マッチングアプリ体験インタビュー

お互いが補い合える、かけがえのない存在との出会い

神奈川県内在住のKご夫妻(共に30代)は、2019年にマッチングアプリ『タップル』で出会い、8ヶ月のお付き合いを経て2020年にご結婚されました。2023年には待望の第一子も生まれ、今では幸せいっぱいの3人家族です。お二人がマッチングアプリを利用して、どのように出会い、結婚に至ったのかを伺いました。

恋カナ!:お二人が結婚をされる前は、どのような結婚観で、どのような婚活をされていましたか?

:妻と出会う少し前に、当時5年間ぐらい付き合っていた女性と別れたんです。その時、私は30歳を超えていて、また今から新しい出会いを探すのも結構大変だなと思っていました。それで何が一番いいのだろうと友達に相談したら、マッチングアプリを勧められました。結婚観としては、料理上手で趣味や価値観が合う人。例え趣味が違っても、それが分かり合える人がいいなと思っていました。

:私は27歳で離婚した経験があるので、30歳までに結婚したいと思っていました。前回の失敗した経験から、次は一人暮らしの経験があって、家事ができる男性がいいと思っていました。婚活としては、婚活パーティーに行ったりしていましたが、マッチングアプリをメインに使うようになっていました。

恋カナ!:お二人は『タップル』で出会ったわけですが、どのようなきっかけだったのですか?

:『タップル』の機能の中で「おでかけ機能」という掲示板みたいなものがあって、そこで「今日、夕ご飯に一緒に行ける人はいますか?」という彼の投稿にリアクションしたのがきっかけです。
実はマッチングした後、結構面倒なのが会う日時や場所を決めていくことだったりするんです。当時、私は土日が仕事だったので、相手と予定を合わせるのが結構大変でした。

:その日に予定が合う人とスムーズに会う約束ができるので、「おでかけ機能」は便利でしたね。

恋カナ!:それが事実上お二人の初デートになるわけですね。実際に会った時のお互いの印象はどうでしたか?

:プロフィール写真と違うこともなく、「いいね!」と思いました。

:私もそうですね。写真のままだと思いました。

恋カナ!:では、この人とだったら、また会ってもいいかなという感じでしたか?

:最初に会った時は、そこまでは思わなかったですね。その日、食事をするつもりだったお店が、行ってみたらまだ営業時間前だったんです。それでどうしようかとなった時に、ちょうど「アラジン」の実写版が上映され始めた時だったので、映画を見に行くことになりました。その時のノリとフットワークの軽さがよかったですね。
映画の後は、映画の感想と当時の仕事がお互い似た業種だったこともあり、共通の話題で盛り上がれたのもよかったです。当時の私の仕事をなかなか理解してくれる人がいなかったので、それを「あの仕事は大変だよね」ってわかってくれたのが、彼が初めてで!それがとてもうれしかったです。ちょうどお互い翌日も休みだったこともあり、その勢いで翌日もデートをしました。

恋カナ!:お付き合いしようという意思表示はいつ頃、どちらからでしたか?

:彼は、最初から「付き合わない?」って言ってくれていました。

:普段あまり積極的な方ではないのですが、その時はなんだか積極的になっていましたね(笑)。

恋カナ!:奥様と会って「この方とお付き合いしたい」と思えたから、そんな気持ちになったわけですね。奥様はまだ返事をしていなかったのですか?

:慎重になっていました。それで条件を出したんです(笑)。私は自分の名前にちなんだ語呂の日に籍を入れたいという願望をずっと抱いていました。だから来年のその日に籍を入れたいので、それを了承してくれるのであれば付き合います、と伝えました。

恋カナ!:そうなのですか!それをご主人がOKしたら、もうそこで婚約成立みたいなものですよね(笑)。でも、その条件は奥様の中で「この人で決まり!」という気持ちがなければ言えないですよね?

:次に付き合う人とは結婚したいと思っていたのと、最初にこれだけ真剣さを伝えておけば、遊びの人は逃げていくと思ったんです。彼はその条件に立ち向かってきてくれました(笑)。

:もともと私も結婚する目的でアプリを使い始めたし、逆にそのスピード感が、自分の中でちょうどはまった感じでした。

恋カナ!:マッチングアプリでの出会いは、展開が早いですね!

