【報告】令和6年度「ジェンダー平等×ミライガイダンス」@横浜市立泉が丘中学校
横浜市立泉が丘中学校で実施した「ジェンダー平等×ミライガイダンス」の報告です。
横浜市立泉が丘中学校でジェンダー平等×ミライガイダンスを実施しました。
日程 |
令和6年11月28日(木曜日)13時20分から14時20分 |
内容
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<講師>
○「D&Iかながわメンバーズ」企業等から派遣
蓮見 朱加 氏
・神奈川新聞社 経営戦略本部 DEI推進室員兼総務局人事労務部員
○NPO法人日本女性技術者科学者ネットワーク(JNWES)から派遣
鈴木 紫織 氏
・ コニカミノルタ株式会社 化成品事業部 材料要素技術センター
【講義資料】
「私が理系を選んだ理由」
※講師の資料は、かなテラス「資料・交流コーナー」で閲覧することができます。
「資料・交流コーナー」の詳細はこちら
<概要>
- 進路学習の一環として実施しました。
- 体育館での対面形式で講義をしていただきました。
- 神奈川新聞社 経営戦略本部 DEI推進室員兼総務局人事労務部員の蓮見氏は、前半に神奈川新聞社の歴史と、業務内容、また動画を用いて新聞記者の仕事内容について紹介されました。また、実際に蓮見氏が取材した記事も紹介いただきました。後半では、新聞社には女性記者がとても少ないというデータとその理由について解説し、自身の職務であるDEI推進の取組みについて紹介しました。学生時代の取組みとして、海外旅行に挑戦したエピソードをお話しされ、最後にリンダ・グラットン氏の著書より引用したメッセージを中学生に伝えました。
- コニカミノルタ株式会社 化成品事業部 材料要素技術センター 鈴木氏は、最初に自身の経歴について紹介され、大人になった今も様々な趣味の活動に精力的に取り組んでいることをお話しされました。前半では中学生の身近にあるコニカミノルタ株式会社の製品や取組み、化成品事業部の事業内容について説明されました。後半では自身が理系に興味をもったきっかけとして、中高生時代は勉強が苦手で部活動に全力を注いでいたが、高校での化学の実験が楽しかったことだと話されました。最後に、「好きなこと、興味があるものをみつけたらチャレンジしてみてください。」と伝え、チャレンジしたことは、人生の思わぬところで役立つことがあります、とまとめました。
 
 
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対象 |
横浜市立泉が丘中学校 1~3年生 440人 |
会場 |
横浜市立泉が丘中学校 体育館 |
参加者の声 |
【講座終了後の生徒アンケートより抜粋、一部加工。】
- 社会の授業で「男女共同参画社会基本法」を学びましたが、実際にどのくらい男女平等に近づいているかまでは分かっていなかったため、就職の上での男女差などの実態を知ることができて貴重な体験になりました。
- 将来のことはあまり難しく考えるのではなく、自分の好きなことを好きにやればよいと分かりました。女性らしく、男性らしく、ということにとらわれるのではなく、本当にやりたいことをやればよいと分かりました。
- 周りの意見や性別の壁に押されず、自身の夢となりたかったものを貫いている姿がかっこよかったです。私は他人の意見や空気に流されてしまいがちなので、すごく羨ましくなりました。私もお二人のように自分を貫ける人になりたいと心から思いました。
- 実体験を話してくださったので、自分だったらどうするだろう、などの想像がしやすかったです。非常に分かりやすく、自分事としてとらえることができました。貴重な時間をありがとうございました。
- 自分は部活のバレーが好きで、部活にしか興味がなかったけど、今日のお話を聞いて、進路をしっかり考えていきたいと思いました。
- 研究職と新聞記者、全然違う職業の話を聞くことができて興味深かったです。また、違う仕事でも、重なる部分もあっておもしろいと思いました。
- 理系の仕事は全く興味がなかったのですが、意外と楽しそうだという印象を持ちました。今後の役に立ちそうなお話ばかりでよかったです。
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主催 |
かなテラス(神奈川県立かながわ男女共同参画センター) |