【報告】令和6年度 男性の家事・育児参画促進事業
男性の育児休業取得や家事・育児参画に向けて、従業員の仕事とくらしの両立を応援したい企業や団体の県内事業所へ講師派遣を行う「令和6年度 男性の家事・育児参画促進事業」の報告ページです。
実施状況
実施日 |
会場(実施方法) |
令和6年10月3日 |
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令和6年10月21日 |
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令和6年12月3日 |
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令和7年1月22日 |
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令和7年2月4日 |
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実施内容
日程 |
令和6年10月3日(木曜日)10時00分から12時00分 |
会場 |
小田急エンジニアリング本社 |
対象 |
管理職、一般職 13名 |
講師 |
NPO法人ファザーリング・ジャパン 池田 浩久 氏 |
研修概要 |
男性の育休促進と仕事と生活の両立とは
- 講師自己紹介
- アイスブレイク(グループディスカッション・参加者自己紹介)
- 男性育児休業の意義(社会)
- 男性育児休業の意義(家族)
(講義、グループディスカッション「ここまでの話で印象に残ったこと、気付いたこと」)
- 育児休業制度について
- 従業員のワークライフバランス
(講義、グループディスカッション「仕事と家事育児を両立する上での課題とは何があるでしょうか?」)
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研修風景 |
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参加者の声 |
- まずはスタートとして、意識改革の第一歩になったと思う。
- 男性が育児や家事をすることは社会的・家族的にも大きな意義があり、やらなければならないことが理解できた。
- メディア等でも情報は得ていたが、少子化対策が現状進んでいない状況を改めて把握することができた。男性の育休取得に関しても、まずは周囲が取得を促す状況をつくり並びに取得することに気が引ける状況を打破することから始めていかなければならないことを認識することができた。
- 管理する立場として、育休取得を促すにあたり、本人が取得しやすい環境や雰囲気づくりの重要性や不在時のまわりのフォロー体制を構築しておくことの必要性などを学ぶことができた。
- 知っていると知らないとでは差があると思います。育休対象者が望めば難なく育休取得のできる良い雰囲気の職場にしたいです。
- 講師の実体験を基にした話はとても共感できることが多く、分かりやすかった。
- すべての男性社員に聞いて欲しい内容です。
- 新卒採用の面でも育児休業の推進が必要と感じました。
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日程 |
令和6年10月21日(月曜日)14時00分から16時00分 |
会場 |
京セラ株式会社横浜事業所 |
対象 |
管理職(課長級) 23名 |
講師 |
NPO法人ファザーリング・ジャパン 池田 浩久 氏 |
研修概要 |
男性の育児休業取得と父親の育児について
- 講師自己紹介
- アイスブレイク(グループディスカッション・参加者自己紹介)
- 男性育児休業の意義(社会)
- 男性育児休業の意義(家族)
(講義、グループディスカッション「ここまでの話の感想、特に印象に残っていることの共有」)
- 育児休業制度について
- 育児中の男性社員のフォロー
(講義、グループディスカッション「男性の育休取得対応で困っていることの共有」)
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研修風景 |
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参加者の声 |
- 今のチームでは育休を取得する方はいないのですが、今後の介護休暇などの対応に応用できる内容でした。今後はコミュニケーションを良くして、制度を利用しやすい環境にしていきたいと思います。
- 今年、部下の男性が育休を取得するまで、詳細な内容を理解していませんでした。特に30代以下の部下を持つ責任者には研修受講を強くお勧めしたいです。
- 最後のグループ討議(男性の育休取得対応で困っていることの共有)で共通した各責任者の意見は、育休が取りやすい環境づくりでした。講義内容は理解しやすく良かったと思いますので、責任者だけでなく昔の考え方で仕事を教育されてきた先輩社員にも対象範囲を広げれば、その理解は浸透すると思いました。
- 今後の仕事のやり方、組織運営に非常に重要な内容だと再認識した。特に育休を取りやすい環境を整えるために人を増やすのではなく、どのように属人的な業務から脱却してマルチプレイヤーを多く抱えられる組織になるかがキーポイントと認識した。
- 部内・課内へ育休制度についての説明を定期的に話す機会を設けて、制度の浸透性を図り更に取得しやすい環境にしていきたい。実際に取得する際は人員補充がないので、メンバー全員の作業の見える化、急に減った場合のシミュレーション、属人化の低減をすることで受入れ体制を整えていきたいです。
- それぞれの家族の数だけ、それぞれの子育て事情があることを認識する必要があると感じた。
- 周りの責任者の声、課の状況、考えが共有できたことが良かった。
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日程 |
令和6年12月3日(火曜日)13時00分から14時30分 |
会場 |
株式会社神奈川新聞社(ハイブリッド方式) |
対象 |
管理職、一般従業員 8名 |
講師 |
NPO法人ジェンダーイコール 室田 美鈴 氏 |
研修概要 |
違いを知り、活かすために
- 研修目的
- 自己紹介(グループワーク・参加者自己紹介)
- ジェンダーに関する基礎知識について
- なぜジェンダー平等(D&I)を行う必要があるのか
- 貴社内のジェンダーバランスを知る
- 自分のバイアスを感じる
- 社内にあるバイアスについて考える(グループワーク「身近にある社内の暗黙のルール」)
- まとめ
