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第9号(平成26年2月20日発行)
神奈川県衛生研究所
 
神奈川県 インフルエンザ情報 (9)

第7週(2/10~2/16)のインフルエンザ患者報告数は9962人(前週13060人)、定点当たり報告数は29.65(前週39.22)であり、前週と比較し減少しましたが、感染症発生動向調査における警報レベルが続いています。インフルエンザは感染している人の咳やくしゃみ、つばなどの飛沫を吸い込むことで感染します。予防のために、うがい・手洗いの励行、マスクの着用をし、咳やくしゃみが出るときは人にかからないように咳エチケットなどを心掛けましょう。人が多く集まる場所には注意しましょう。


 

インフルエンザは、県内345ヶ所のインフルエンザ定点の医療機関から毎週報告されています。今週報告のあった医療機関は、神奈川県336ヶ所(県域116ヶ所、横浜市143ヶ所、川崎市54ヶ所、相模原市23ヶ所)でした。定点当たり報告数とは、その週の報告数を報告医療機関数で割った値であり、1定点医療機関当たりのインフルエンザの報告数をあらわしています。


○ 神奈川県のインフルエンザ報告数

 第7週の患者報告数は9962人、定点当たり報告数は29.65と前週(定点当たり報告数39.22)よりも減少しています。例年1月から2月にかけて報告数がピークになりますので、発生動向に注意しましょう。

 
○ 保健所管内別報告数

 第7週は、厚木(52.06)、平塚(43.18)、茅ヶ崎(42.36)、大和(34.64)保健福祉事務所管内及び相模原市(34.00)、川崎市(30.20)で特に定点当たり報告数が多くなっています。

 

第6週(2/3-2/9)

 
第7週(2/10-2/16)
 
○ 年齢群別の累積報告状況(神奈川県・2014年第1週~第7週)

 第1週から第7週の年齢群別の累積報告では、5~9歳が37%、10~14歳が19%、0~4歳が17%となり、14歳以下で73%を占めています。

 
○ インフルエンザ様疾患による学級閉鎖数および欠席者数(神奈川県・2013年第36週~2014年第6週)
※集計日が他のデータと異なるため第6週までの数値となります。
※幼稚園は保育所を含めた数値、その他は高等学校を含めた数値となっています。しています。
 
第6週は、前週と比較してインフルエンザ様疾患による学級閉鎖・欠席者はいずれも減少しています。

 
○ インフルエンザウイルスの検出状況(神奈川県・2013年第36週~2014年第7週)

 昨シーズンはA/H3型が主流でしたが、今シーズンはA/H1pdm09、A/H3型、B型が混在した形で検出されています。神奈川県では、全国と比較してA/H3型の検出割合が低く、B型の検出割合が高くなっています。

 
○ 神奈川県衛生研究所におけるインフルエンザウイルスの検出状況(微生物部)
 2013年1月~2014年1月では、AH3型、次いでB型が多く検出されています。
 
 
< 参考リンク >
  インフルエンザが流行しはじめました(神奈川県衛生研究所)
< 全国のインフルエンザ情報>
  ○ インフルエンザ流行レベルマップ(国立感染症研究所感染症情報センター)
  ○ インフルエンザに関する報道発表資料(厚生労働省ホームページ)
<インフルエンザに関すること>
  ○ 平成25年度今冬のインフルエンザ総合対策について(厚生労働省ホームページ)
  ○ インフルエンザ対策(厚生労働省ホームページ)
  ○ インフルエンザとは(国立感染症研究所感染症情報センターホームページ)
  ○ インフルエンザ様疾患発生報告(学校欠席者数)(国立感染症研究所感染症情報センターホームページ)


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