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更新日:2023年10月2日

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令和4年度第1回手話言語普及推進協議会(審議結果)

令和4年度第1回神奈川県手話言語普及推進協議会の結果です

審議(会議)結果

次の審議会等を下記のとおり開催した。

審議会等名称

令和4年度第1回神奈川県手話言語普及推進協議会

開催日時

令和4年8月23日(火曜日)9時45分から11時50分まで

開催場所

神奈川県中小企業共済会館6階601,602会議室

出席者【会長・副会長等】

飯田委員、石井委員、石渡委員【会長】、岡田委員、小川委員【副会長】、川島委員、河原委員、熊谷委員、田村委員、萩原委員、橋本委員、松本委員、山本委員、吉本委員、渡邊委員(敬称略、50音順)

次回開催予定日

令和4年11月

所属名、担当者名

地域福祉課調整グループ

電話番号045-210-4804(ダイヤルイン)

ファックス045-210-8874

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掲載形式

議事録全文

審議(会議)経過

 

(事務局から資料の説明を行ったのち、議論を開始した)

(石渡会長)
ご説明ありがとうございました。これまでの議論を事務局で整理をしてくださいまして、見直し案ということでご説明をいただきました。方向性を示していただきまして、盲ろう者についても、きちんと明記をするというようなことですとか、それから、手話通訳をやってくださっている方の養成とか、今の社会的地位とかについても、いろいろ議論がされました。
見直し案ということで説明をしていただきましたけれども、委員の皆様それぞれのお立場で、ご意見、ご質問等あれば、お聞きしたいと思います。いかがでしょうか。
久しぶりにお会いしているので、少し緊張もしているかなと思います。では、河原委員、お願いできますでしょうか。

(河原委員)
今回の資料は前回の報告内容と同じだと思います。これから具体的にどのような条文にしていくのかと思います。確認させていただきたいのですが、今後のスケジュールの中で、条文をどうするのかは、十分慎重に話し合う必要があると思います。ただ、スケジュールを見ると、ここに書いてあるように、次回で改正案を作成し、議会に提出する流れになっています。あと協議会が1回だけというのは少し検討する時間が足りないように思います。皆さん、何度も集まるのも大変だと思いますので、作業部会を設け、そこで時間をかけて検討し、協議会に出していければと思います。そのあたりを是非お願いしたいです。津久井やまゆり園の事件が起きた際にも、作業部会を設けてそこで話し合って報告書を出したことがあったと思うのですが、今回も作業部会を設けて、そこで話し合って意見を出すという方法でやっていきたいと思います。
それから、基本的に条例の見直し項目に、ろうの子どもの手話獲得についてと、もう一つが、盲ろう者についてがあるということはよいと思いますけれども、その他にも、例えば、非常時、手話での意思疎通ができるような環境整備とか、手話通訳者の養成、これも、大事な内容ですので、条例の文章の中に入れるのは少し難しいかもしれませんが、何らかの形で入れていったらいいのかなと思います。以上です。

(石渡会長)
河原委員ありがとうございました。
今年度、今日も入れて3回開催ということですけれども、やはり条例の細かいところについて、皆さんが納得できる意見交換をするためには、作業部会が必要ではないかというようなご提案をいただきましたので、事務局には後ほど確認したいと思います。
他に、では川島委員お願いいたします。

(川島委員)
河原委員の方から意見が出ましたが、私も賛成です。また、河原委員の発言に加えて、私からも質問をしたいところがあります。
少しきちんと把握はできなかったのですが、今年のスケジュールでは、11月の第2回協議会で骨子案を作成するというように聞いたのですが、骨子案が決まってから、具体的な改正案を作成することになると思います。そのためには、改正文案を作成する時間がかかると思いますが、来年の3月までに、それができるのか少し気になりましたので、お聞きしたいと思います。以上です。


(石渡会長)
川島委員からは具体的に条例見直しのスケジュールで、県議会で来年3月に改正が成立する予定となっていますが、このスケジュールで大丈夫なのかという御心配をいただいたのかなと思います。

(川島委員)
そのとおりです。

(石渡委員)
そういうことでよろしいですね。やはり、作業部会を作って、皆さんが納得できるような協議会としての案をというご提案をいただき、河原委員の御意見に付け加えていただきました。
他にはいかがでしょうか。

(山本委員)
山本です。先ほど、河原委員から、作業部会を立ち上げて、聴覚障がい児、ろう者についての詳細な条例に関わる内容について、考えていくというお話については大賛成です。
併せて、ろう者の中に含まれるのですが、高齢ろう者、難聴児だけではなく、高齢ろう者についても、やはり土俵に上げていただきたいと今切に思っています。
これはやはり、聞こえない方々が手話の継承をしてきて、一生懸命普及努力された方が、今高齢になって、孤立している方が多いのです。やはり、手話を言語とされている方は手話でなければ話ができないという中で、とても孤独な生活をされていく方がたくさんいらっしゃるのです。どうしても市町村の中の制度から漏れてしまうところで、例えばデイサービスには手話通訳派遣がつかないであるとか、傾聴ボランティアであっても手話ができないとか、他の方々と手話で話をするというチャンスが本当に減っているのです。そういったことは今回のこの中でもあるのですが、是非、高齢ろう者のことも含めて作業部会の中で話し合っていただきたいと思います。県と市町村の、連携によって、県ができること、市町村としてできることと、ボランティアができることというのを少しずつ皆さんで紐づけして、人生の最後まで、手話で豊かな人生を送れるような、そういう体制にしていただきたいなと本当に今切に思っているので、作業部会でそれも入れていただきたいと思います。お願いします。

