平成30年度第2回神奈川県バリアフリー街づくり推進県民会議調整部会(審議結果)

掲載日:2019年1月24日

審議(会議)結果

次の審議会等を下記のとおり開催した。

審議会等名称

平成30年度第2回神奈川県バリアフリー街づくり推進県民会議調整部会

開催日時

平成30年12月21日(金曜日)10時00分から12時00分

開催場所

シルクセンター地下1階 大会議室

出席者【会長・副会長等】

大原一興【部会長】、小木曽正子、河原雅浩、桑波田謙、鈴木孝幸、滝澤広明、野口富美子、吉富多美

(敬称略)

次回開催予定日

未定

所属名、担当者名

福祉部 地域福祉課、調整グループ

電話番号 045-210-4804(直通)

ファックス番号 045-210-8859

掲載形式

 議事録

審議(会議)経過

(事務局)
定刻となりましたのでただいまから平成30年度第2回神奈川県バリアフリー街づくり推進県民会議調整部会を開会いたします。開会にあたりまして田熊地域福祉課長からご挨拶を申し上げます。

(田熊地域福祉課長)
皆さんおはようございます。神奈川県地域福祉課長の田熊と申します。本日はお忙しい中、平成30年度第2回神奈川県バリアフリー街づくり推進県民会議調整部会にご出席いただきましてありがとうございます。皆様方には日頃からバリアフリーの推進にご尽力いただいていることに心から感謝申し上げます。また、去る11月4日には今年度で6回目となりますバリアフリーフェスタかながわを開催しましたが、延べ1,200名の方のご来場を迎えることができました。実行委員長の吉富委員をはじめ、委員の皆様には様々な形でご協力いただきましたことに改めてお礼申しあげます。
平成24年度に作成しました「みんなで創るバリアフリーの街づくり~県民会議からの提案~」でございますが、この見直しに当たりましては、6月に開催された第1回調整部会におきまして、活発なご議論をいただくことができました。またその中で、県民意見の収集につきましては、アンケートにより実施することとしましたので、皆様にご確認いただいた内容に基づきまして、10月からアンケートを開始したところでございます。本日は現時点におけるアンケートの収集状況をご報告するとともに、提案書の見直しにつきまして、前回の会議でいただいたご意見を踏まえて、事務局の方で見直し構成案を作成いたしましたので、それを示して、ご議論いただければと思っております。
また、具体的な取り組み事例などについてもご紹介いただきながら、意見交換ができればと思っているところでございます。それでは、皆様方の忌憚のないご意見を多数いただきますようお願いいたしまして、私からの挨拶とさせていただきます。

(事務局)
本日の会議の出席者は出席者名簿の通りです。本日、一般社団法人神奈川県バス協会の小堤委員、それから一般社団法人神奈川県建築士会の金子委員、慶應義塾大学の中野委員、公益財団法人神奈川県身体障害者連合会の西川委員はご欠席です。それと、NPO法人神奈川県障害者自立生活支援センターの鈴木治郎委員、神奈川県旅館ホテル生活衛生同業組合の若林委員につきましても急遽ご欠席ということになりましたので、ご承知おきください。また、本日は傍聴のご希望の方は特にいらっしゃいません。
次に事務局ですが、この出席者名簿の順になりますが、神奈川県福祉子どもみらい局福祉部田熊地域福祉課長、中尾主事、茂木主事でございます。申し遅れましたが私は本日の進行を務めさせていただきます佐野です。よろしくお願いいたします。本日は各委員の前にマイクが置いてありますが、会議録を効率的に作成するための録音機器でございますので、ご承知おきください。なお、本会議の記録につきましては、委員の皆様のお名前を記載して、会議の内容を要約した形で、会議終了後に、県のホームページに掲載することとしておりますのであらかじめご了承をお願いいたします。それではここからの進行は大原部会長にお願いいたします。よろしくお願いいたします。

(大原部会長)
大原です。よろしくお願いします。6月からしばらく経ちましたが、アンケートをしていただいて、いくつか回答が上がってきて、また、この間の意見をもとに、事務局の方でこの提案書の見直し案というのを作っていただいたということで、今日はその2点、議事としています。
それでは、一つ目の議題で県民意見の収集状況ですが、これも最終的には提案書に結びつく内容ですが、まずはそのアンケートの意見収集について最初に事務局の方から説明をお願いします。