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研修風景 |
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参加者の声 |
- 体系的にジェンダー平等の必要性がまとめられていて、とても分かりやすかった。
- なぜ組織がジェンダー平等に取り組むのか、生産性だけでなく女性の人権や地位向上の視点も盛り込まれていて、とても分かりやすかった。
- グループワークを通じて、職場内にあるバイアスを話し合い、それに対し特に疑いも持っていなかったところが、自分自身のバイアスなんだと感じた。
- 自身のバイアスを理解した上で他人と接する大切さを理解できた。
- 自分もバイアスがあるかもしれない、と気が付いたときに振り返るようにしたい。
- 人の話を真摯に聞こうと思います。こういうことを言うはずだ、こんなものだろうとの思い込みはしないで臨みたい。
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日程 |
令和7年1月22日(水曜日)10時00分から12時00分 |
会場 |
株式会社ツクイ(オンライン方式) |
対象 |
管理職 134名 |
講師 |
NPO法人ファザーリング・ジャパン 池田 浩久 氏 |
研修概要 |
男性の育児休業取得と父親の育児について
- 講師自己紹介
- アイスブレイク(グループディスカッション・参加者自己紹介)
- 男性育児休業の意義(社会/家族)
- グループディスカッション「ここまでの感想と特に印象に残っていることの共有」
- 育児休業制度について
- グループディスカッション「男性の育休取得対応で困っていることの共有」
- 育児中の男性社員のフォロー
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参加者の声 |
- 改めて育児休業について知識を得る事が出来た。取得に当たっては全職員に育児休業の理解をして頂くためにも、本研修内容を末端まで落とし込み、積極的な取得を目指せる組織を構築していきたいと思いました。
- 働き方改革と言って良い程、周囲の考え方や人を大切にしていくための取り組みを管理者のみならず職員にも浸透させていく必要があると責務を感じました。若い世代が育成できなければ事業所の存続すらも危ぶまれると感じています。「すみません」と言わせてしまう環境を打破し互いに支えあい良い環境にしていきたいと思います。
- やはり「誰もが制約」があるという点が理解できました。一人ひとりに様々な生活があり、そこを基盤に働いているということを日常に一緒にいると忘れてしまいがち。また、そのことで言葉や配慮の足りなさで人を傷つけてしまう。自身が管理者の時にはそのような態度を取っていなかったか?と振り返りの機会になりました。
- 男性育休制度がなぜ必要になってきたのか、その背景についてよく理解することができました。また制度の取得に向けて義務化されていることはわかりましたが、いざ取得を希望する職員が現れた場合、本人が「育休を取ることで同僚や上司に迷惑をかけるのではないか」という思い、取得を言い出せないことも懸念されます。なので周囲の理解を高めていくためにも、今回、自身が本研修に参加し、深く理解できたように、部下にも研修等を行っていくことが重要だと強く感じました。
- 全般的には育休の推進に賛成ですし、出来る限りのサポートをしたいと考え、今までも対応をしてきましたが、属人化しているスペシャリティの高い業務に対してのフォローをどのように考えていくのか課題も残っています。支えてもらった側が次には支える人になっていくサイクルがうまく回ることを考えていきたいと思っています。
- 育児だけでなく今後様々な事情で「制約社員」が増えるというお話があり、本当にそうだな、と認識できました。皆が働きやすく、長く継続していかれる職場づくりのためにも、自分自身も働き方を考え、変えていかなければならない。これからでも、人生を豊かにしていきたいと感じました。
- 人口減少や動向が見えているなか、代替え職員不足とならないためにも、日頃から、フォロー体制の構築を意識することが重要だと考えます。業務の属人化の防止、全ての業務を可視化し引き継げるようになど、取り組んでいきたいと思います。何か事情があり、約7割が制約(子育て・介護・高齢者・治療や通院)があるため、お互い様である意識と周囲での理解を、自部署においても、周知していきたいと思います。
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日程 |
令和7年2月4日(火曜日)15時00分から17時00分 |
会場 |
湘南あおぞら |
対象 |
5歳までの子どもを育てる男性職員、管理職 12名 |
講師 |
NPO法人ファザーリング・ジャパン 池田 浩久 氏 |
研修概要 |
男性の家事育児を応援
仕事と生活の両立とは
- 講師自己紹介
- アイスブレイク(グループディスカッション・参加者自己紹介)
- これからの私たちが生きる社会
(講義、グループディスカッション「ここまでの話で印象に残ったこと、気付いたことの共有」)
- 誰もがワーク・ライフ・バランスを
(講義、グループディスカッション「ワーク・ライフ・バランスの職場の課題を共有する」、「ワーク・ライフ・バランスの解決策、あったらいいなを話し合う」)
- ワーク・ライフ・バランスと応援のコツ
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研修風景 |
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参加者の声 |
- 講師の実体験やグラフを用いた資料など、見やすく理解しやすいと感じました。
- 育児休暇に関する考えが変わりました。
- 普段、同僚や上司、また他事業所の同僚との会話が主に業務内容やそれに関連した会話だったのに対し、今回の研修で『子ども』『子育て』についてのテーマでの会話ができて、同じ会社での同じ子育ての悩みなど相談や共有ができて心が楽になった感覚がありました。是非、年に一度開催していただき参加できたらいいなと思いました。
- 今年から妻にも働いてもらう予定にしていますので、共働きをする上で、生活リズムの工夫と手放すモノ、外部委託は参考になりました。
- 単身の私にとっては子育てする父親の大変さを知り、改めて学ぶこと、気づき等たくさんあり良い機会でした。大事な時間だからこそ、色々な世代、立場の男性職員がいても良かったのではと感じました。
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