、このように歓迎いただきまして、廊下にずらっと並んで玄関から旗を持って大歓迎をしていただきました。
 その後、西崎副学長、この赤い女性の横にいらっしゃる日本人の方が西崎副学長でありまして、この方が代表を務める株式会社タカラが、この大学で行っているタカラゼミというのがありますけれども、その教室を見学いたしました。
 また、今年9月に県庁でお会いしました、私の隣にいらっしゃる背の高い方ですけれども、ファム・アン・トゥアン学長らと面会をいたしました。
 ベトナムの大学におきまして、日本の技術をベースにした人材育成が行われていることに、大変感銘を受けた次第でありました。
 そして、この大学で実は、学生さんたちとの意見交流会もありまして、神奈川の魅力といったものをお伝えしたところでありました。ここで、ベトナム語で挨拶したら、一文一文、バーッと拍手をいただいたということもありました。
 次です。これはまた会場を移しまして、若者交流プログラムを行い、神奈川への留学、就職の魅力をPRしました。
 ここに集まってくれている大学生の皆さんは、日本に留学をしたいという思いを持った学生さんたちが集まっていました。会場があふれるぐらいの人が集まって、皆さん真剣にこの話を聞いてくださいました。この方々がぜひ神奈川に来てくださることを期待したいと思っています。
 そして、こちらです。今回のダナン訪問に当たっては、ダナン市からご招待いただいたわけであります。ベトナムフェスタin神奈川等の交流事業、経済協力、未病の取組み等について説明いたしました。クアン党委書記でありますけども、県知事のような人です。ここで、さまざまな分野で神奈川と交流を深めたいという話をいただきましたけど、彼に対して未病や、それからヘルスケア・ニューフロンティア、こういう話をしたら大変な関心をもってもらいまして、何か一緒に連携してやりたいと、そのような話もありました。
 次です。これはホイアンといって、ダナンから40分ぐらい車で行ったところにあり、世界遺産の街でもある、観光地でも有名なところであります。ここは、実は日本と非常にゆかりがあるところでありまして、朱印船貿易で交流があったといったことから、今から400年ぐらい前は1,000人ぐらいの日本人が住んでいた、そういう町がありまして、そういった旧市街といったものを一緒にご紹介いただきながら、いろんな意見交換をいたしました。私と一緒に持ってくださっている彼が市長ですけども、彼は実はベトナムフェスタin神奈川に来てくださり、2日間丸々つき合ってくださいまして、そのときぜひホイアンに来てくださいという、強い強いご要望をいただきましたので、訪問が実現したわけでありました。
 これは、ド・ニャット・ホアン計画投資省外国投資庁長官と面会をいたしました。私からはまたヘルスケア・ニューフロンティアの取組みをご説明いたしまして、さまざまな分野で交流を図っていきたいと、そのような話をいたしました。実は、もうホアン長官とは、何度も会っている間柄であります。今回初めて、私がヘルスケア・ニューフロンティアの話をしたのですけれども、未病の取組み等、大変関心を示していました。ホアン長官からは、神奈川県は日本の地方自治体の中でも、最も経済交流の頻度が高い地域であるということで、さらなる交流促進、活発化、これを期待しているという話もありました。
 次です。労働・傷病兵・社会省と人材育成に関する覚書を更新いたしました。グエン・バー・ホアン副大臣と面会しまして、ベトナムから日本への人材交流を質的にも量的にも拡大したく、神奈川県との連携を一層強化していきたい、そのような話もありました。県としましても、こういった覚書を通して、ベトナム人材交流を促進することは重要であって、かながわ国際ファンクラブのような取組みをして、外国人の支援を行っているのでぜひ神奈川に来てほしい、こんな話をいたしました。
 それから、これはグエン・バン・フン文化スポーツ観光大臣であります。9月に行ったベトナムフェスタで、本場のベトナムの水上人形劇団を派遣してくださいましたけれども、それに対するお礼を申し上げました。なかなか海外へ出さないのですけれども、大臣がベトナムフェスタであるならば出そうということで決断をしていただきました。そしてフン大臣から、神奈川県の日越交流の取組みを評価するという旨のお話をいただくとともに、神奈川県と中・長期的に取組みを図っていくために文化交流に関する覚書を締結したいと、向こうからご提案をいただきました。私もこのベトナムにもっともっと日本文化を広めていくために、さらなる交流を促進するといったことを考えていただけに、こういった向こうから覚書を締結したいという提案をいただいたということは、非常に意義があったと思っているところであります。