(石渡会長)
山本委員ありがとうございました。山本委員も是非作業部会をということですが、高齢ろう者の支援というのは、今まであまり議論されていなかったテーマを、改めて提起していただきました。障がい者の高齢化というのは、いろいろなところで課題になっていますけれども、手話を使っていらして、日々生きてきた方が高齢になってからのというところですね。あまり、他の自治体でもきちんと議論されていなかった部分なのかなと思いました。

(山本委員)
やはり家に閉じこもっている高齢労働者の情報というのは、なかなか外に出ないのです。そこがやはり一番問題で、個人情報の問題があって、市町村や県で行政を担当する方は一部把握しているのかもしれません。ただ、本当に見えない部分が多くて、そこのところを何とか情報を県と市町村で情報交換するですとか、あとは連携によって、何とかできないかなと思っています。
聴覚障がい児も、自分では意見とか判断とかはできませんが、高齢ろう者も同じです。年をとって、自分で思考能力がなくなって、家族もその理解がない、また独居であるといった高齢者の場合は、聴覚障がい児と似たような部分があると思います。その声にならない声をやはり広く受け止めることが大事なところではないかと今切に感じています。以上です。

(石渡会長)
重要な論点の追加をありがとうございました。表に出せないだけに、課題が表面化していないというようなところは、他の障害にもあるかと思いますけれども、大事なご指摘をいただいたと思います。ありがとうございます。
条例見直し関連でほかに今の時点でご発言はありますでしょうか。はい、小川委員お願いします。

(小川副会長)
今の山本委員のお話とも関連するかもしれないのですけれども、私、資料1の1ページ目に、条例計画に関連する社会状況っていうのがあって、国の関連施策などが書かれていますけれども、実はここに書かれていないのに重要なことがあります。この夏に国会を通過したと思うのですけど、名称が長いので短く言いますが、「障害者情報アクセシビリティ法」という法律があって、全部で13条しかないのですが、この法律は、第12条2で「防災とか防犯、緊急の通報」というタイトルがついていて、障害者が災害時に取り残されないようにというようなことがそういう対策を講じるものとすると書かれている状況です。
この法自体が手話を各自治体で普及させていかなければならないという前提でもあると思うのです。ですから、今回、手話言語条例を見直しするという時に、この内容も関連させて議論していくのがいいのか、あるいはそのことを考慮しながら検討していくのがいいのかなと思います。
山本委員のご意見はやはり介護保険の分野だとか、それから他の福祉の分野だとか、それから地域づくりの分野だとか、そういうところと関連してやっていくもので、手話のことを検討する中だけの問題ではないので、その辺の問題を議論できるような、素地というか、ワークショップ、作業部会の時に、そういった広い領域のところで、議論していくことも必要だろうし、ヒアリングをすることも必要かもしれないし、そのことを考えながら議論するということも必要です。
そういう意味では、作業部会というのがあった方が、条例そのものの文言は短いかもしれないけれども、その背景というものがきちんと押さえられて、それで、議会に提案できるわけですから重要かなと思います。結論としては、作業部会を作った方がいいということなのですが。
(石渡会長)
小川委員ありがとうございました。情報アクセシビリティ法という法律ができて、次の段階として、手話言語法というような動きもあるというふうに聞いておりますし、やはりそういう流れも踏まえて、小川委員から介護保険法や他の福祉との関連というところもありましたが、いろいろなことをきちんと踏まえて、条例の見直しというところでは、作業部会が必要だというご提案をいただきまして、ありがとうございます。
他に何かご意見ありの方いらっしゃいますでしょうか。では、石井委員どうぞ。

(石井委員)
今、条例見直しの検討事項の整理の案のところで、(4)の部分なのですが、手話通訳の養成や活動環境の充実についてという部分に、盲ろう通訳・介助員の養成や活動環境の充実についても含めて考えていただけるとありがたいなというふうに思っています。手話通訳が足りないと同様、通訳介助員も数が足りないのは、切実な問題となっていますので、ぜひ条例の中でご検討いただければと思います。以上です。

(石渡会長)
石井委員ありがとうございました。手話通訳者だけではなくて、盲ろう者通訳・介助員の養成等についても、きちんと位置付けてということで、少しこの書きぶりは、そこら辺が読み取れないかと思いますので、私たちとしては、意識はしていたとは思うのですけれども。ありがとうございます。
それでは、見直し関連では、どの委員からも作業部会をというご提案をいただきましたけれど、この辺り事務局としてはどんなふうにお考えかお願いいたします。