:お互い結婚したいという目的でアプリを使っていたからだと思います。一人暮らし経験があって家事ができる人という条件も、彼はクリアしていましたし(笑)。

恋カナ!:お付き合いをしていく中で、結婚の決め手になったのはなんですか?

:胃袋を掴まれましたね。私も以前飲食店に勤めていたので、アメリカンやイタリアン料理は作るのですが、彼女は和食が得意なところがいいと思いました。
あとは彼女の柔らかな雰囲気や気を遣うこともなく自然体でいられること、会話で無言になっても苦じゃない。すごくフィーリングがあったのだと思います。

:本当に相性がよくて良かったと思います。私は、彼の優しいところと家事ができるところですね。私は料理が得意ですが、掃除洗濯が苦手なんです。でも 、彼はそんな私をフォローしてくれて、しかも丁寧にやってくれるので任せられる。もう、それがすばらしくて(笑)。

恋カナ!:自分にないものは相手が補ってくれるのですね。とても相性のいいお相手と出会えたようですが、マッチングアプリを利用する時、不安なことはありませんでしたか?

:最初は相手をどう見極めたらいいのか不安でしたね。失敗したこともあります(苦笑)。でも、そこから自分でも見る目を養って、プロフィールの自己紹介文が「よろしく!」とか短い場合は、この人は真剣に相手を探していないなと判断して、自己紹介文をちゃんと書いている人を探すようになりました。

:私も自己紹介文を重視しましたね。何が好きで、何が趣味なのか、自分のことをちゃんと書いてくれている人の方が真剣さを感じました。

:プロフィールを見るときに意識していたのが、男性でプロフィール写真を上半身裸で自分のスタイルをすごくアピールしている写真だったり、自撮り写真をすごく加工しているのは、使いまわしている感じがして避けていましたね。
主人の場合は、居酒屋で飲んでいる時に友達がふいに撮ったような写真で、すごく自然でした。用意周到さがなく、慣れてない感じが良かったです。

恋カナ!:お二人はアプリで幸せを掴んだわけですが、一方で、アプリで失敗しちゃう人もいますよね。自分自身で気をつけたことはありますか?

:最初のデートを夜遅めの時間に設定してくる人は要注意ですね。別の目的の可能性がかなり高いと思います。

:自分が送ったメッセージに対しての返事があまりにも完結的で、やりとりが続かない人は見極めましたね。そもそも結婚が目的なのに、最初の段階でそんな状態だったら絶対にフィーリングも合わないですよ。

恋カナ!:マッチングアプリで婚活をするメリットは、どんなところだと思いますか?

:自分にマッチする人と、比較的短期間で効率よく出会えることですね。

恋カナ!:これからアプリを利用しようとしている方たちに、アドバイスをするとしたらどんなことですか?

:見極めには気をつけてほしいなと思います。思ったより誠実じゃない人って多いし。でも、そこをうまく見極めることができれば、アプリって素晴らしいツールだと思います。仮に失敗をしても、たまたま良くない人に出会っただけと割り切って、諦めないでほしいですね。

:まずは、飾らないことと清潔感が大事ということですね。あとはありのままの自分を受け入れてもらえるように、無理に背伸びをしないこと。最初から自分を高く設定しちゃうと、あとが大変になるので。

恋カナ!:今後、お二人はどんな夫婦でいたいと思いますか?

:もうすぐ結婚してから4年ですが、出会った頃と変わらず穏やかに過ごせているので、引き続き、仲良く歳を重ねていけたらいいなと思います。もう一人ぐらい子どもが欲しいですね。

:そうですね。描いていた結婚の理想図に対して、ここまで順調に来ていると思います。

恋カナ!:本当に“マッチ”する人と出会えたのですね!マッチングアプリを使って良かったと思いますか?

:はい、もちろん!でなければ、主人に出会えなかったと思っています。

お二人は結婚に対する真剣度や結婚したい時期がちょうど合っていたことが、マッチングアプリで出会ってから良い関係を築いていくのに、大きな後押しになったようですね。また、自分に無いものは相手が持っていて、お互いがそれぞれを補い合えているところも素敵です。ちょうどパズルのピースがぴったりとはまって、思い描いていた結婚の理想図を完成させつつあるお二人。お子さんも生まれ、穏やかで温かい雰囲気に包まれた幸せいっぱいのご家族でした。これからも末長くお幸せに!

ページの
先頭へ戻る