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更新日:2025年7月16日

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写真で見る!「黒岩日記」 2025年7月16日

令和7年7月16日(水曜)知事の大韓民国及びWHO西太平洋地域事務局(WPRO)訪問(3日目:韓国)

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 本日はまず、ソウル市内において在韓国日本国大使館を訪問し、水嶋光一在韓国日本国特命全権大使と面会しました。水嶋大使からは、日韓関係の雰囲気が良くなっており、その理由として人と人との交流が増えていることがあると思う、といったお話がありました。私からは、未病コンセプトやヘルスケア・ニューフロンティアの様々な取組について説明を行い、また少子高齢化の問題などについて意見を交換しました。

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 その後、京畿道・水原(スウォン)市へ移動し、京畿道との友好提携35周年記念行事に出席しました。到着時には、現地の大学生が歓迎の合唱で出迎えてくれるなど、これまでの友好交流で得た絆を感じることができました。
 記念式典では、まず、金 東兗(キム・ドンヨン)京畿道知事と会談を行いました。私からは、これまでの友好交流における京畿道の協力に感謝を申し上げるとともに、未病を含む様々な分野において、今後も京畿道と連携・協力して実施していきた旨お伝えしました。また、キム知事からは、これまでの神奈川県との交流について評価いただくとともに、今後はこの友好交流の関係をより一層強化し、連携して様々な課題の解決に向けて取組んでいきたいと発言がありました。

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 会談に続いて、35周年の節目となる共同宣言に署名しました。共同宣言は、これまでの友好交流の取組を継続していくことに加え、未病、気候変動及び科学技術を活用した農業など、双方が連携・協力して実施していくべき事項を新たな取組として盛り込んだものとなりました。この共同宣言を礎に、引続き京畿道との交流を深めていきたいと思います。

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 その後の昼食会では、神奈川県が共生社会の実現に取り組んでいるということを受けて、障がい者の方達による演奏会がプログラムとしてご用意いただき、また、金知事から障がい者の方によるアート作品を贈られるなど、心のこもった熱烈な歓迎をいただきました。

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 記念式典の後は、水原市内の「光教(クァンギョ)バイオハブ」 を訪問しました。 同施設は、韓国のバイオ産業における人材育成と研究開発の支援を目的として、2024年に京畿道が開設した施設です。同施設のイ・ジョンソク・バイオ産業本部長のご案内により、施設内を視察しました。この施設は、バイオ系のスタートアップ企業を支援する施設ということで、そういった企業が様々な機器や設備を共有しながら研究・開発を行い、施設や企業間で連携しながら事業に取組んでおり、本県の未病産業の取組と軌を一にする取組が行われていると感じました。

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 その後、同施設に入居している企業等に対してライフサイエンスに関する講演を行い、本県のヘルスケア・ニューフロンティア政策などを紹介しました。今回の視察や講演でのやり取りを通じて、韓国と本県の取組には連携の可能性が大いにあると感じることができました。今後、この分野においても、より一層地域間の交流が促進されることを期待しています。

 明日は、韓国企業に対して、本県の投資環境や企業に対する支援策等を紹介する「神奈川投資セミナー」を開催する予定です。引続き韓国と本県の交流拡大が図れるよう取組んでいきたいと思います。

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