 次、この方はチャン・シー・タイン、ハノイ市人民委員会委員長と面会いたしました。ハノイ市の市人民委員会委員長は、日本でいえば東京都知事のような方です。ハノイ市人民委員会は、「KANAGAWA FESTIVAL in HANOI 2022」の共催者でありまして、リー・タイ・トー公園という素晴らしい会場でイベントを実施できることに感謝を述べました。
 実はリー・タイ・トー公園でやることについて、いろんな意見もあったらしいのです。リー・タイ・トーというのは、ベトナムにとって非常に重要な方であって、その神聖なる場所で、そういったことをやっていいのかどうかということも実はいろいろ議論があったという話を聞きましたけれども、でもやはり委員長がやるべきだということで押し切ってくださったといったことでありました。この方も、未病コンセプトそしてヘルスケア・ニューフロンティアの話をしたら非常に高い関心を示してくださって、こういった分野でぜひ連携をしていきたい、そのようなお話もいただきました。
 そして「KANAGAWA FESTIVAL in HANOI 2022」経済プログラムを開催いたしました。日本での事業展開に関心を持っている多くのベトナム企業が集まる中、私自らトップセールスを行いました。多くの企業がこういった交流の場で、日本に来る、神奈川に来るということを決めた、すでに今12社が神奈川に来ていますけれども、この場で決めたという人が非常に多かったのです。この後、交流の場を設けたりしましたので、私達と同時に神奈川県の企業も行っていますから、そこでさまざまな交流もあって、ビジネスマッチング等々行われて、もうこの中でもすでに私の方に、もう行くことを決めたという人が何社か出てきています。
 それから、これは今回非常に特徴的なプログラムになりました。ここは、ハノイ有数の名門校と言われる中学校ですけれども、神奈川県横浜市出身の先生が、日本語の学習支援を行っています。実は、日越外交関係樹立50周年、これは来年なのですけども、これを記念して、ベトナムの生徒たちが、私に送るために日本語でのメッセージカード、それと歌の動画を用意しているというベトナム現地での報道があったのです。そのことを、青年海外協力隊でベトナム駐在経験のある神奈川県の国際課の職員が、ベトナム国営放送の友人を通じてそういった情報を知って、それなら知事をぜひそこにお連れしましょうといったことになって、直接伺うといったことになって、この訪問が実現したわけであります。そこで生徒たちが練習してきた日本語の歌を披露していただきましたけど、その歌が何と、この日越友好テーマソング、神奈川フェスティバル、それからベトナムフェスタの友好テーマソング「青」でありまして、そのときの動画がありますのでぜひご覧いただきたいと思います。
 この場には、この歌を作詞・作曲して、今回も一緒に行って歌ってくださった曽根由希江さん、それとこの歌を一緒になって歌ってくださっているアンバサダーの上野優華さん、この人も一緒に行ったのですけども、皆、大感動して、涙、涙という非常に感動的なシーンとなりました。
 この後、国営放送から私もインタビューを受けました。このエピソードが今度、ベトナム国営放送で放送されるようで、さらに、ここの600人の生徒の皆さんから私に寄せ書きをいただきました。それがこれです。中を見てみると、こういったみんなが思いを込めてメッセージを書いて、そして1個1個見ると全部日本語です。「日本が大好きです」とか、「日本に行きたいです」ということが書いてある、こういった素晴らしい心のこもった贈り物をいただきまして、本当に大感激なシーンがありました。みんな漢字などを使いながら、実に見事にしっかりと書いてあるのです。「日本が大好き」と書いてあります。それと「もっと100%の奨学金をください」と書いてあります。みんな漢字まで書いて本当に、中学生から、こんな子たちがたくさんいるということで、非常に私も感動した次第でありました。
 それからこれは、「KANAGAWA FESTIVAL in HANOI 2022」のオープニングセレモニーです。
 次はドン・ニーさんというベトナムでは大変人気がある歌手、ベトナムフェスタにも来てくれました。彼女のステージはもうこの状態であり、向こうにあるのは、リー・タイ・トーの銅像ですけれども、前までは、そこの正面にステージを作っていたのですけども、そしたらリー・タイ・トー様にお尻を向けるのは何事だという意見が出たらしく、今回はステージをこちら側に持ってきた形の展開となりました。