(事務局)
神奈川県地域福祉課の佐野です。いつもお世話になっております。今、作業部会のご意見を皆様からいただいたところです。手話言語普及推進協議会に、正式に組織上、位置づける作業部会という形ですと、なかなか少し難しい部分もあるのですけれども、元々昨年度、計画を改定する際にも、委員の皆様でご希望の方にお集まりいただき、意見交換会という形で、計画の改定に向けた準備作業をして、実質的な作業部会という形で議論したと思います。
それで、今年度も、もし、皆様が差支えがなければ、そういった意見交換会をさせていただければと事務局としても思っていたところでしたので、今いろいろご意見いただいて心強いなというふうに思っているところです。
見直しのスケジュール上は、少しわかりにくいのですが、10月から11月のところに四角囲みを載せていまして、委員への事前調整または意見交換会、または個別意見聴取等と書いてありますけれども、一応そのような形で、スケジュールをこの10月にするかもう少し何回かやるかというのはまた今後検討しますが、もし、皆様がよろしければ、昨年度同様の形で、少し規模を縮めて、ご希望の委員の方でお集まりいただいて、実質的な作業部会ということでさせていただければと思います。以上です。

(石渡会長)
ありがとうございました。今、事務局からの別紙の2の、10月の一番左側のところにある、この意見交換会というのが、今皆さんからいろいろご希望が出た、この作業部会的な役割も、ここで、果たせたらというふうに考えているということです。それから、もちろんいろいろな関係団体等にヒアリング等もやっていくということは合わせてということになるかと思いますので、やっぱりそういう関係者のヒアリングということで、率直な声をお聞きする中で、この協議会のような方たちが集まって、議論することというのは、非常に大事になってくるかと思いますので、この意見交換会というあたりで、是非、今皆さんから出た作業部会で検討したいということを、十分に議論できたらと思います。
このような整理でよろしいでしょうか。それで、具体的に事務局もまたいろいろご協力をいただかなくてはならないと思うのですが、日程等についてはまた皆様のご予定等もお聞きして、また近くなったら、具体的な意見交換会の場、設定するという理解でよろしいでしょうか。

(事務局)
はい。そのように考えております。

(石渡会長)
ありがとうございました。それでは、見直しについてはそのような場でじっくり、委員の皆様のご意見をということですので、予定をしておいていただければということでよろしいですか。ありがとうございました。では、またいろいろご負担をおかけすることになるかと思いますけれども、よろしくお願いいたします。
それでは、議題の1番目の条例の見直しについて、少し作業部会というような場にあたる議論の場を設定するとのことですが、河原委員どうぞ。

(河原委員)
少し確認したいのですが、スケジュールの中で、11月の協議会の開催の前に、何回か意見交換会を開催し、11月の協議会で確認を取って、12月議会で報告をすることになっており、1月、2月は協議会は開催せず、2月に議会に改正案を提案し、3月に条例改正するという流れになっていますけども、11月協議会開催後から条例改正までの間に、協議会で最終改正案をこれいいのかどうかの確認は行わないのでしょうか。
もう1点、パブリックコメントは実施しないのでしょうか。
以上です。

(石渡委員)
また大事なご指摘ありがとうございました。議会にまず骨子案を報告して、3月ぐらいに改正案を出すということになっているので、その間に、協議会の委員の方たちが、その最終的な改正案の内容について、確認したり、意見交換をできるような場が必要ではないかということですので、今の意見交換会を、年が明けてから、1回、骨子案を出した後の状況も踏まえてやれたらということと、それからパブリックコメントもやった方がいいというのが、河原委員がご意見としてお持ちなのでしょうか。

(河原委員)。
パブリックコメントは条例改正の時にも必要ではないかと思うのですけれども、やらなくてもいいのかどうか、確認したいと思います。

(石渡委員)
このあたりはきっと条例に関して何かやり方も県としてあるかもしれません。それでは、今、河原委員から、骨子案を出した後の状況を踏まえてもう1回この作業部会、意見交換会的な集まりを改めてその時期に持ちたいということと、それから、パブリックコメントについてご意見いただきましたが、このあたりは事務局お願いいたします。

(事務局)
神奈川県地域福祉課の佐野です。
ご意見ありがとうございました。まず、当協議会での意見交換会とその条例改正案の検討の関係なんですけれども、11月に協議会を開催する予定でいます。そこでは、12月に県議会に出す予定の条例改正の骨子案の報告もしますが、基本的には協議会には、何がしかの形で、それまでの議論を踏まえた改正の案文等も出したいと考えています。
ですので、まずそこで、実際このようなな形で条例改正案を考えていますというのは、皆様で確認する機会があります。もちろんそれを作るにあたっては、その前に、意見交換会をした上でまとめますので、あらかじめ議論いただいた内容をまとめて11月の協議会で1回確認する機会があると思っています。それで、その上で、12月に骨子案、今日の資料1の参考1のような形で、こういう趣旨でこういうことを改正しますということを報告するのが県議会の骨子案となりますので、それを議会報告し、改正案はこの時点の議会には出しませんが、皆様とは、次の協議会で議論したいと思っています。
その後、3月の県議会に改正の議案が提案されるまでの間ですが、県庁内の法規の担当部署があるので、そこに案文の審査を受ける必要があるのです。その審査に、年明けからはもう入っていきますので、皆様のご意見を伺う時期は、10月から12月にかけて、ないし、もしかしたら1月の年明けまで組み込むかもしれませんが、随時、皆様とはやりとりしながら、案の共有やご意見をいただきたいと思っています。この11月の協議会1回だけでやりますというつもりはありませんので、そこはご安心いただければと思います。

