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第4号(平成26年1月16日発行)
神奈川県衛生研究所
 
神奈川県 インフルエンザ情報 (4)

第2週(1/6~1/12)のインフルエンザ患者報告数は1654人、定点当たり報告数は5.10でした。インフルエンザは感染している人の咳やくしゃみ、つばなどの飛沫を吸い込むことで感染します。予防のために、うがい・手洗いの励行、マスクの着用をし、咳やくしゃみが出るときは人にかからないように咳エチケットなどを心掛けましょう。人が多く集まる場所には注意しましょう。


 

インフルエンザは、県内345ヶ所のインフルエンザ定点の医療機関から毎週報告されています。今週報告のあった医療機関は、神奈川県324ヶ所(県域114ヶ所、横浜市134ヶ所、川崎市54ヶ所、相模原市22ヶ所)でした。定点当たり報告数とは、その週の報告数を報告医療機関数で割った値であり、1定点医療機関当たりのインフルエンザの報告数をあらわしています。


○ 神奈川県のインフルエンザ報告数

第2週の患者報告数は1654人、定点当たり報告数は5.10と前週(定点当たり報告数0.72)よりも増加しています。例年1月から2月にかけて報告数がピークになりますので、今後の発生動向に注意しましょう。

 
○ 保健所管内別報告数

第2週においては、厚木(9.12)、大和(6.64)、茅ヶ崎(5.82)保健福祉事務所管内および横浜市(5.63)で定点当たり報告数が多くなっています。

 

第1週(12/30-1/5)

 
第2週(1/6-1/12)
 
○ 年齢群別の累積報告状況(神奈川県・2014年第1週~第2週)

第1週から第2週の年齢群別の累積報告では、5~9歳が23%、0~4歳が20%となり、10歳以下で43%を占めています。 

 
○ インフルエンザ様疾患による学級閉鎖数および欠席者数(神奈川県・2013年36週~2014年1週)
※集計日が他のデータと異なるため第1週までの数値となります。
※幼稚園は、保育所を含めた数値となっています。
 
第52週および第1週は多くの施設で冬期休暇となっており、インフルエンザ様疾患による学級閉鎖・欠席者はいずれもありませんでした。

 
○ インフルエンザウイルスの検出状況(神奈川県・2013年36週~2014年2週)

昨シーズンはA/H3型が主流でしたが、今シーズンはA/H1pdm09、A/H3型、B型がいずれも同程度の割合で検出されています。

 
○ 神奈川県衛生研究所におけるインフルエンザウイルスの検出状況(微生物部)
2013年1~11月では、AH3型、次いでB型が多く検出されています。
 
 
< 参考リンク >
  インフルエンザが流行しはじめました(神奈川県衛生研究所)
< 全国のインフルエンザ情報>
  ○ インフルエンザ流行レベルマップ(国立感染症研究所感染症情報センター)
  ○ インフルエンザに関する報道発表資料(厚生労働省ホームページ)
<インフルエンザに関すること>
  ○ 平成25年度今冬のインフルエンザ総合対策について(厚生労働省ホームページ)
  ○ インフルエンザ対策(厚生労働省ホームページ)
  ○ インフルエンザとは(国立感染症研究所感染症情報センターホームページ)
  ○ インフルエンザ様疾患発生報告(学校欠席者数)(国立感染症研究所感染症情報センターホームページ)


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