 次はよさこいです。よさこいがベトナムでこんなに幅広く浸透しているのかと見てびっくりしました。神奈川のチームが出て、やって、彼らはオープニングを飾ってくれましたけども、ベトナムのよさこいチームが次々次々出てきて、すごいパフォーマンスをやってくれていました。そして最後には、ハプニングなのですけれども、ベトナムのいろんなチームが最後のところで一緒にバーッと入ってきたのです。最初警備員に止められていましたけど、何かみんながウワーッと入ってきて、そして、神奈川、横浜のチームと一緒になって、最後、別に決めて練習したわけではないのに、その曲が始まると、みんな一斉に踊り始めての大パフォーマンスショーとなりました。ベトナムで、よさこいのチームというのは100ぐらいあると聞いておりまして、大変な盛り上がりになっていました。よさこいというのは、ベトナム人がやっていても日本語で、いろんな解説とかセイヤッという声のかけ方とか全部日本風なのです。これぐらい浸透しているということはあまり知らなかったので、びっくりしました。
 次です。これはフィナーレです。全員で、「青」を歌っているということでありまして、実はこの端の女性の隣にいらっしゃるのがフン大使、これが一番最初に、ベトナムフェスタを神奈川でやってくれないかって言ってくれた大使です。緑色の女性の隣にいらっしゃるのが、クオン大使といって、これはフン大使の次の大使です。緑色の女性はその奥様です。そしてこちらの緑色の上野優華さんの隣にいらっしゃるのは、ついこの間まで大使だったナム大使です。今は帰られたところでありますけども、3人の歴代の大使がここに集まっての大フィナーレとなりました。
 ということで、ザッと話をしましたけれども、今回、「KANAGAWA FESTIVAL in HANOI 」は3年ぶりでありましたけれども、今まで以上の盛り上がりとなっていまして、いろんなブースも出ていたのですけれども、それぞれのブースがもう満杯状態で人がいっぱい集まって、日本に対する高い関心、神奈川に対する高い関心といったものを感じたところでありました。それとともに全体を通じて、今まで実はこれ未病改善の話とか、ヘルスケア・ニューフロンティアの話はしていなかったのです。というのは、超高齢社会の問題というのはまだベトナムにとってはピンとこないのではないかなと思っていたのです。ただ、もう何回も会っている人に対する会談がセットされているので、少し話してみようかと話したところ、大変な関心を持たれて、聞いてみるとベトナムでもやはり、リーダーは、高齢社会の問題のことを意識しているということなのです。こういう形で連携できるのだといったことで、どんどんどんどん、お話をしたといったことでありました。
 それで、これは急遽決まったのですけれど、最高指導者、グエン・スアン・フック国家主席です。この方と急遽会談できるということなりました。実はこれは日曜日だったのですけれども、フック国家主席が、じゃあ会おうということになって、向こうに行ってから急遽決まった日程でありました。実は、フック国家主席というのは、ついこの間まで首相だったのです。この方と首相時代に4回会談していますから、今回で5回目の会談となりました。(正しくは、「この方と、首相時代に3回、国家主席に就任した後に1回、会談していますから、今回で5回目の会談となりました。」)
 ですから、もう何度も会っている間柄ですから、最初から笑顔満面の出会いになって、そしてこの「KANAGAWA FESTIVAL in HANOI 2022」で、当然会えないと思っていましたから、彼も旅先だったので、メッセージを寄せてくださったのです。そのメッセージは会場で紹介しましたけれど、それに対するお礼を申し上げたり、私も今回こういった、すごく盛り上がった回になりましたよという話とか、ベトナムフェスタは盛り上がりましたよという話をして、そういうことと併せて企業の交流もさらに活発化していますという話をしたと同時に、ヘルスケア・ニューフロンティアの話、未病改善の話をしたところ、大変この話に対しても彼らは関心を示されました。その話を聞くのは初めてですよねとおっしゃっていましたけども、これは非常に重要な話だといったことで、この分野でも連携ができるように保健省の方に連絡しておくと、こんな話をしていただきました。ですから、今回のこの交流を通じて、経済交流だけではなく、われわれが進めてきたヘルスケア・ニューフロンティアという、これはついこの間、国連が定めた「The Healthy Ageing 50」という世界のトップリーダー50人の中に選ばれたといったことも、何か背景にあるようですけれども、非常にそういう意味でのつながりが深くなったということがあって、これから具体的に連携していく作業に入っていきたいと考えているところです。そういった意味で、見ていただいただけでお分かりでしょうけれども、大変濃密な超ハードスケジュールの滞在となりましたけれど、それだけに非常に有意義な滞在になったと考えているところであります。ベトナムの関係は以上になります。