〔事務局より資料1-1、1-2に基づき説明〕

(大原部会長)
ありがとうございました。今はまだ募集途中ということですが、54件の回答があったということである程度の傾向が見られると思います。ではお気づきの点の質問や、ご意見を伺いたいと思います。いかがでしょうか。

(鈴木孝幸委員)
鈴木です。意見を見ていて私たち自身も気をつけなくてはと思った点は、声かけ運動のところで声をかけてもしっかり対応して欲しいという意見があり、私たち自身の中でも駅など色々な場所で声かけられたときに、例え急いでいたとしても断り方を上手にしましょうなど、色々な意味で相手に傷つけないようなやり方していこうというのが当事者の人たちの話し合いの中には最近よく出ている内容です。
それからもう1点、すごいと思ったのが、建築士などの関係者の教育をもっとしてくださいという意見がありました。確かに誘導ブロックなどの色を変えてしまうのは、建築士さんたちがデザイン上この色は良くないということで色をグレーや銀色にしてしまうところがあるのですが、こういった関係者が理解をしていればそういったことも少なくなるかと思っておりまして、なかなかいいご意見が多く出ていると思いました。以上です。

(大原部会長)
ありがとうございました。今のご意見のように声かけに関しては、声かけしやすくするという気風ということも必要ですし、声かけされやすくということも、皆さんも努力されているということで、徐々にそういうような形が広がっていければいいかと思います。
いかがでしょうか。数字の上では大体6割から7割ぐらいが少しずつ進んできているという現状認識を持っているということで、私はそれぐらいかと思っています。あとはバリアフリーフェスタの来場者など、ある程度関心のある人が答えているということもあるので、そうかとは思います。それほど予測を離れた結果ではないような感じはしています。

(河原委員)
アンケートの回答の数字について54件というのは、私から言いますと、非常に少ないと思います。その中でバリアフリーフェスタの来場者が40件ということで、残りが14件。今、ホームページでチラシ配布するなどお願いしているという説明がありましたが、もっと多くの方たちに書いていただかないと、本当の県民の考え方をつかむというのは難しいのではないかと思います。どのように多くの一般市民に書いていただけるか考える必要があるのではないかと思います。どう考えていらっしゃいますでしょうか。

(大原部会長)
ありがとうございました。確かに思いますが、何か事務局としてその点への対応は今後何か考えていますでしょうか。

(事務局)
なかなか、ただホームページに載せただけでは反応が少ないというところがありますので、例えば県の方でも、もう一度市町村での窓口への配架などもお願いして送っていますが、もう一度それを呼びかけるということや、県の他課の会議など、そういったところで一緒に配っていただくというようなところの協力もお願いをしたいと思っています。
また県民会議の委員の皆様にも、ぜひお知り合いの方などにもお声がけいただき、関係者の方の意見ももちろん聞きたいのですが、本当の一般の方のご意見というのは聞いていきたいというところもありますので、幅広にお知り合いの方などにもお声がけいただければありがたいと思っています。お願いいたします。

(河原委員)
例えば、小学校、中学校、高校で配布をして、それを家に持ち帰って、両親、保護者に書いていただくという方向は難しいですか。

(事務局)
例えばバリアフリーフェスタでは小中高の学校にチラシを配るということで、こちらから担当課に協力依頼をして配ったということがありますので、全部の学校に紙でお配りするということは厳しいところがあるかもしれないですが、相談してみたいと思います。
また、県民会議の委員の中には大学の先生もいらっしゃり、配っていただいておりますので、現時点では確かに割合として、若い方々の意見の方が少し低いということもありますが、その点については、これから集まってくるだろうと考えております。

(鈴木孝幸委員)
私どもも最近アンケート調査をやりました。一般の人が約600件弱用紙で集まったのですが、集め方としてどのようにしたかというと、地域限定だったので、民生委員さんたち100人程度に配布したり、中学校を一校選んでそこに50枚だけ送って学校で選んでもらってやってみたり、また、高校も公立高校と私立から1校ずつ選んで50人ずつやってもらったり、それから、よく行く飲食店に2ヶ所ぐらいに置いて、そこに来る人にやってもらったりして600弱集まりました。なので、県がどういうところを選んでどうやるかということは難しいところでありますが、フェスタに来るような方たちというのはどちらかというと福祉に興味のある人たちが多いと思います。ところが、無作為に選んでやるということをすると、福祉にそこまで関心がない人たちの意見も集められるかと思います。以上です。

