【報告】令和4年度デートDV防止啓発講座(シュタイナー学園高等部)
かながわ男女共同参画センター(かなテラス)では、希望する中学・高校等に講師を派遣し、恋人間で起きる暴力(デートDV)について、ワークショップ形式で参加しながら学べる講座を実施しています。
日付
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令和4年10月17日(月曜日)
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場所 |
シュタイナー学園高等部(12年生(高校3年生)18名)
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主催 |
かながわ男女共同参画センター
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講師
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認定NPO法人エンパワメントかながわ
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概要 |
「高校生向けデートDV防止啓発講座」
○暴力について
・暴力には身体的暴力だけではなく、言葉や態度の暴力、性暴力がある。
○人権について
・人権はすべての人が生まれながらに持っている基本的な権利。
・すべての人は暴力を受けずに生きていく権利がある。
○デートDVについて
・恋人同士の間で起こる暴力をデートDVという。
・デートDVになりうるストーリーの動画を視聴し、登場人物の気持ちを考える。
○デートDV被害に対してできること
・嫌なことは「嫌だ」「NO」と言っていい。逃げていい。
・デートDVにならないシナリオを生徒が考え、講師が実演。
・相手と対等な関係を築くことで、互いの気持ちや考え方を大切にできる。
○まとめ
・どんな理由があっても、誰からであっても、暴力を受けていい人はいない。
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参加者の感想 |
- 自分たちでシナリオを作れたので、より深く考えられた。
- デートDVの存在を知らなかったので、自分のことになった時に役立つと思った。
- 自分の気持ちをはっきりと伝え、相手のことも尊重したいと思った。
- 恋人同士だけではなく、友人同士でも、デートDVのようなことは起こると思いました。
- 自分が気持ちを言うことで、相手を傷つけてしまうかもしれないと思って我慢してしまうことがあったが、対等にお互いの気持ちを伝えられる関係を作りたいと思った。
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