【報告】令和7年度 男性の家事・育児参画促進事業
男性の育児休業取得や家事・育児参画に向けて、従業員の仕事とくらしの両立を応援したい企業や団体の県内事業所へ講師派遣を行う「令和7年度 男性の家事・育児参画促進事業」の報告ページです。
実施状況
| 実施日 |
会場(実施方法) |
| 令和7年9月17日 |
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| 令和7年9月18日 |
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| 令和7年9月29日 |
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| 令和7年10月8日 |
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| 令和7年10月24日 |
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| 令和7年11月13日 |
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実施内容
| 日程 |
令和7年9月17日(水曜日)14時00分から16時00分 |
| 会場 |
パーソルコミュニケーションサービス株式会社本社
横浜みなとみらいソリューションセンター |
| 対象 |
管理職107名(対面20名、オンライン87名) |
| 講師 |
NPO法人ファザーリング・ジャパン 池田 浩久 氏 |
| 研修概要 |
男性の育休促進と仕事と生活の両立とは
- 講師自己紹介
- グループディスカッション(参加者自己紹介、各部署の男性育休取得状況)
- 静かなる有事(男性の家事・育児の社会的意義)
- 家族のwell-being(男性の家事・育児の家庭的意義)
- グループディスカッション(ここまでの話で印象に残ったこと、気付いたこと)
- 男性育休について
- 育児中の男性社員のフォロー
(講義、グループディスカッション「職場で育休取得希望があった場合の対応事例の共有」)
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| 研修風景 |
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| 参加者の声 |
- 新制度など、詳細を認識していなかった部分もあったので、今回認識できてよかった。今後、メンバーへの説明で活用したいと思った。
- 研修の内容を受けて、自身の実生活を振り返ったときに、アンコンシャスバイアスがあったなと感じるとともに、家族への接し方、スタッフへの接し方も見直したいと思った。
- 若い世代は男性の育休が当たり前の考え方で社会人になっている現状が理解でき、男性の育休取得をより推進することが必要であると感じた。
- 男性・女性を問わず、子育てか・別の理由かを問わず、「お互い様」でやっていくことが大切だと感じた。
- 男性育休を取得する人と周囲のメンバーが相互に理解しあえるようなマネジメントが必要であることの認識を強く持つことができた。信頼関係の構築、属人化しないオペレーションなど、制度利用しやすい環境と雰囲気を幹部社員がやれることも多く、リーダーシップを発揮して作っていくことが重要だと思った。
- 家族のwell-beingに関わる産後うつの現状を知り、育休発生時には日頃から意識を持つ必要を強く感じた。男性の積極的な育児休業だけでなく、女性の育休取得者への丁寧な対応も改めて重要であると再認識した。今回の学びを今後の休職中面談に役立てていきたい。
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| 日程 |
令和7年9月18日(木曜日)15時00分から17時00分 |
| 会場 |
株式会社ミクニ小田原事業所 |
| 対象 |
担当者、技術職 9名(対面5名、オンライン4名) |
| 講師 |
NPO法人ファザーリング・ジャパン 池田 浩久 氏 |
| 研修概要 |
男性の育児休業取得と父親の育児について
- 講師自己紹介
- グループディスカッション(参加者自己紹介、本研修への参加理由、この2週間でうれしかった事)
- 静かなる有事(男性の家事・育児の社会的意義)
- 家族のwell-being(男性の家事・育児の家庭的意義)
- グループディスカッション(ここまでの話で印象に残ったこと、気付いたこと)
- 男性育休について
- 男性育児のポイント
(講義、グループディスカッション「これからの働き方や子育てについて」)
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| 研修風景 |
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| 参加者の声 |
- 活用できる育児制度、今後の育児への対応の仕方を再認識することができてよかった。
- 自分だけではなく、後輩や部下にも理解してほしい制度・取組の説明が多くてよかった。今回のような講義は定期的に開催があると嬉しい。