(大原部会長)
収集期間がまだあるということですので、ここの委員の方それぞれが少し努力していただくのと、それから今言われたような話の中では、学校に協力していただいて配っていただいたり、あるいはこれをきっかけに少しバリアフリーに関する教育をやってみようと思われるような先生にお願いしたりということがあるかと思います。何かそういう情報といいますか、この人に言えばやってもらえるというようなそういうリストがあればいいのですが。そういうチャンネルを作っておくことも大事だったかと今更ですが思います。

(事務局)
ここに頼めば絶対回答が得られそうだというリストのようなものは申し上げられないのですが、例えば高校の中には福祉部という部があるところもありますので、興味のある方になってしまうかもしれませんが、学校についてはそういったところにお願い、相談してみることはできるかと思います。全員ではなく、選んでアンケートを何枚か送り付けるかたちになるかと思いますが、進めてみたいとは思います。

(事務局)
やはり県で進めるとなると、なかなか個別の動きが取りづらいという状況も実際あります。もし自分自身、あるいは民間の活動ということであればチャンネルを作り、そこからこの人にお願いすることによって、個々を抽出するということが可能ですが、組織で動くということになるとオフィシャルな関係の中で、例えば教育委員会の方全部に配るのか、いやそれはできない、というようになり、前に進むのが遅くなるという状況はあるかと思います。どのような方法ができるのかというところについては、こちらからも小中学校や高校教育を担当している担当の方とご相談をまずはしてみたいと思います。また、お願いですが、委員の皆様が日頃の活動の中で繋がっているような先生などがいらしたら、そういったところに話を持って行っていいということを教えていただければ、まさにそこで抽出するということも可能になりますので、事務局の方で努力するということと、委員の皆様のご協力もお願いできればと思います。どうぞよろしくお願いします。あるいは委員の方からご紹介をいただいて、こちらからお願いに行くといったことでも大丈夫です。

(大原部会長)
とりあえずできることとしては、今ここにこられている委員の方からそういう機会をできるだけ紹介していただくということでしょうか。私このアンケートでやはり難しいなと思ったのが、回収の方法がみずから持っていくか郵送するかファックスするかということをしないといけないという点です。イベントなどで大勢人が集まるときにはその場で後で回収しますという形で集めやすいのですが、私も地域のケアプラザに置いてもらっており、そのままそこに置いておいてくれれば私が持っていきますと言ってはいるのですが、やはり手間らしく、今のところ回答がないのです。だから、チラシを置いておくだけではなかなか帰ってくる仕組みになっていないというのが少し不利な点としてあるので、できるだけそういうイベントのときに皆さんに配る機会があれば配ってその場で回収するという方法がいいかと思っています。あと、Webでの入力ができませんよね。

(事務局)
現状は、アンケートに答えるのではなく、フォームメールを通して意見を送るという形式でお願いをしています。データを直接やりとりするということが認められにくいということがあります。

(事務局)
県の情報セキュリティの関係で、制限がありまして、送り方がアナログな手法になってしまっているっていうことがあります。

(桑波田委員)
公募委員の桑波田です。アンケートの話題に関連して、数が少ないとそこから重要な意見を吸い上げて反映させるということが難しくなってしまいますし、少数の意見だけでは偏りが出ると思います。今の話ですと、フェスタでの回答者が40人ということは全体回答の8割です。かなり偏りのある内容になってしまうので、できるだけ数を多く欲しいということと、例えば目標を設定して、目標に近づくまでどんどん努力のボルテージを上げていくことも必要かと思いました。また、そもそもこのアンケートに答えることで、どういうメリットがあるのかが少しわかりづらいと思います。資料3の案内文を見ましても、バリアフリーの街づくりの提案書を作成してこれまで取り組んできたが、その提案書の見直しを行うためのアンケートです、となっています。その提案書が何なのかということや、その提案書と自分たちの生活とがどう関わっているのか、アンケート回答者にどのようなメリットがあるのかといったことがわかりづらいと感じました。この会議の中ならわかる話かもしれませんが、そもそもその提案書とは誰から誰への提案なのかなど、一般の方にこのアンケートの趣旨をもう少しわかりやすくするような資料も添付したらどうかと思いました。以上です。

