児童・生徒への啓発

メールや書き込みに関する注意点

他人を傷つけるようなメールや書き込みは行わないようにしましょう。明確な誹謗中傷に関する書き込みは、インターネットに接続する際に記録が残るIPアドレス等から、誰が書き込んだかを調べることもできます。また、インターネット上では、対面ではなく文字のみのコミュニケーションとなるために、普段よりもトラブルが起こることが多いため注意が必要です。

個人情報に関する注意点

インターネット上に書き込んだ情報から個人が特定されることもあります。個人が特定されることで、不要なトラブルに巻き込まれることもありますので、インターネット上に掲載する情報には注意しましょう。個人情報が含まれていないと思っていても、掲載している情報の中に個人情報が含まれることがあります。代表的なものは写真等の画像で、位置情報機能をONにしているスマートフォンで撮影した写真は緯度や経度の情報が含まれていることもありますので、撮影場所の特定に繋がり、ここから撮影者が特定されることもあります。

SNSに関する注意点

SNSを利用する際は、書き込んだ情報がどの範囲で公開されるかを把握しておきましょう。サービスの種類によっては、友人のみが見ることが可能等の公開範囲に関する設定ができることもあります。不特定多数の人が見ることができるような場合は、掲載する内容に注意してください。

盗撮に関する注意点

わいせつ目的での盗撮は、都道府県の迷惑防止条例で禁止されています。盗撮行為の他、盗撮目的でのカメラの設置についても条例内で禁止されています。また、盗撮の目的ではなくても、他人の写真を勝手に撮ることやその画像をインターネットに掲載することは肖像権の侵害となることがあります。肖像権とはプライバシー権に類似する権利であり、他人がどこで何かしていたかなどの特定に繋がるような写真をインターネットで公開した際などに権利の侵害が発生します。このため、他人が写り込んでいる写真をインターネットには掲載しないようにしましょう。