発表項目

令和4年度11月補正予算案等の概要

 それでは、発表項目に入ります。来る11月25日に議会へ提案する、「令和4年度11月補正予算案等」について説明します。
 「令和4年度11月補正予算案等の概要」の1ページを御覧ください。
 ローマ数字「Ⅰ」の「補正予算案について」です。
 今回の補正予算案では、9月補正予算編成後の状況の変化を踏まえ、早急に対応する必要がある事業について措置することとしました。
 なお、今回は補正予算案を2つに分割していますが、特に速やかに対応する必要があるものは「その1」として、その他のものは「その2」として提案します。
 補正予算案の規模は、上段の表の合計欄に記載のとおり「一般会計」で、「11月補正その1」が物価高騰対策として、31億9,900万円、「11月補正その2」が、計欄に記載のとおり75億1,600万円、合計で107億1,600万円となります。
 また、「企業会計」で、「11月補正その2」が計欄に記載のとおり12億1,900万円、「一般会計」及び「企業会計」の合計は総額で119億3,500万円となります。
 また、財源内訳ですが、下段の表の合計欄に記載のとおり、「国庫支出金」が総額で49億600万円、「繰入金」が33億7,300万円などとなっています。
 なお、「国庫支出金」のうち、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金は30億7,100万円となっています。
 2ページをお開きください。「2 補正予算案の主な内容」について、説明します。
 まず、「(1) 11月補正その1」についてです。補正予算額は31億9,956万円です。
 「ア 物価高騰等対策」では、「信用保証事業費補助」として、原油価格・物価高騰等の影響を受ける中小企業者等を支援するため、融資を受ける際の信用保証料に対する補助について、追加で措置します。
 続いて、「(2) 11月補正その2」についてです。補正予算額は87億3,566万円です。
 まず、「ア 新型コロナウイルス感染症対策」では、一つ目のマル、「新型コロナウイルス感染症に対応する介護施設等に対する支援」として、介護サービス等の提供体制を維持するため、 新型コロナウイルス感染症の療養者が発生した際に必要な介護人材の確保や感染拡大防止対策等に対する補助について、追加で措置します。
 次に、二つ目のマル、「地域医療介護総合確保基金積立金」です。「新型コロナウイルス感染症に対応する介護施設等に対する支援」の財源とするため、基金への積み立てを行います。
 次に、「イ その他」についてです。一つ目のマル、「県議会議員及び知事選挙に要する経費」として、令和5年4月に行われる県議会議員及び知事選挙の執行にあたり、今年度中に準備が必要な投票用紙や選挙公報の印刷などにかかる経費を計上します。
 二つ目のマル、「流域下水道施設における光熱費の増影響への対応」として、燃料価格の高騰等の影響に伴い、流域下水道施設における光熱費の不足分を措置します。
 3ページをお開きください。一つ目のマル、「寒川町学校給食センター整備事業費」として、寒川町学校給食センター整備工事について、物価高騰等の影響による工期延伸及び工事費の不足に対応するため、既設定の継続費を変更します。
 次に、二つ目のマル、「ゼロ県債の設定」です。詳細は次ページで説明させていただきます。4ページをお開きください。
 まず、「1 目的」です。「ゼロ県債」は、建設事業等の年間事業量のより一層の平準化に向けて、令和5年度当初予算への計上を予定している建設事業等の一部を前倒しして年度内に発注するため、債務負担行為を設定するものです。
 次に、「2 設定額」です。今回は、過去最大となった昨年度を上回る151億2,000万円を設定します。
 次に、「3 ゼロ県債のメリット」です。ゼロ県債の設定により、中小企業者への効果として、端境期における仕事量が確保できることや年間事業量の平準化が図られるなどのメリットがあります。
 また、地域への効果として、災害対策や道路の補修、老朽化した水道管の更新など、県民生活に直結する事業に係る効果を早期に発現させることができるメリットなどがあります。
 なお、県では、下段四角囲いの「※ 平準化の取組」に記載のとおり、ゼロ県債を積極的に活用し、4月から6月期の工事稼働件数を確保することにより、平準化率の改善に向けた取組みを推進していきます。
  これにより、令和5年度は平準化率が0.81となる見込みであり、目標である平準化率0.8を達成できる見込みです。5ページに業種ごとの内訳を添付しておりますので、後程御覧ください。
 以上が、11月補正予算案の概要となります。
 6ページをお開きください。
 ローマ数字「Ⅱ」の「条例案等について」です。「1 提出予定議案の内訳」ですが、表に記載のとおり、条例の制定2件、条例の廃止2件、条例の改正22件、工事請負契約の締結2件、市町負担金1件、その他6件、合計35件の提案を予定しています。
 続いて、「2 主な条例案」をご覧ください。今回の議案の中で主なものを説明します。
 【条例の制定等】の、「個人情報の保護に関する法律関係8条例」ですが、法改正に伴い、同法による個人情報の取扱い等に関する全国的な共通ルールが適用されるため、同法の施行に必要となる事項等を定める条例を制定するとともに、関係条例の廃止及び改正を行うものです。
 なお、10ページ以降に詳細な内容を資料として添付しておりますのでそちらも後程ご覧ください。
 主な条例案の説明は以上ですが、8ページをお開きください。
 「工事請負契約の締結」の②厚木東高校商業教育棟新築工事(建築-第1工区)請負契約は令和6年4月の開校に合わせ提案するものです。
 その他の議案については、資料に記載のとおりです。

