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初期公開日:2022年4月8日更新日:2023年6月22日

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かながわオレンジ大使がお答えします!ふだんの生活で困っていることと解決方法

かながわオレンジ大使の皆さんが自らの活動等について検討する企画運営会議で、ふだんの生活で困っていることや解決方法について、話し合いました。

日ごろ、認知症の人が困っていることを県民の皆さんに知ってもらいたい。ほかの当事者の皆さんに参考にしていただきたい。そんな気持ちをこめて、大使から発信します。

※掲載している方法は、すべての認知症の人に当てはまるものではありません。皆さんそれぞれの解決方法を見つけていただけると幸いです。

1 物忘れがひどくて困っている

(1)周囲のサポート

周囲の人に自分のスケジュールを知っておいてもらい、声を掛けてもらう。認知症であることをきちんと伝えてあれば、それができる。

人と会う約束は相手が覚えていてくれて、しつこく連絡をもらえばそれでいい。

家族にもメールを送ってもらい、一緒に把握する。

ヘルプマークをつけることで、声を掛けてもらいやすくする。⇒ヘルプマークや配布場所については、こちらのページをご覧ください。

(2)メモの活用

必ずメモをしておき、メモし終わったらチェックする。

見て、書いて、声に出す。

メモ帳を置く場所を決めておく。

携帯電話のメモ機能を使う。

腕に巻き付けて使うメモを使う。

(3)荷物のまとめ方

なるべく荷物を1つにする。

荷物が2つあったら、それを一緒に縛っておいて、1つにする。

(4)サービスの利用

留守番電話のメッセージを、文字起こししてLINE(ライン)に送るサービスを利用する。

 

2 しまった場所や鞄の中身を覚えておく工夫

(1)周囲のサポート

周囲の人に覚えておいてもらい、事前に教えてもらう。

(2)鞄の整理方法

透明なクリアファイルの中に、大事な書類を全部入れておく。

3 電車やバスに間違いなく乗る工夫

(1)周囲のサポート

支援者と一緒の時にしか乗らないようにする。

運転手さんにお願いする。

(2)確認方法

バスの行き先などを指さし確認する。

(3)ICカードの携帯

PASMOを常に持つようにする。

(4)帰り方の工夫

(例えば最寄駅が藤沢駅である場合)電車に乗っていて、途中でわからなくなった時は、とりあえず東京駅や新宿駅に行ってみるようにする。東京駅や新宿駅であれば、自宅まで1本で帰ることができる。

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