ベンチャーからのオープンイノベーション提案の募集（最大750万円支援）2023年度ビジネスアクセラレーターかながわ(BAK)

大企業と連携して、オープンイノベーション取り組むベンチャー企業からの提案を募集します。採択ベンチャー企業には最大750万円の支援金を提供し、事業化に向けた伴走支援を行います。

「BAK PROJECT 2023」募集開始
15件のプロジェクトに500万円又は750万円を支援！

神奈川県が運営する「ビジネスアクセラレーターかながわ」協議会（BAK）では、ベンチャー企業と大企業等によるオープンイノベーションの実現の支援を行っています。

令和5年度におけるBAKの活動として、大企業と連携して社会課題の解決に取り組むベンチャー企業を募集します。

2つの方式でベンチャー企業と大企業の連携プロジェクトを募集します。

また、2050年脱炭素社会の実現の取組の一環として、今年度から脱炭素推進に資するプロジェクトも募集し支援します（脱炭素推進枠・3件採択）。

応募サイト「BAK INCUBATION PROGRAM」（別ウィンドウで開きます）

募集要領（PDF：470KB）

本事業は神奈川県が株式会社eiiconに委託して実施します。

提案を募集する2つの方法

1 大企業提示テーマ型（別ウィンドウで開きます）

2 ベンチャー発自由提案型（別ウィンドウで開きます）

方式	1 大企業提示テーマ型	2 ベンチャー発自由提案型
概要	県内に拠点を持つ企業が示した各テーマに対する連携プロジェクトの提案を募集します	自社の技術やアイデアに基づき、大企業等と連携して実施したいプロジェクトの提案を募集します
対象企業	全国のベンチャー企業	県内に本店または支店、事業所等を有するベンチャー企業
募集期間	2023年5月30日（火曜）から6月30日（金曜）まで応募後、応募先の大企業が提案企業にヒアリングを行います。大企業と合意した提案は審査に進みます	2023年5月30日（火曜）から7月28日（金曜）まで応募後、応募要件を満たす提案は審査に進みます
審査・採択	それぞれの方法で応募があった提案に対し、書類審査後、外部有識者による審査会において採択プロジェクトを決定します（9月末予定）。最大15件（うち、3件は脱炭素推進に資するプロジェクト）を採択します。 15件のうち、神奈川県に拠点があるベンチャー企業によるプロジェクトを8件以上、採択します。
支援内容	開発・実証に係る費用の支援コンサルタントによる助言・サポート（伴走支援）実証実施に向けた調整プロモーション活動支援（県・BAK事務局によるプレスリリース等）
支援金額	1件あたり500万円。脱炭素推進に資するプロジェクトは1件あたり750万円

「大企業提示テーマ型」の募集テーマ一覧

企業名（50音順）	ベンチャーからプロジェクトを募集するテーマ
株式会社小田急SCディベロップメント	「廃棄物処理」・「カスタマーハラスメント」をテーマに商業施設が抱える課題解決や新たな事業創出に向けた挑戦
株式会社小田急百貨店	未来の百貨店ビジネスの在り方の探索による新しい収益源の確保
株式会社川崎フロンターレ	ファンと共にワクワクしながら実践する川崎フロンターレ流SDGs
京セラ株式会社	研究開発部門が集結したリサーチセンターを起点とした新しい価値創出
株式会社グリーンハウス	食を通した健康とホスピタリティの未来の共創
京浜急行電鉄株式会社	モビリティ×まちづくりによる豊かなライフスタイルの創出
コニカミノルタジャパン株式会社	ハードウェア企業の市場展開をサポートする共創プロジェクトの創出
株式会社JTB	「感動的な食事体験」をお客様のご自宅で提供する、ホームパーティー企画支援プラットフォームサービスの開発
株式会社鈴廣蒲鉾本店	かまぼこを起点にした観光による新たな地域価値の創出
第一生命保険株式会社	「お客様体験価値向上」と「Personalized Connected Healthの実現」に向けたデータ起点の共創プロジェクトの創出
株式会社デンソー	スマホアプリで安全意識を高め、ドライブデータで安心・安全なまちづくり
東急株式会社	郊外における循環型コミュニティや地域ネットワークの構築による、生活者一人ひとりの自由で豊かな暮らしの実現
日産自動車株式会社	モビリティ領域を超えてEVと車両情報を活用した新たなビジネス・サービスの創出
富士工業株式会社	様々な「空気」を軸とした社会に本物の快適さを提供
富士フイルムビジネスイノベーション株式会社	様々な特殊色や手触り感を手軽に印刷できる技術により新しい市場の創出
株式会社マクニカ	モビリティDXを進め持続可能なかながわの実現への貢献
株式会社マクニカ	先端のセンシング・AI技術を活用した、生産基盤の強化による持続的・安定的な食料供給の実現