知事出席主要行事

 知事出席主要行事については、事前送付した資料のとおりです。特に私から付け加えることはありません。
 私からの発表は以上です。皆さんからのご質問をどうぞ。

質疑

令和4年度11月補正予算案等の概要について

記者: まず、補正予算案の全体的なお考えについて伺うのですが、物価高騰対策を特に急ぐということで、コロナも含めて環境の変化がかなり激しいと思うのですが、今回の予算に込めた意味合いといいますか、意義について改めて伺えればと思います。

知事: 今回の補正予算案では、物価高騰の影響を受ける中小企業支援や新型コロナ感染症に対応する介護施設等に対する支援について、当初の想定を上回り、予算の不足が見込まれることから、追加で措置することにいたしました。また、建設事業等の年間事業量をより一層平準化させるため、ゼロ県債を過去最大の規模で設定します。
 このようになかなかコロナに対する出口がまだまだしっかり見えてこない中で、非常に原油高騰、物価高騰で苦しんでいる方を早く助けなくてはいけないといった思いで、早急に措置をしたといったことと考えていただければと思います。

記者: 先程、予算案の冒頭でご説明がございましたが、その1とその2に補正予算分かれていて、その1は特に急ぐというようなお話がございました。議会の予定ですと、最終日が12月19日と承知しているのですけれども、この補正予算その1についてはそれも早い議決を求めるというようなお考えなのでしょうか。

知事: 今回の補正予算は中小企業支援としての信用保証事業補助について、その1としまして、その他のものを、その2としております。信用保証事業費補助はこれまで6月補正、9月補正その2で、総額約50億円の予算を計上しているのですけども、その後、想定を超えて融資の利用が増加したことから、予算の不足が見込まれる状況となっているところであります。そこで、速やかに必要額を確保するため、当該事業を他の予算案とは切り離して、早期にご審議いただきたいと考えています。