(石渡会長)
パブコメについてはいかがでしょうか。

(事務局)
パブリックコメントについてなのですが、県も条例を制定したり、計画を作る時の一般的な取扱いがありまして、例えば、計画の策定、計画の改定。条例の制定、あるいは条例の全面改正等の際には、パブリックコメントを行うということで、実施しているのですが、こういった一部改正や、施行後5年ごとの見直し、見直し自体は全ての条例で義務づけがあるのですが、この5年ごとの見直しで一部改正する場合には、通常はパブリックコメントはあまり行っておらず、必要な内容については、関係する当事者の方々、あるいは、関係する事業者の方々に個別にヒアリング等をして、十分に皆さんの意見をお伺いをしてやっているというような状況がありますので、現時点では、パブリックコメントではなく、皆様や団体の皆さんから意見をよくお伺いしながら、一緒に作っていければと思っています。以上です。

(石渡会長)
石渡です。ありがとうございました。ということですので、11月の第2回のこの協議会の時に、改めて骨子案を私たちが確認して、それから、議会に対して、そのあと、改正案を出すまでに、必要があれば、意見交換会は開催するということです。
また、パブリックコメントに関しては、この一部改正というところでは、普通はやらないですが、関係者の方たちには、十分理解していただいた上でということです。特に何かございますか。

(河原委員)
了解しました。

(石渡会長)
それでは、条例見直しについて整理して対応をしていただきたいと思いますので、意見交換会や作業部会というか、そういった、必要に応じて、委員の皆様にお集まりいただいて、十分に見直し案を練るということはしていくということですのでよろしくお願いいたします。
それでは、開始から1時間近くなりましたので、ここでちょっと休憩を取らせていただきたいと思います。それでは、皆さん、5分間休憩をしてください。お疲れ様です。

<休憩>

(石渡会長)
5分経ったので、再開をさせていただきます。
それでは議題2、手話推進計画の令和4年度の取り組み状況ということで、準備をしていただいています。資料2と資料3について事務局からの説明をお願いいたします。

(事務局より資料の説明)

(石渡会長)
ご説明ありがとうございました。4月から動き出した新しい計画について、進捗状況ということで、今年度の予定。それから、次年度以降の方向性等について、整理した資料2のポイントをご説明いただきました。資料3は評価ということですのでこれからということになるかと思います。
今のご説明とか資料をご覧になって、委員のお立場で、お気づきのことがおありの方は是非ご意見をいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。萩原委員どうぞ。

(萩原委員)
資料3の、実績と評価、これはまだイメージだということなので、この後まだ考えられるのかもしれないのですが、「3 手話を使用しやすい環境の整備」の部分の実績であるものが、「見込」になっているところがなぜなのか、その調査のタイミングで、年度内に養成されるはずだということでいくのか、養成数が確定できないものなのか少しそのあたりがわからないので教えていただきたいのと、見込みで果たして実績として評価できるものなのかというあたりのところについて、事務局の考え方が知りたいです。以上です。

(石渡会長)
ありがとうございました。
この資料の最後まで、これからやっていくことになるわけですが、「3 手話使用しやすい環境の整備」のところにこの2022年度以降の養成見込数について実際これだけで評価すると言えるかどうか、ちょっと曖昧な表現なので、そこら辺のご説明をいただきたいということでよろしいでしょうか。

(萩原委員)
これまでこういう書き方をしていたのだとは思うのですけれども、これから実績と評価をしていくにあたってどうするのかということを確認したいと思います。

(事務局)
障害福祉課の菅原と申します。今ご質問いただきました、手話を使用しやすい環境の整備の中の、見込みという形で示させていただいている部分ですが、この数字は計画上の目標という数字で置かせていただいておりますのが、研修の状況によっては、年度内に、数字が固まらない場合もありますので、見込みという数字を使わせていただいております。

(石渡会長)
萩原委員、よろしいでしょうか。

(萩原委員)
進捗の指標の場合は見込みで理解できるのですが、実績を評価するとなった時の実績として見込みを使い続けるということですか。それとも実績は実績で別途出されるということかどうかを教えてください。お願いします。