- ディスカッションのなかで、育休復帰後の業務量や時間外業務の在り方についても考えさせられた。「やりたくてもできない。やらせたくてもできない。」のギャップを考えていく必要があることを実感した。ワークライフバランスの一環として、世間では「育休取得が普通のこと」になってきているので、社内でも意識変化するための活動が重要だと感じた。
- 出産・育児の大変さを時間面、体力面、精神面、様々な面からリアルにお話いただき、想像以上に大変なんだと面食らった。他にはママスイッチ・パパスイッチの話が印象的で、親としての実感に差が出てしまうというのはショックだった。同じ家族として、助け合う雰囲気ができるとよいと思う。
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| 日程 |
令和7年9月29日(月曜日)13時00分から15時00分 |
| 会場 |
京浜急行電鉄株式会社本社 |
| 対象 |
管理職 22名 |
| 講師 |
NPO法人ジェンダーイコール 室田 美鈴 氏 |
| 研修概要 |
多様な人を活かす組織づくりに向けて
~アンコンシャスバイアスの視点から考える~
- グループディスカッション(参加者自己紹介)
- 講師自己紹介
- ジェンダー基礎知識
- アンコンシャスバイアスとは
- グループディスカッション(身近にある社内の暗黙のルール)
- アンコンシャスバイアスへの対処
- 心理的安全性を醸成するために必要なこと
- 研修での気づき、今日からできるアクションを1つ(個人ワーク)
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| 研修風景 |
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| 参加者の声 |
- 自分の「当たり前」「普通」は他人の「当たり前」「普通」ではない、が心に残った。
- 日々の生活で、無意識に決めつけや偏見を持っていることを、具体的な事例として認識できた。
- 具体的な行動例やコミュニケーションで意識すべきことが参考になった。
- ジェンダーギャップの観点だけでなく、日ごろの行動に役立つ内容だった。
- 職場ですぐに実践できる内容であった。
- 今後の組織運営の留意点が確認できた。
- 今後の働きやすい風通しの良い職場作りに生かしていく。
- アンコンシャスバイアスへの対処など、普段の生活では深く考えられていないことを意識的に考えることができた。
- 普段当たり前に思っていることが何かしらのバイアスがかかっている可能性があることを意識しておくことが重要に思った。日本語はハイコンテクストであり、曖昧な表現を好むことを再認識することができた。周囲とのコミュニケーションでは言語化を意識し、感情を素直に伝えることを心がけたい。
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日程
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令和7年10月8日(水曜日)16時00分から17時30分 |
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会場
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株式会社アイネット(オンライン方式) |
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対象
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子育て、孫育て中の男性従業員ほか 8名 |
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講師
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NPO法人ファザーリング・ジャパン 池田 浩久 氏 |
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研修
概要
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みんなで子育て!育児両立を支えるために
- 講師自己紹介
- グループディスカッション(参加者自己紹介、本研修への参加理由、この2週間でうれしかった事)
- 今どきの子育て・孫育て
- グループディスカッション(ここまでの話で印象に残ったこと、気づいたこと)
- 仕事と子育ての両立
- グループディスカッション(職場や生活の工夫で実践しているもの、実践したいことの共有)
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参加
者の声
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- 今後の成長につれての子どもへの接し方について学べた。
- 未就学児向けの内容が多かったですが、小中学生が居る私でも充分に活用できる内容だと感じた。
- 視野が狭くなりがちで、今後困ったことがあったら地域のサポートだったり、受援力という言葉がありましたが培っていけるようにしたいと思った。
- 仕事や家庭における効率化のアイデアは、ぜひ実践したいと思った。
- 孫との接し方、子育て社員への対応のヒントになった。
