保護者への啓発

家庭内ルールの設定について

インターネットの利用は、子どもの成長段階によって徐々に慣れていく必要があります。この際に重要となるのは、発達段階に応じて家庭内でスマートフォン等の利用に関するルールを作ることです。家庭内ルールの例には以下のようなものがあります。

  • 利用時間に関するルール(利用は夜○○時まで)
  • 利用場所に関するルール(リビングのみで利用可能)
  • フィルタリングに関するルール(初期設定でフィルタリングを確認する)
  • 利用サービスに関するルール(利用するSNSは○○だけ)
  • 利用サービスの設定に関するルール(動画共有サイト等でセーフサーチ設定を行う)
  • SNSの友人設定に関するルール(保護者のアカウントを必ずフォローする)

フィルタリングの設定について

フィルタリングとは、子ども等がインターネットを利用する際に、有害なWebサイトを表示することができないようにする機能のことです。フィルタリングの種類には、利用可能なWebサイトのみを事前に登録しておく「ホワイトリスト方式」、利用ができないWebサイトを事前に登録しておく「ブラックリスト方式」があります。また、高度なフィルタリングとしては、第三者機関による安全性から判断する「レイティング方式」やWebページに記載されている内容から判断を行う「動的コンテンツフィルタリング」等もあります。
フィルタリングはスマートフォンのみではなく、インターネットに接続可能なゲーム機でも設定することができるものもありますので、インターネットに接続ができる機器は設定可能か確認してください。また、インターネットで提供されるサービス(動画共有サイト等)では有害コンテンツを検索結果に表示しないセーフサーチ設定などの機能もあります。