(事務局)
障害福祉課の菅原からお答えいたします。計画では見込みとしていますが、実績は、実績としての数字を示させていただく予定です。

(萩原委員)
わかりました。大丈夫です。

(石渡会長)
ありがとうございます。確かにご指摘いただくと、こういう表記でいいのかどうかみたいな疑問も持ちますけれども。それでは、小川委員お願いします。

(小川副会長)
今のことに関連して、ここには記載イメージと書いてあるのですが、それぞれに到達目標があって、それを割って年度ごとに大体何件かということを出すわけです。例えば、この推進計画が5年後にはこうなっているという目標があって、例えば、市町村と連携した手話講習会の開催回数がありますけども、神奈川県の市町村数があって、その中で、それを全部普及させる、あるいは、薄く広くやっているとしたら、これだけの厚みを付けるので何回というようなことが出てきたりとか、例えば、絵本の読み聞かせにしても、各地域で子供たちにこういう場所を使って、最終的には何回やると、全域に、つまりもう最終目標は神奈川県全域といったことです。県全域に、これらが行き渡るということを目指して、終わって、年度ごとに出していくというこういうことになると思うので、適当に幾つだろうというようなことで数字を載せるのではなくて、それなりに仮説を立ててここまで到達するということを立てて、数字を出していくということなのではないでしょうか。
それに、実際やった数が入っていけば、その後の目標数が変わってくるというようなことで、修正しながら進んでいけると思うのです。それが適当に、1万1000冊ずつ作っていけばいいということではなくて、やはり、どういうところにどういう風に配布するというのをある程度検討した上で数字を出していくということが必要だと思いますので、それらをここに、すべての項目について検討の上、仮説の数字を上げていくということで、そうすれば根拠がわかるので、そこに向かって進んでいくと思うのです。以上です。

(石渡会長)
小川副会長、ご説明ありがとうございました。丁寧に補足していただきましたので。ありがとうございます。
他にこの計画関連について、では、河原委員、お願いいたします。

(河原委員)
1つお伺いしたいことがあります。資料にある中、1(1)のところで、懇談会ですけれども、具体的にどのようなことをやろうと思ってらっしゃるかお聞きしたいと思います。
2つ目は要望なのですが、1(3)の実績の中にでは2番目になりますが、手話言語の国際デーに合わせて県庁のライトアップが実施されることについては、非常にうれしく思います。今回で終わりではなくて、さらにも続けてやっていただきたいと思います。
それから、12月に県の手話普及推進イベントをやる予定ですが、そのイベントとは別にということではなく、今後、ライトアップに合わせてイベントを開催していただくとそういう形にした方がより盛り上がると思います。今年は難しいかと思いますが、来年からそれに合わせて普及推進イベントをやっていただく、そのようなことも考えていただきたいと思います。
今は、いろいろと手話の普及の取組はされていると思いますが、話を聞きますと、学校で地域のろう者を講師として招いて指導してもらうのが本来のこととは思いますが、地域のろう者を呼ぶにあたって学校には予算がなく、ボランティアでお願いするという話をよく聞きます。教育委員会としても、小中高校で手話普及活動をすることに予算をつけていただきたいと思います。
県職員や民間企業に対する手話講習会もありますが、大人になってしまって頭が固くなっていますので、できるだけ小さい子供のうちからきちんと手話を指導する必要があります。併せて、理解を広めていくために、小中高校で手話の指導をするということは非常に意味があることだと思いますので、予算をつけていただきたいと思います。
もう一つ、県立の高校の場合だけではなく私立の高校を含めてですが、一部の学校での手話奉仕員講習のカリキュラムに沿った指導をしていますが、そういう学校の数は少ないです。高校で手話に触れることができる機会を拡充することで、高校生が将来手話通訳者になりたいという気持ちが出るかもしれません。ですので、そういう取り組みにもっと力を入れていただきたいと思います。以上です。

(石渡会長)
ありがとうございました。
たくさんご意見を言われていますので、少し整理しきれていないかもしれません。まず、ご質問として、資料2の1ページの最初(1)の民間企業と、聴覚障害の懇談会とはどういうものかということですね。それから、次の3-4、9月に手話言語の国際デーがあって、12月の推進イベントについて、来年から一緒にしたらどうかというご提案をいただきました。
それから、小中高の小さい時から手話について子供たちに学んで欲しいということだったのですが、そういう時に、地域のろうの方を講師として、是非活かしていただきたいというところが、3つ目だったでしょうか。
次に、公立だけではなく私立の学校に通っている人たちにも、手話を学ぶ、使えるということを言っていただけたかと思うのですが、そんなところで何か忘れていることはなかったでしょうか。大丈夫でしょうか。

(河原委員)。
大体あっています。小中学校の場合には手話についての学習をしたくても学校のお金がないため、地域のろう者に講師としてお願いをするということができないという状況がいろいろなところで起きています。小中学校での手話指導の中身がしっかりしてなかったりする場合もあります。手話についてしっかりとした学習ができるように、予算をきちんとつけていただきたいと思います。
もう一つ、高校で、手話奉仕員養成講習会のカリキュラムに沿って、1年間ずっと、時間をかけて手話を勉強している学校もあります。ただ、そういう学校は非常に少ないです。もっと多くの学校で、1年間かけて、きちんと手話を学ぶことができるような体制があれば、若い人たちが手話を覚えて、いつか手話通訳になろうという、そういう夢を持つ人も出てくるのではないかと思います。今後の手話通訳者の確保することにも繋がると思いますので、取り組んでいただきたいと思います。

(石渡会長)
ありがとうございました。また後で、課題等、何かありましたらば是非お願いしたいと思います。他にこの計画関連のところでご意見がおありの方いらっしゃいますでしょうか。それでは、川島委員お願いいたします。

