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ふるさとの生活技術指導士に新たに2名が仲間入り

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平成30年度ふるさとの生活技術指導士認定証交付式及び交流会を、平成31年1月31日に万国橋会議センターで開催しました。平成30年度は、新たに2名が認定されました。

生活技術指導士認定証交付式 生活技術指導士認定証交付式

都市農業振興に期待

県では、農家や農村地域に受け継がれてきた生活技術を伝承している方を「ふるさとの生活技術指導士」として認定しています。郷土に伝わる生活文化の継承活動を通して広く県民との交流を図り、都市農業の理解や振興を目指しており、これまでに323名(平成30年3月現在)の方が認定されています。学校をはじめ自治会、町内会などで地域の農作物を生かした郷土食や野菜・果実の加工といった講習などを通じて、地域交流による都市農業の振興などを担っています。

生活技術の伝承に意欲

今年度新たにに認定されたのは、横浜市青葉区の寺家で味噌づくり指導などを行う萩原裕子さんと、野菜甘酢漬けなどの加工技術を持つ平塚市の菅沼春子さん。菅沼さんは野菜の無駄をなくすため、不揃いの野菜などを漬物に活用し、JAの直売所などで販売しています。「塩分の濃度など分からないことも多かったのですが、今は野菜のうまみを生かすため、減塩を大切にした加工品を作っています。名誉ある指導士の認定をいただいたので、ますます活動の場を広げていこうと思います」とあいさつしました。

生活技術の伝承に意欲 生活技術の伝承に意欲

先進的な活動の事例発表に傾聴

交付式の後には、ふるさとの生活技術指導士の交流会を開催しました。新規認定者の萩原さんと菅沼さんの紹介に続いて、制度が始まった平成9年度に認定を受けた相模原市の小俣シゲ子さんによる事例発表が行われました。小俣さんは、平成16年に地域の認定者同士で立ち上げた「ひまわり会」の取り組みなどについて、スライドを交えながら紹介。保育園で行う野菜に関する出前授業や、小学生向けの農業体験学習などで、子どもたちが野菜に関心を持ってくれることがやりがいといいます。

小俣さんは「ふるさとの生活技術指導士としての活動が、私の元気につながっています。人に教えることの難しさを実感することもありますが、気持ちを込めて接すれば思いは伝わるはず」と参加者にエールを贈りました。
新たに認定された萩原さんは「小俣さんのお話を聞いて、もっと勉強していかなければいけないと感じた」と意気込みを語っていました。

先進的な活動の事例発表に傾聴の写真 先進的な活動の事例発表に傾聴の写真

和やかに座談会

事例発表のあとは、参加者全員が3グループに分かれて座談会を開きました。認定された技術のレシピをお互いに細かに聞きながら、「野菜の切り方をこうすると子どもが食べやすい」など、活発に情報交換を行っていました。日頃顔を合わせる機会の少ない他地域の指導士の方々が、それぞれの活動状況や課題などについて、和やかな雰囲気で意見を交わしていました。

和やかに座談会の写真 和やかに座談会の写真
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