新型コロナウイルスの感染状況について

記者: 発表項目ではないですけれども、新型コロナウイルスの感染状況について伺います。感染者数、新規感染者数、徐々に増えていて、きのう時点での病床の利用率なのですけれども、1,205床を使っていて県の最大確保病床の2,200床の半分、50%を上回りました。先般出された国の分科会が出した資料ですと、50%を一つの目安として対策強化宣言が出せるというような考えが示されましたけれども、今、神奈川県としての対策強化宣言を出すのか出さないのか、そのへんの方針といいますか、先日の対策本部会議では病床の使用率だけでなく、救急搬送の困難事案だとかそういったところも併せて考えるとおっしゃっていらっしゃいましたが、対策強化宣言の発出にあたる考え、方針について伺えればと思います。

知事: オミクロン株に対応した新たなレベル分類については、先月11月15日に開催いたしました県の対策本部会議において、国からの正式決定を待って、県で改めて検討を行うとしたわけであります。その後、国からレベル判断に関する指標の目安としまして、病床使用率及び重症病床使用率の目安が示されましたが、病床使用率で機械的にレベル判断するのではなく、保健医療の負荷の状況、社会経済活動の状況等を十分に勘案し、各都道府県において総合的に判断することとされました。また、都道府県が県民や事業者に対して強化宣言を発出し、協力要請、呼びかけを実施することが可能になる方針が国から示されたわけでありますけども、具体的な運用等に係る点については、11月21日の夕方に国の説明会が開催されました。現在、ご指摘のように県の新規感染者数は増加傾向にあるものの、即座にレベル3となるような状況にはないと考えておりますので、国からのそういった説明も踏まえまして、改めて今後の対応を検討していきたいと思っています。

副反応疑い報告について

記者: きのうの県議会でワクチンの接種後の死亡事例というのが105件あったという話が出たとのことです。先日愛知県で、ワクチン接種後に亡くなった女性の件について報道されまして、県としてワクチン接種を進めたいとお考えだと思いますが、やはりこういう数字が出ると県民の方は控えようかなという気持ちになるかと思います。改めて数字の持つ意味合いを知事の方からご説明いただけますでしょうか。

知事: 副反応の疑い報告は国の制度であり、ワクチン接種後に因果関係が不明な場合も含めて副反応と疑う事例について、医療機関が厚生労働省へ報告を行うものであります。収集されました報告は、厚生労働省の審議会で専門家による評価が行われます。死亡につきましては、全国でこれまで1,800件ほどありますけれども、情報不足等によりワクチンと死亡との因果関係が評価できない、とされたものがほとんどでありまして、ワクチンとの因果関係が認められたものはありません。県としては県民の方にワクチン接種の正しい情報をお知らせすることが重要でありまして、ワクチンの効果であるメリット、副反応などのデメリットの両面を正しく情報提供することが必要と考えておりまして、県ホームページでも「副反応疑い報告」についても紹介をしております。また県の大規模接種会場では、アナフィラキシーや死亡といった事例はありませんけれども、引き続き重い副反応が生じた際の緊急時の対応等について、万全を期してまいりたいと考えております。

対策強化宣言、医療非常事態宣言について

記者: 先程出た対策強化宣言と、また、その上の医療非常事態宣言についてお伺いしたいのですけれども、この2つの宣言について法的拘束力がないことと、都道府県の方で判断できるという2点特徴があると思うのですけれど、この2点について、知事の評価、どういうふうにされているか教えていただけますでしょうか。

知事: 強化宣言というのは、これまでBA.5の対応のときも出していましたけれども、皆さんにその警戒を強く呼びかけるというメッセージということだと思います。これを出したから、何か特別な、前あったようなさまざまな制限をお願いするということにはならないと思います。やはり非常に皆さん用心ください、用心のレベルをお一人お一人高めてくださいということを喚起するということだと思います。医療の非常事態宣言につきましても、われわれは常にコロナだけではなくてコロナと通常医療、両方を守っていく必要があると、そういったことを呼びかけているわけですから、今コロナがそれだけ増えているといったことに対して、お互い医療機関も、そして住民の皆さんも、お互いにそういう状況にあるということを意識していただくといった意味で非常に意味があると思っているところであります。