(川島委員)
お聞きしたいことがあります。小中高等学校に対して、手話を普及するということ、その活動、取り組みについて、県域のほかに、横浜市、川崎市に対しての連携とか、横浜市、川崎市は手話を広める活動についてはそのあたりはどうなっているのでしょうか。そのことをお聞きしたいと思っています。以上です。

(石渡会長)
ありがとうございました。政令市とは違うとのことですが、手話の普及について特に学校での取組について。他に何かありますでしょうか。
それでは、岡田委員、お願いいたします。

(岡田委員)
平塚市にあります県立高浜高校の岡田と申します。先ほどの河原委員のお話についてはまた別途、コメントをさせていただきたいのですが、1点教えてください。資料3のところで、
「1、手話の普及」の項目の3つ目に、「手話を学びたいと思う人の割合」という項目があります。この項目は、分母分子はどのようなものを想定されているのかを教えてください。ちょっとこの白い方の冊子で探したのですけれども、上手く見当たらなかったので、もし、見落としていたら申し訳ないですが教えてください。以上です。

(石渡会長)
おっしゃる通りです。ありがとうございます。
それでは今の事務局への質問として、企業等の懇談の内容、それから資料3の、手話を学びたいという人の思う人の割合は、どのような調査の結果なのかみたいなところも含めて、おわかりでしたらお願いします。

(事務局)
神奈川県地域福祉課佐野です。ご意見ご質問ありがとうございます。まず私からは、今の岡田委員のご質問にありました、資料3の「手話を学びたいと思う人の割合」についてお話します。こちらで少し説明が不十分で、すみませんでした。こちらですが、県では毎年、県民ニーズ調査というものを行っておりまして、いろいろな項目について幅広く県民の方々にアンケート調査を行っております。それで、この調査自体は質問項目が何十もあるような調査なのですが、この中に、手話の質問項目を一つ持っておりまして、それが「あなたはその手話を学ぶ場合に、どういった手段で、学びたいと思うか」という確認を毎年しております。この中で手話を学びたいにお答えされている方々のパーセンテージをとっております。ですので、県民ニーズ調査の結果ということで、入れております。以上です。

‘(石渡会長)
ありがとうございます。それから、企業との懇談というあたりはどんなことかについて。お願いいたします。

(事務局)
障害福祉課の川田から説明させていただきます。
企業と聴覚障害に関する懇談の実施というところは、県の聴覚障害者福祉センターにおいて行っている事業内容になります。具体的には、聴覚障害者を雇用する企業からのご相談や、聴覚障害者向けの支援機器等を開発している企業からのご相談に応じたり、企業として聴覚障害者に対して合理的配慮を行うにあたってのご相談、そういったものに聴覚障害者福祉センターの方で対応していることについて、ここに懇談という形で記載させていただいております。以上です。

(石渡会長)
ありがとうございました。それではアンケートはその県民ニーズ調査のアンケートの一環ということです。あと、企業との懇談は、雇用との関連で、企業の現状や意識を聴くといった理解でよろしいでしょうか。雇用に限らず、民間企業でもいろいろな場面で合理的配慮が求められるようになっておりますので、そういったところに関して、ご相談内容に応じてということになります。わかりました。ありがとうございます。企業と話し合うということだそうです。よろしいですか。
今教育のことを、岡田委員がご指摘を随分いただいて、高浜高校は本当に、私学についても一定の教育、支援をやってくださっている校長先生からもいろいろお聞きしていますけれども、河原委員の御質問について岡田委員から、また、お願いできますでしょうか。

(岡田委員)
ありがとうございます。高浜高校の岡田でございます。
まず、高校生にとっての手話の学習について、本校は、今コミュニケーション技術という科目を設けておりまして、1年間かけて学習をしております。そこには、手話を使われる方、それから手話通訳の方が講師として1年間来ていただいております。これはかなりある意味恵まれているのであろうと思っております。県立高校では、3校、福祉科を持っている学校がございます。その中で本校は、福祉科はありませんが、こうした取り組みをしていて、恵まれていると思っております。他の県立高校でも、高校の場合は、生徒の関心や意欲に応じて、いろいろな科目を設けますけれども、普及できればうれしいかなと思っております。
なお、地域のろう者の方を招いてということについては、特に部活動の場面でお願いをしております。こちらは取り立てての報酬という形ではないのですが、地域連携ということで、学校の方では取り組んでおるところでございます。
それから、私学との連携のことでございますけれども、高校では、高等学校文化連盟、高文連というものございまして、この中で、ボランティア委員会というのがございますけれども、その中でも、手話だけではないですが、私学とも連携をして取り組んでいる部分がございます。まだまだ不十分ではございますが、皆様方の協力で進めていければと思いますのでよろしくお願いいたします。以上でございます。