(大原部会長)
ありがとうございます。大変大事なことだと思います。このアンケートを作成している我々は、目的などは自明のこととして思っていますが、一般の人が答える段階では確かに、何を答えていいのかわからなくなるようなことはあるかと思います。そのため、より良い神奈川県内のバリアフリー環境づくりを進めていく上で、一人一人の皆さんの意見を聞いてそれを反映させていきたいということをもう少し答える人に訴えるように、頭書きに1枚付けるといったことができればいいかと思います。

(事務局)
ホームページの掲載なども基本的に参考資料3のアンケートに書いてある内容が書いてあるだけですので、すぐに変えるということは少し難しいかと思いますが、少なくともホームページを見た方に、神奈川県のバリアフリーを推進するためであることなどの趣旨をわかりやすくするということは本日持ち帰らせていただきたいと思います。方法をどのようにするかということは、チラシを新たに作る、あるいは最初の表紙のところに追加するのか、1枚追加するのかなど検討させていただきたいと思います。

(桑波田委員)
もう一つ、今更で大変申し訳ないのですが、基本的な考え方の確認をご教示ください。バリアフリー街づくりの提案書というのは、この県民会議が県に対して提案するということでしょうか。

(事務局)
必ずしも県だけということではないと思います。取組みの中には行政ができることも書いてあれば、個々の団体の活動も書いてあります。また、神奈川県みんなのバリアフリー街づくり条例に定めるところでのバリアフリーの推進主体というのは、行政もそうですが、県民一人一人ということでもあり、事業者でもあり、また当事者でもありということで、誰もが主体であるという位置付けになっています。そういった方々含めて社会全体に対して、こういった取組みが今後必要だということを、県民会議として提言しているというような性質になっております。

(桑波田委員)
わかりました。その提案書は最終的には県のバリアフリー条例と照らし合わせて、今の条例のこの点をもっと強化したいとか、足りないなということについて、見直しを目指すということでしょうか。

(事務局)
条例だけではないです。もちろん、条例の改正も必要だというような提言があれば、そういったことも含めて、条例の見直しの際に検討していくことになりますが、必ずしも条例の一つ一つの基準や中身ということではなく、「みんなで創るバリアフリーの街づくり」という提言になりますので、それを例えば、バリアフリーマップの情報の充実を図っていこうであるとか、あるいは駅や道路などの移動の経路を安全にしていこうであるとか、多岐な内容が書いてありますので、全部を条例に一つ一つ盛り込むとかそういうことではないです。

(桑波田委員)
提言という考え方でよろしいですか。

(事務局)
その通りです。

(桑波田委員)
ありがとうございました。

(吉富委員)
神奈川子ども未来ファンドの吉富と申します。この提案書について、中高生にアンケートを回答させるというとすごく難しいと思います。言葉も難しいし、それから、ページ数が非常に多く、選ぶ項目も5項目あるので、もう少し単純化できないかと思います。時間がないけどアンケートに答えましょうというような方ではなかなかこれは答えられないアンケートだと思いますので、せめてもページ数をもう少し減らすなどできないでしょうか。

(事務局)
確かに中学生や年少の方にはかなりボリュームも多く、中身も難しいかと思います。ただ、この提案書の見直しについては今年度中に行うということで今アンケートを実施しており、そしてさらに多くの人に回答していただこうということでアンケートの聞き先を広げることを今お話ししておりますが、実際のところ時期的にこれからまた新たなバージョンを作り、それを皆様にご確認いただくことを考えますと、今年度中に行うことは時期的に難しいかと思います。

(吉富委員)
ここまでのボリュームを答えていただくためには、ある程度関心のある方に会議などの場で少し説明を入れながら回答していただくようにしないと、ただ自由にお書きくださいというようなことではなかなか趣旨は伝わらず、回答は返ってこないかと思います。
回答はあとどれぐらい必要なのでしょうか。沢山あればあったでいいのでしょうが、もっと数を増やすためには、やはり、皆さんの会議や委員会で配っていただいて、言葉を足して書いていただくという方が回収率は高いと思います。

