写真で見る!「黒岩日記」 > 写真で見る!「黒岩日記」-令和6年11月25日
更新日:2024年11月25日
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第22回ASEAN・日本社会保障ハイレベル会合が、川崎市殿町地区の川崎生命科学・環境研究センター(LiSE)で開催され、その開会式に出席しました。
本会合は、社会保障分野においてASEAN各国との協力を強化するとともに、当該分野における人材育成を図るために、国が毎年開催しているもので、ASEAN各国の社会福祉政策や保健政策等の行政官、さらにWHOなど国際機関の関係者などが集まりました。
この会合が県内で開催されるのは、平成30年の第16回会合以来であり、また、今回は「UHC※と『健康な社会づくり』の好循環」をテーマに、27日まで3日間にわたり開催される予定です。
※UHC(ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ):全ての人が適切な予防、治療、リハビリ等の保健医療サービスを、支払い可能な費用で受けられる状態
私からは、県が超高齢社会を乗り越えるために推進している取組としてヘルスケア・ニューフロンティア政策や未病コンセプトに基づく施策を紹介し、その取組を通して、WHOとの高齢化分野における連携やベトナム保健省とのヘルスケア分野に関する覚書を今月締結したことなどを紹介しました。
会合では、私が出席した開会式に引き続き、各機関からの取組発表やディスカッションが続きました。そのうち、WHO西太平洋地域事務局からの発表では、健康と病気の概念を示すための赤と白のグラデーションモデルを用いた説明があったとのことで、本県の取組が海外でも受け入れられることを改めて実感しました。
国やASEAN各国がめざすUHCの実現は、様々な機関と連携・協働して取り組むことが重要であり、本県も国等の動向を見据えながら、「いのち輝く」社会の実現に向けて、多くの方々と連携して取り組んでまいります。
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