(石渡会長)
ありがとうございました。あと橋本委員、今日が初めてでいらっしゃるのですけれども、学校の立場から何かお願いしてよろしいでしょうか。

(橋本委員)
座間市の小学校に勤めております橋本です。
私不勉強で、今日、皆さんのお話を聞きながら自分が勉強しているようなつもりでここにいたのですけれども、本校では、特別カリキュラムには含まれていないのですが、本校で手話をしているのは主に、音楽で歌を歌うときに、手話の学習をしております。
特に6年生を送る会や、一年生を迎える会の時に、他の人たちに向けて歌う贈り物をするときに、手話を載せた歌というものを発表することが、例年行われているぐらいで、しっかりとしたカリキュラムにしていくには、ちょっともう少し勉強させていただきたいかなというところです。

(石渡会長)
ありがとうございました。それでは、川島委員どうぞ。

(川島委員)
私からの質問の答えがまだだと思うのですけれども、現在当方が所属するゆりの会としての流れですが、講師や盲ろう者について、講師の依頼があるのはほとんど県域からが多いと思います。でも、横浜市や川崎市から依頼というのはあまりありませんでした。
現在は、かつてと比べて、学校でも、障害とは何なのかというテーマを取り上げて、講演をして、広めるということが増えてきていると思います。そういう意味で県の社会参加推進センターから講演のお願いもあります。ほかに、横浜市、川崎市は、社会障害者社会参加推進センターがあるのですが、ゆりの会としてはそこには入っていないのです。会議に参加できる盲ろう者がいないということで、やむを得ない状況もありますけれども、横浜市は特に盲ろう者が多いです。盲ろう者がいる、多いということを考えると、横浜市も、講演できる機会がふやして、それに合わせて手話、盲ろう者が使う手話、どんなのかといった教育の必要性は高まってくると思います。そういう意味で、横浜市、川崎市としての取り組みがどうなっているのか、改めてそこをお聞きしたいと思っています。よろしくお願いします。

(石渡会長)
川島委員失礼いたしました。この点については、県の方で何かおわかりでしょうか。福祉教育との関連でおわかりのところあれば、また少し教えていただきたいのですが。

(事務局)
神奈川県地域福祉課の佐野です。川島委員、ご質問ありがとうございます。
地域福祉課の状況というところでお話をさせていただきますと、まず、事業者に向けた講習会においては、当然、横浜、川崎も含めて、県内全般に周知をしておりまして、横浜や川崎などの事業者からも、講師の講習会のご依頼等はいただいている状況があります。
また、手話の学習用冊子ですとか、子供の研修は冊子等の周知にあたっては、当然、横浜、川崎の両市も含め、あるいはその両教育委員会等にも、周知をしているという状況がありますので、私どもの把握している中では、特にその横浜川崎だけ、何か講習会の依頼が少ないとか、そういうようなところは、今のところあまりないのですけれども、ただ、きっとその講演として、盲ろうの方の理解の促進という部分で、私どもの手話講習会の中でも、聴覚障害とはというような時間を設けていて、その中で、ろうの方々のことや盲ろう者のことについても、触れる時間を持っているのですけれども、また、さらに、こういったところについては、しっかり伝えていけるように、これはもう横浜川崎だけではなくて、県内全体ということになりますので、しっかり周知していきたいと思っています。以上です。

(石渡会長)
ありがとうございました。事務局からご説明いただきましたが、川島委員どうぞ。

(川島委員)
ありがとうございました。今のお答えで、横浜と川崎連携はまだまだ少ないのだろうなというふうに感じております。
現在、神奈川県の手話言語条例の中で、第何条でしたでしょうか、少しわからないのですが、市町村との連携というのが書かれているかと思います。改めて私も読みますと、少しその辺りが弱い面があるのかなと思います。横浜市、川崎市とも連携していく必要があると思っています。市町村連携の部分をもう少し見直す必要があると思っております。
それと、いつもこの協議会に参加するのですが、横浜市、川崎市の人がいないです。ですから、これから横浜市、川崎市の行政の人たちも呼んで出席をして、協議ができればと思います。以上です。

(石渡会長)
ご意見ありがとうございました。市町村との連携ということとか、横浜市、川崎市と県域、連携のところもぜひ検討していただけたらと思います。
それで、今後の福祉教育のことで、渡邊委員や田村委員、何かご意見あったら是非お聞きしたいところですが、いかがでしょうか。

(渡邊委員)
福祉教育というところでは県内の各市町村、横浜川崎におきましては区の社会福祉協議会、そういったところでのボランティアセンターを中心にして行っているところですけれども、大体において小中学校だとかの子供たちに対してのものが多いかと思います。そういう中で車椅子のことだとかと同時に手話通訳の話などもカリキュラムとして組んでいるかというふうに思いますけれども、本日の皆様からのご意見を伺っている中で、やはりその手話というものが、ろう者の方々が暮らしていく中で、その人の生活というものを彩る中で、非常に大事なものなのだなということも改めて気づかされる発言が多くありまして、それが本当に単なるコミュニケーション手段ということだけではないというような、この意味の深さみたいなことも含めて伝えられるような、そういう取り組みを社会福祉協議会としてもやっていく必要があるのではないかというふうに強く感じたところです。