- 子育ての日常に役立つヒントやアイデアを教えていただけた。講師の方の日常で実践していることも教えていただけたので、取り入れられる所は、ぜひ実践したいと思う。
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| 日程 |
令和7年10月24日(金曜日)15時00分から16時45分 |
| 会場 |
モランボン株式会社 神奈川工場(於:相模原機械金属工業団地協同組合会議室) |
| 対象 |
管理職ほか 22名
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| 講師 |
NPO法人ジェンダーイコール 室田 美鈴 氏 |
| 研修概要 |
自分自身のバイアスを知り
誰もが働きやすい組織づくりについて考える
- グループディスカッション(参加者自己紹介、マイノリティを当てるゲーム)
- 講師自己紹介
- 基礎知識
- なぜ取り組む必要があるのか
- バイアスを感じる(IATテスト)
- グループディスカッション(身近にある社内の暗黙のルール)
- アンコンシャスバイアスへの対処
- 研修での気づき、今日からできるアクションを1つ(個人ワーク)
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| 研修風景 |
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| 参加者の声 |
- 自身の意識と認識の差を感じることができた。
- 自分の固定観念、思い込みで決めてしまうことに対し、心当たりがあった。
- 管理職が把握しておくべき内容が全体で共有された。
- 日々の組織運営に必要不可欠な内容だった。
- 自分自身の考え方や部下への接し方について参考になった。
- 職場の心理的安全性に関する重要性を再認識し、それを高めるためには日ごろからのメンバーへの承認が不可欠であると改めて実感した。特に日常業務の中で傾聴の難しさを感じているため、今後はより一層、この点への意識を高めていきたい。
- バイアスの改善として、人から相談や質問を受けた際は、まずはしっかりと話を傾聴していきたい。
- 育休に関する法令など、運営に必要な法令をまだ把握しきれていない部分があるので、学ぶ必要がある。相談に活用できる社内リソースもすべて把握しているかというと自信がないため確認したい。
- VUCAの時代において、時代に合わせて組織や個人の対応を変化させていく必要性を改めて痛感した。
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| 日程 |
令和7年11月13日(木曜日)10時00分から11時30分 |
| 会場 |
独立行政法人都市再生機構(オンライン方式) |
| 対象 |
産休・育休中職員、育休取得予定職員など 35名
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| 講師 |
NPO法人ファザーリング・ジャパン 池田 浩久 氏 |
| 研修概要 |
男性育休取得率7割超えの今、これからの育児と仕事の両立
- 講師自己紹介
- グループディスカッション(参加者自己紹介、本研修への参加目的、この2週間でうれしかった事)
- 育休取得の意義~2つの側面~
- グループディスカッション(「育休を取得して、育児と向き合うことで感じたこと、経験談」「育休取得予定者の心配事」)
- 育休改正と周囲への感謝
- 復帰後の両立
- グループディスカッション(「ここまでの話で印象に残ったこと、気づいたこと、気になったこと」「両立の視点で困難さや課題」)
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| 参加者の声 |
- 育休の取得パターンにも色々あり、家庭の状況に合わせて選択肢があると分かった。
- 公表データや自身の経験等を論拠に説明されていて説得力があった。
- 産前のパパ・ママ、人生プランで出産・子育てを考えている方々に役立つ内容だった。
- 復職後の心得や事前にできる準備等を詳しく知ることができ大変役に立った。
- 今後どのように働きたいかなど、考えるきっかけになった。
- 育休明けの仕事と育児を両立した生活のイメージを持つことができた。
- これから妻が産休に入る、これから自身が育休を取得する男性にもっと理解してもらいたい内容だと思った。
- 母親が子どもに愛情を注ぐのを瓶と水に例えられていましたが、父親や周囲の人が母親にも愛情を注ぐことは欠かせないと思った。育休は子どもと過ごすことも大切だが、妻とたくさん話すこと、労わることもとても大切だと気付かされた。
- 本研修内容は子育て世代だけでなく、管理職クラスまで含めて職員全員に共有されると、会社としても子育てしやすい雰囲気が醸成されるのではないかと感じた。
- 男性視点から、講師ご自身の経験もふまえて育休取得のお話をしていただけたのが、イメージがわきやすくよかった。グループワークで男性の育休取得予定者の不安に思うことなども聞けて視野が広がった。互いに育休を取得する予定のパートナーとの今後の話し合いの際に参考になると感じた。
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