記者: 都道府県の方で判断できるということについては、利点もよくない点もあるのかもしれないですけれど、そのへんについてはどうでしょうか。

知事: これは国が、これまでのさまざまな経緯を踏まえて、われわれは全国知事会としてもさまざま要望してきましたので、今回、都道府県の単位でいろんな判断ができるといったことをしてくださった判断だったことは評価して、しっかりそれをうまく活用していきたいと考えています。

記者: コロナの話なのですけれども、まだそこまで切迫した状況にはないという、先程のお話だったのですけれども、やはり50%、全体の中で使用率が超えてきて、現状すぐに使える病床の使用率としてはもう70%近くなってくると、実際病院としては結構負担がもう高くなってきているのではないかということと、発熱外来がやはり受診しにくくなってきているという声が結構出てきているんですが、このあたりの受け止めどうでしょうか。

知事: これだけ患者が増えている状況にあっても、やはり、かつてのような皆さんが本当に緊張感走っている状況にはもうないですよね。それはやはりワクチンがそれだけ広がっているということが背景にあると同時に、今のこのオミクロン株はそれほど重症化しないというのは、広がっているということがあるからだと思います。ですから患者数がこれだけ増えていっても病床使用率もある程度高まってきても、そのへんは、われわれさまざまに対応できるような仕組みを作っていますので、それでしっかりと乗り越えていきたい、いけるものだと思っているところであります。そういったことをしっかり皆さんにお伝えしながら、いたずらに恐怖を持たれることもない、経済活動を活発化させているわけですから、インバウンドも平常通り戻っていますから、外国人の方もどんどん来られているという状況の中で、今更、さまざまな行動制限をかけて、元に戻ってということはできない。そういう中で、やはりさまざまな病気に非常に近い状況になってきているという、そういった受け止めの中で、お一人お一人が用心していくといったことを徹底していただきたいと思います。

新型コロナウイルスに関する年末年始に向けた呼び掛けについて

記者: 今後その年末年始に向けて、さらなるひっ迫を防ぐために、オンライン診療の拡充というのをだいぶ前から打ち出して、取り組んできておられると思うのですけれども、これまでの取組みの状況、成果と、今課題として考えていることで、年末年始に向けて医療機関含めて、一般の県民の皆さんにどういうことを呼び掛けていきたいか、改めて伺ってもよろしいでしょうか。

知事: オンライン診療というのは、コロナになる前はなかなか大変でした。テクノロジー的にはできるという判断であっても、やはりなかなか現場のお医者さんたちは、直接患者さんを見ないでそういったことをするということは、やはりそれは無理があるということをおっしゃる方が多かったわけでありますけども、しかし今コロナになって、もうそのようなことを言っていられないという状況になってきた。そういった中でオンライン診療というものがかなり前進したという、大きな変革が起きていると思います。そのような中でまたさらに、コロナとインフルエンザとの同時流行、こういったことを、われわれは用心しなければいけない状況があったときに、発熱される方、最初はどっちだか分からないわけです。その方たちが全部医療機関に押し寄せるともう医療機関はそれだけでもパニックになってしまいますから、なるべくそこにオンライン診療をまぜていくということは医療機関の皆さんを守るためにも、非常に重要な要素になっているわけです。だからこれだけ少しずつ広がってきたオンライン診療をこの際もっと徹底させていくといったことを、われわれも啓発、広報等をしていきたいと思っています。特に患者側からすれば、オンライン診療をやればいいと言っても、どうやればいいのと言っている方もたくさんいらっしゃると思いますので、そのあたりが具体的にもっともっと分かりやすくなるように、われわれもしっかりとそういったことの説明、広報といったものに力を入れていきたいと考えています。

対策強化宣言等のレベルの引き上げについて

記者: 対策強化宣言等のレベルの引き上げについて、先程は総合的な判断ということでしたが、年末に向けて自分の行動をどうしようかと考えていらっしゃる県民の方が多いと思いますので、見通しについて伺いたいのですけれども総合的判断の内容といいますか、どういう状況になったら県としてレベルを上げたり、対策強化宣言を出すという検討を具体的にしていくのか、このあたりの考え方について詳しく伺えればと思います。

