平成27年5月7日発行
神奈川県 伝染性紅斑感染症情報(1)
伝染性紅斑は、ヒトパルボウイルスB19による感染症で、毎年春から夏にかけて報告数が多くなる傾向があります。軽いかぜ症状に続いて、頬が赤くなったり、手足に網目状の発疹などが見られます。一般的には「リンゴ病」と呼ばれますが、頬が赤くなるときには感染力はほとんどなくなっています。予防接種はありませんが、手洗い、うがい、咳エチケットを心がけましょう。伝染性紅班の定点あたりの報告数が増加しており、大きな流行の発生が疑われています。今後も発生動向に注意が必要です。
伝染性紅斑の報告数は、小児科定点として定められた医療機関(神奈川県内215ヵ所)からの報告をもとに毎週集計しています。定点当たり報告数とは、その週の報告数を報告医療機関数で割った値であり、1定点医療機関当たりの伝染性紅斑の報告数をあらわしています。
- 年別・週別報告数の状況
神奈川県では2014年秋ごろより定点あたりの報告数の増加傾向がみられています。
- 保健所別発生状況
第15週から第17週で、小田原保健福祉事務所管内、平塚保健福祉事務所秦野センター管内、藤沢市、横須賀市、厚木健福祉事務所大和センター管内、鎌倉保健福祉事務所管内、厚木健福祉事務所管内で定点あたりの報告数が多くなっています。
第17週は、小田原保健福祉事務所管内(4.17)、平塚保健福祉事務所秦野センター管内(3.83)、藤沢市(2.89)、横須賀市(2.33)、厚木健福祉事務所大和センター管内(2.00)で警報レベル(2)を超えています。県域で報告数が多くなっています。
藤沢市(2.89)、横須賀市(2.33)、厚木健福祉事務所大和センター管内(2.00)で警報レベル(2)を超えています。県域で報告数が多くなっています。
- 年齢群別累積報告数の状況
年齢群別では、4~9歳が全体の74.3%を占めています。