応募条件
（募集要領を必ずご確認ください）

日本国内に住所を有し、国内法により設立された法人であること。
中小企業基本法第2条第1項に規定される中小企業者であること。
（ただし、みなし大企業は除く）
神奈川県のBAK（ビジネスアクセラレーターかながわ）協議会に加入している者であること。
応募する企業の全てが採択時における企業名の公表に同意していること。
神奈川県の指名停止期間中の者でないこと。
地方自治法施行令第167条の4の規定に該当しない者であること。
反社会的勢力またはそれに関わるものとの関与がないこと。
自社のプロダクトや技術をお持ちであること。
個人情報の取扱い等について定めた参加規約に同意できること。

「ベンチャー発自由提案型」に応募する場合の追加要件

神奈川県内に本店または支店、事業所等の活動拠点を有すること。
連携を予定する企業もBAK協議会に加入している、もしくは採択時に加入する者であること。

採択されたベンチャー企業に対する県の支援内容

開発・実証に係る支援金（最大750万円又は500万円）を提供するとともに、コンサルタントによる助言・調整、実証実施に向けた調整、プロモーション活動なども支援します。
支援金は採択後、契約締結日から2024年2月末までの期間の経費が対象となります。
なお、集中（伴走）支援期間は2024年3月までとなりますが、その後も継続して事業化に向けたサポートを行います。

募集期間

「1　大企業提示テーマ型」は2023年6月30日（金曜）まで
「2　ベンチャー発自由提案型」は2023年7月28日（金曜）まで

なお、大企業提示テーマ型については2024年3月22日（金曜）まで引き続き提案募集を受け付け、テーマを提示した企業とのマッチングを支援します。

オンライン募集説明会

2023年6月13日（火曜日）16時から17時

詳細・申込ページ（Peatix）（別ウィンドウで開きます）

求める提案内容

共通事項

応募するベンチャー企業自らが有する革新的な技術・サービス・製品を用いた提案であること。
既存の製品・サービスの単なる販売・導入ではなく、大企業等の連携パートナーとともに新しいサービス・製品の開発・実証に取り組む提案であること。
新型コロナによって顕在化した課題の解決に繋がるプロジェクトであること。
令和5年度内にプロトタイプの開発を完了させ、モニター等を対象とした実証実験などを行う提案であること。
提案内容について、過去に同一内容で国や公的機関の他の開発委託や開発補助を受けているものでないこと（令和5年度中の支援を含む。採択審査中に他の事業の採択を受けたことが明らかになった場合は速やかに申し出ること）。

個別事項

大企業提示テーマ型

大企業が提示したテーマの実現について、当該大企業と連携して取り組むプロジェクトであること。

ベンチャー発自由提案型

ベンチャー企業が中心となって複数の企業が連携して取り組むプロジェクトであること。
連携する企業名はプロジェクトメンバーとして応募時に明記してください。
　応募段階では1者単独による提案でも構いません。採択後に連携企業の獲得・調整をBAKが支援します。
連携する企業は神奈川県内に事業所等を有していない企業でも構いません。
全国での展開を見据えた提案においては、まずは神奈川県内で実証実験を行うことを原則とし、少なくとも神奈川県を含む形で実証実験を行う（顧客として県民・県内企業を含む）ものであること。

スケジュール

6月13日（火曜日） 16-17時	オンライン募集説明会
6月30日（金曜日）	「大企業提示テーマ型」の応募締切（応募後、大企業との調整・ヒアリングを経て、支援金獲得の審査に進むかが決まります）
7月28日（金曜日）	「ベンチャー発自由提案型」の応募締切
8月上旬	1次選考結果連絡
8月中	応募企業へのヒアリング
8月下旬	2次審査結果の連絡
9月26日（火曜日）	最終審査（プレゼンテーション）
9月下旬	プロジェクト採択通知
10月中旬	プロジェクト採択企業名の公開（記者発表）
10月から3月	インキュベーション期間
2024年2月下旬	成果発表会