知事: これは明確な数値基準といったものがあるわけではないです。総合的判断というのはまさに総合的に判断するといったことであり、病床のひっ迫具合や社会経済活動が、今どうなっているのかといったことなどさまざまな要素を総合的に考えていかなくてはいけないと思っています。だから、何回も言っていますけど、インバウンドはもう解禁されて外国人の方が普通に入ってきてらっしゃるという状況も判断の1つになります。その中で特別に何か、行動規制につながるようなことというのをやっていくのは、なかなか無理だと思うし、皆さんも、こんなに外国人がいっぱい来ている中で、何で俺たちだけにそのようななことを言うのだと、なかなか納得されないと思いますし、皆さんが納得されない行動制限をお願いするといったことは、決して良い結果にならないと思いますので、ですから、もうこの際、徹底用心という、これしかないと思います。改めて、手洗い、消毒の徹底とか、うがいをしっかりやっていただくとか、換気をやっていただくとか、それから喋るときにはマスクとか、人と接触するときには、密になるときにはマスク、そういったものを徹底していただくということ。これまでずっとやっていただいた基本的感染防止策を、改めてしっかりやってください、これしかないと思います。ちなみに、ベトナムに行ったらもうマスクはほとんどしてないです。マスクされている方もいらっしゃるのですけども、してない中で、われわれ日本のこのチームだけが、マスクしながらずっと動いているという状況ではありましたけども、そうは言っても、たくさんの皆さん、要人たちとも会談をしましたけども、部屋に入った瞬間向こうは誰もマスクしてない状況ですから、こっちだけはマスクして会談するわけにいかないので、マスク外してとなってしまいます。会食の場も実はあったのですけど、晩餐会とか昼食会もあったのですけど、やはり、そこで先方がマスクしないでやっていらっしゃるときにこちらだけマスク会食するわけにもいかないのです。ですからやはりそこはもう覚悟を決めて、ここはもうしょうがないと、こっち来たらもうそこへ合わせるしかないなということで、やりましたけど、正直私自身は若干不安がありました。でも帰ってきてから今のところ症状は何もないので、大丈夫かなと思っています。海外はそういう状況です。この間アメリカにも行きましたけど、アメリカでも、もう通常の病気という扱いになっているということです。何でだって言ったらみんなワクチンが広まっていますからっていうことで、コロナを特別扱いという感じから、既に脱しているのが海外の主な状況かなという中で、やはり、日本は中国ほどではないですけど、まだまだ、かなり特別扱いする意識が強い。だからその中で、だんだん出口に出ていく状況というものを、皆さんと共有しながら進んでいく流れを作っていかなければならないのかなと思っているところです。

知事のベトナム訪問結果について

記者: 最初のベトナムのお話の中で、ヘルスケア・ニューフロンティアの施策の件で、ベトナムと具体的に連携する作業に入りたいという話がありました。これはつまり、来年度予算で何か打ち出すということなのでしょうか。具体的にはどういうことなのでしょうか。

知事: 来年度予算でどこまで反映できるかというところまで具体には詰める時間はないと思います、今のところは。ただ、予算を伴わなくても、ある程度いろんなことは始められるのかなと思いました。正直びっくりしたのです。あれだけ、未病改善の話とかヘルスケア・ニューフロンティアの話が、あんなに関心を持って受けられるということ自体が、正直びっくりしたのですけども。それだったらもう、早く動いた方がいいということです。先程言った、ダナン市のトップだとか、ハノイ市のトップだとか、それから国家主席等々、その思いになってくださっているわけですから、早く動いた方がいいと思って、その具体策を早急に詰めておきたいと思っています。予算的な措置に関しては、その次のレベルだと思います。

記者: 年度中にという意味合いでしょうか。

知事: そうです。年度中にどこか目途を立てるとか、どんどん立てていきたいです。

記者: その関連ですけれども、なかなか国とのプランなので、実際に進めるとなったら、3月までに、すべてをやり切るっていうことは難しいと思うのですが、4月以降はいかがお考えでしょうか。

知事: またそこにきますね。基本のベースをしっかり作っておけば、後は、それなりに自然に流れていくというのは、当面はあると思います。誰がやろうと。

記者: ご自身で進めたいというお考えは。

知事: それはそれとしながらです。誰がやってもできるような基盤だけは作っておきたいと思います。

(以上)

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