恋カナ

マッチングアプリでの最初のメッセージ

マッチングアプリは、出会いのきっかけとして広く利用されており、こども家庭庁が令和6年11月に発表したデータ(こども家庭庁「令和6年度『若者のライフデザインや出会いに関する意識調査』」)によると、40歳未満の既婚者に「配偶者と出会った場所・機会」について調査したところ、全回答の¼にあたる、25.1%がマッチングアプリと答えました。

そんな、出会い方の一つとして身近になってきているマッチングアプリですが、気になる相手とマッチングした後にどのようなメッセージを送るべきか悩む方も少なくありません。

本記事では、マッチングアプリ利用者男女へのアンケート結果をもとに、解説します。

調査方法①:インターネットアンケート
アンケート母数:計226人(男性:53人 女性:173人 年齢:19歳~69歳)
実施日:2025年10月24日~30日
調査会社:株式会社ネクストレベル

調査方法②:インターネットアンケート
アンケート母数:計200人(男性:54人 女性:146人 年齢:21歳~56歳)
実施日:2025年10月24日~28日
調査会社:株式会社ネクストレベル

まず、マッチングアプリ利用者226人を対象に「最初に送るメッセージに悩んだことはありますか」とアンケートを行ったところ、80.5%が『はい』と回答しており、多くの人が最初のメッセージで迷っていることがわかります。(調査方法①)

 

マッチングアプリで最初に送るメッセージに悩んだことはありますか

はい:80.5%
いいえ:19.5%

第一印象が良い最初のメッセージの特徴

次に、「第一印象が良い最初のメッセージの特徴」(複数選択可能)について、いくつかの傾向が明らかになりました。(調査方法①)

「最初にマッチングのお礼を伝えている」という回答が152人で一番多く、相手への感謝や礼儀を示すことが第一印象において重要であることがわかります。

次に多かったのは「プロフィールをしっかり読み込んだことが伝わる質問」で128人という結果となり、相手の情報を理解し関心を持っていることを示すことで、親近感や誠実さが伝わると考えられます。

回答者からは、「プロフィールに目を通した上で質問してくれると、関心を持ってくれていることが伝わる」「お礼があることで誠実な印象を受ける」といった声が多く挙げられました。

また、「短すぎず、長すぎない(2~3行程度)」94人、「質問文でメッセージが終わっている」81人、「共通の話題が入っている」71人といった特徴も挙げられ、内容が簡潔で読みやすく、相手が返信しやすい構成になっていることが好印象につながる傾向が見られました。

「マッチングありがとう!よろしく」のように、短すぎるメッセージでは軽い印象を与えやすく、長すぎるメッセージでは負担に感じられることがあるため、適切な分量(2〜3行程度)に収めることがポイントといえます。

回答者からは、「短い文章だと冷たく見え、長すぎる文章は重たい印象」「質問文で締めくくられていると返信しやすい」といった声が多く挙げられました。

この結果から読み取れることは、第一印象の良いメッセージは、感謝や誠実さを示しつつ、相手に関心を持った質問を盛り込み、読みやすく返信しやすい構成になっているという点です。

特に、共通の話題やプロフィールに触れる内容は、安心感や親近感を生み、会話を自然に続けやすくする効果があると考えられます。初回のメッセージにおいては、こうした要素を意識することで、相手に良い印象を与え、やり取りをスムーズに始めることができます。

避けたほうがよいメッセージの特徴

次に、「第一印象が良くない最初のメッセージの特徴」(複数選択可能)についてまとめました。(調査方法①)

初回のメッセージは、その後のやり取りや関係性に大きく影響するため、どのような内容が避けられやすいかを知ることはとても重要です。

アンケートの結果では、最も多く挙げられたのは「文章が短すぎるメッセージ」145人、たとえば「こんにちは!」だけで終わるものです。

これに続いて、「タメ口で話す」127人、「質問文がなく会話が続けづらい(例:『マッチングありがとう!よろしく』)」123人、といった特徴も指摘されました。これらの傾向から、短すぎる、相手への配慮が欠けている、会話を広げる工夫がないメッセージは、初対面の印象を損ねやすいことがわかります。

特に、短文のメッセージは、相手への関心が少ないと感じられる可能性があり、誠実さが十分に伝わりません。タメ口は相手との距離感によって軽率な印象を与えやすく、質問が含まれない文章は返信のきっかけがなく、やり取りが途切れるリスクがあります。