(石渡会長)
はい、是非お願いいたします。田村委員どうぞ。

(田村委員)
田村です。政令指定都市につきましては、これは県の条例でありますので、直接この会議へは、入れにくいのだろうと思います。ただ、オブザーバーというような形で聞いておいていただくということ自体はとても大事なことだと思いますので、何らかの機会ですけれども、参加を促してみるのも一つの手ではないかなというふうには思います。
それで、この会の発足からいるものとしましてこれは感想なのですけれども、この条例や理念を作ることはとても大事なのですけれども、一方で、それが現実に合っているかということについては、この会がそのためにあるわけですけれども、やはり当事者の意見をきちんと聞くということはとても重要で、それをこの何年間か本当によくやっていただいているなと思っています。さらに、これから気になっていきますのが、今日も山本委員からありましたように高齢者のこと、つまり介護に関する部分については抜け落ちていた部分ですので、結構そういうことはまだあるのだろうと思います。ですから、そういう意味でこう話し合っていくということも大事なことで、地域福祉課も、実はこの仕事だけやっているわけでは当然ないわけですし、県の場合ですと、議会対策がすごく大変なところがあって、そこにどう話を持っていくかということで苦労されていると思うのですけど、そこは双方歩み寄って協力し合って、助けになっていけばいいかなというふうに思っています。
1点余計なことなのですけど、この仕事ともう一つ別に県の専門教育、教育史の編さん等執筆をやっています。今ようやく戦前から戦後すぐまでの盲学校、ろう学校のいろいろな有様を書いたところなのですけれども、実は私20年前、平塚ろう学校の校長だったのですけど、そこは大きな転機だったのですね。それまでの口話教育一辺倒だったところが、初めて、平塚ろう学校で手話を取り上げるようになってきた。ちょうどその境目のところに私もいたという、いろんな因縁を感じております。少し余計なことでした。以上でございます。

(石渡会長)
ありがとうございました。それでは、そろそろ終了の時間も近づいているのですが、今日、公募委員として初めて参加してくださっている松本委員、この協議会への期待とか今日のお話を聞いて何か、おありでしたらお願いいたします。

(松本委員)
皆さんはじめまして。松本茉莉と申します。本日初めて参加させていただきました。まずとても勉強になりましたけれども、特に個人的意見はないのですけれども、今後の会議を積み重ねて、これでいろいろと少しずつ勉強させていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。以上です。

(石渡会長)
松本委員ありがとうございました。先ほどの田村委員からも当事者の声をきちんとというお話がありましたので、この後の意見交換会やヒアリングが改めて重要だなということを感じました。
あと、ご発言されていらっしゃらない委員もいらっしゃるかと思いますが、今後に向けてこのことを是非発言しておきたいというような委員の方がいらっしゃいましたら、お願いしたいと思います。石井委員、お願いいたします。

(石井委員)
先ほどの川島委員の発言と重なる部分もあるかと思うのですが、資料2の部分の説明の中で、進捗状況実績のご報告をいただきました。その中で、県のセンターに確認をしてというようなお話をいただいたのですが、横浜市、川崎市の部分においては、センターで把握ができていないと思いますので、県内全体の状況、進捗状況を把握する意味では、そういった各市にも確認をしてからの報告をいただけるとありがたいなというふうに思っています。以上です。

(石渡会長)
大事なご指摘ありがとうございました。それでは、まだ、発言しそびれてらっしゃる方もいらっしゃると思いますが、終了時間が近づいていますので、今日の協議会の議論としてはここまでとさせていただきたいと思います。
今後、意見交換会やヒアリングを開催してくださるということですので、またそのあたりでじっくり議論ができていくと思います。
それでは、いろいろご協力ありがとうございました。進行を事務局の方にお返しします。お願いいたします。

(河田地域福祉課長)
地域福祉課河田でございます。石渡会長ありがとうございました。それでは最後に事務局の方から連絡事項をお伝えさせていただきます。お願いいたします。

(事務局)
事務局の神奈川県地域福祉課五十嵐です。本日、皆さんお忙しい中ご参加いただき、また、たくさんご意見いただきましてありがとうございました。
今後の予定は、先ほどのスケジュールのところにもございましたが、まずこの協議会自体は11月の中旬から下旬に開催予定ですので、この会議が終わり次第、また、日程の調整に入らせていただきます。
また、意見交換会につきましては、なるべく早めには実施したいと思っていますが少し回数等につきましてはこちらの事務の状況なども踏まえまして検討させていただき、こちらについても早急に意見交換会の概要と日程調整をさせていただければと思います。
ヒアリングに関しましては、各団体全て個別にというのが難しいのかなと個人的には思っておりますので、場合によっては代表の方にお集まりいただくですとか、開催方法なども含めて調整の上、別途関係者にご連絡をさせていただければと思います。私からは以上になります。

(河田地域福祉課長)
ありがとうございました。
以上本日予定をいたしました議事とすべて終了させていただきました。時間若干過ぎております。申し訳ございません。
それでは、他に何かございませんでしょうか。よろしければ、本日の協議会につきましてはこれで閉会とさせていただきたいと思います。
委員の皆さん、皆様におかれましては貴重なご意見をたくさん賜り、ありがとうございました。改めて御礼を申し上げます。本日は本当にどうもありがとうございました。お疲れ様でした。

 

 

会議資料

 

 

 

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