実際の回答者からも、「文章が短すぎると情報量が不足して返信に迷う」「短文やタメ口だと軽く見られている印象を受ける」「質問が含まれていないと、相手が自分に関心を持っていないと感じる」といった意見が多く挙げられました。

「長文メッセージ」52人も印象が良くない初回メッセージとして挙げられましたが、他のNG項目に比べると割合は少ないです。
しかし長文メッセージは、内容が密になりすぎると相手に負担や圧迫感を与えやすく、返信のハードルが上がる可能性があります。また、文章が長すぎると重要なポイントが埋もれ、相手がどこに返信すればよいか迷ってしまうことも考えられます。
実際の回答者からは、「長文のメッセージが突然届くと、どのように返せばよいか迷ってしまう」「長文には長文で返さなければならないと感じてしまう」といった意見が多く見られました。
そのため、初回のメッセージでは、誠実さや関心を示しつつも、簡潔にまとめることが望ましいでしょう。

例文

マッチング後の初回メッセージの例をいくつかご用意しました。メッセージ内容に迷った際は、以下のテンプレートをそのままコピーしてご活用ください。

・「初めまして、○○です。マッチングありがとうございます!自分も映画が好きなので、プロフィールを拝見して嬉しかったです。最近観たおすすめの映画はありますか?」

・「はじめまして、○○と申します。マッチングありがとうございます!プロフィールに旅行好きと書かれていましたね。最近行った場所で特に印象に残っているところはどこですか?」

・「はじめまして、○○と申します。マッチングありがとうございます!自分もお酒好きなので、写真のワイン、とても気になります。どんな種類が好きですか?」

・「初めまして、○○です。マッチングありがとうございます!写真の猫、かわいいですね。飼っている猫ですか?」

・「初めまして、○○です。マッチングありがとうございます!プロフィールに共通の趣味があって嬉しいです。○○の趣味はいつから始めたんですか?」

話題の選び方

最後に、マッチング後のやり取りの進め方について解説します。

マッチング後のゴールは、相手と実際に会うことです。そのため、デートに向けて気をつけたいポイントを、次の2つにまとめてご紹介します。

・デートに向けてどのようなメッセージを送るか
・メッセージで避けたほうがよい話題

デートに向けてどのようなメッセージを送るか

マッチングアプリ利用者200人を対象に、「マッチング後にどのようなメッセージを好んで送っているか」というアンケート(複数選択可能)を実施(調査方法②)したところ、最も多かったのは「共通の趣味や話題」154人であり、次いで「好きな食べ物・行ってみたいお店」96人、「休日の過ごし方」 81人、「価値観や考え方をさりげなく共有できる話題」65人、「最近の出来事やポジティブな話題」25人と続きました。

特に共通の趣味や話題は親近感を生みやすく、会話が途切れにくい特徴があります。そのため、初めてのやり取りでも自然にメッセージを続けやすく、相手に安心感や信頼感を与えることができます。

また、「好きな食べ物・行ってみたいお店」に関する話題も人気でした。これは具体性があるため、相手が話しやすく、質問や感想を返しやすいという利点があります。さらに、相手の興味や関心に合わせて話題を選ぶことで、自然に会話が盛り上がりやすくなります。

一方、共通点が少ない話題や抽象的すぎる内容は、会話が続きにくく、返信が途切れがちになる傾向があります。したがって、マッチング後のメッセージでは、相手が共感・興味を示しやすい話題を選ぶことがやり取りを円滑に進めるポイントだと考えられます。

メッセージで避けたほうがよい話題

逆に、メッセージ上で「デートに行きたくない」(複数選択可能)と感じる可能性のある内容についてまとめました。

結果は、「ネガティブ・愚痴系の話題」が134人と一番多く、次いで「宗教・政治などの価値観が分かれる話題」110人、「個人情報・プライベートに深く踏み込む話題」80人、「お金・収入・資産に関する話題」72人、「容姿や体型に関する話題」72人、と続きました。

一見「そんな話題は避けるのが当然」と思われる方もいるかもしれませんが、無意識に尋ねてしまうケースも少なくありません。

例えば、「最寄り駅はどこですか?」など、一見気軽に聞けそうな内容でも、受け取り方によっては個人情報に深く踏み込みすぎていると感じられる場合があります。

特にアンケートで上位に挙がった話題について、注意が必要です。

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