(野口委員)
他の方の意見と重複すると思いますが、最初の1枚にもありますが、条例と提案書というものがなぜ必要で、提案書によってこういうことがありますといったことについて、私たちはここで質問すれば説明いただけるのですが、回答する人はそうではないので、その重要性はこれだけでは全然わからないということがあり、最初の掴みの文字、言葉がないということがあります。私もいただいたアンケート用紙を会議で配布しましたが、よろしくお願いしますと伝えただけなので、今日の結果を見ると多分私だけしか出していないだろうと思っています。今吉富委員のおっしゃったことですが、あと何枚ぐらい必要なので再度お願いしますというのを各団体で行い、回収に関しても、各団体でまとめて、それをいただきたいなどのようにすればよいかと思います。

(大原部会長)
今のご提案に対して何かできることなど事務局からありますか。

(事務局)
会議等でお配りするにあたって、例えば提案書に関して説明が必要であるというご意見もあったかと思いますので、委員の方が説明するだけでなく、県の方からも説明して欲しいであるとか、あるいは配ることのできる会議があるといった情報があれば事務局にいただいて、こちらからもお伺いして説明をして、その場で回収する、あるいは回収していただいたものを取りまとめてこちらに送っていただくであるといったことはできるかと思います。ただ、アンケートそのものを作り変えるといったことは、なかなか難しいかと思いますので、今あるアンケートをいかにやっていただけるように工夫するかというところで、考えていきたいと思っております。

(小木曽委員)
公募委員の小木曽です。まずアンケートのところのバリアフリーの街づくりという言葉自体があまり一般の方に周知はされていないと思います。やはりアンケートの回収について、私たちが配るとしても、どうしても福祉に関連する方たちばかりなので、どちらかというと当事者側からの意見が多く見受けられると思います。これはもっと一般の人に知ってもらうということが一番の目的だと思いますので、そのためには、来年度からでいいと思いますが、回収方法の見直しが必要だと思います。例えば返信用の封筒を入れるとか、つけるとか、そういった負担のないと回答の仕方を検討していただけたらと思います。また、もう一つ、1枚この説明書きの中に、例えば皆様の県民の声でここが改善されましたとか、具体例を入れると、回答の仕方が違ってくるのではないかと思います。以上です。

(大原部会長)
ありがとうございました。すぐできそうなことと、次の機会にということで考えることがあるかと思います。
私から説明というのも変ですが、この会議自体が調整部会という名前であり、この提案書のバージョンアップ、見直しをするということが主な仕事だったと思います。それで皆さんといろいろ議論して、今まで不十分だったこと、これから積極的に推進しなくてはいけないことを意見として出していただいて、それをできるだけ多くの人に応援してもらいたいといいますか、実際そこで語られていることは多くの人が支持してくれることなのかどうか、あるいは、多くの人が求めているものなのかどうかということをある程度確信を持ちたいということもあり、アンケートで数字を押さえていくということが、もともとこのアンケートを実施する目的としてあったかと思います。それについては、今までの中でも大体傾向として、大事なことはどんどん進めてもらいたいという意見はかなり強く出ていますし、また、進めてきたことについてはある程度少し向上しているという実感を100%ではないですが半分以上の皆さんが持っているということで成果も上げているし、次なる手を考えて、これをぜひ推進していきましょうという裏付けの数字として、このアンケートが有効になり、我々が作る見直した提案書の意義みたいなものがより強みを増すという、一つの効果があると思います。もともと発想としては多くの人に知ってもらおうということはもちろんそうできればいいのですが、もう少し自分勝手な目的が中心だったのではないかと少し思っています。これをきっかけに、やはり多くの人に県民会議そのものもそうだし、提案書によってみんなのバリアフリーの街づくりを変えていくのだということを多くの人に知ってもらうということは大変重要なことなので、それも併せてアンケートに活用するというのは非常に重要かなとは思っています。
結論から言うと2月末までの回収の期間の中で、できることはどしどしやったほうがいいと思います。今言われたように、とにかく多くの人に多くの機会をとらえていく。ただし、この本体のアンケートそのものを書き換えるということは、今までの項目との関係もあるのでできないと思いますが、補足資料を追加するなど、どういう意義がありますということを伝える努力をして、それでできるだけ多くの機会に皆さんの協力を得て、そういう場で書いてもらうということかと思います。

(河原委員)
具体的な話ですが、どこかに行ってアンケートの回答をお願いする際、事務局にアンケートの印刷をして送っていただくことはできるのでしょうか。

(事務局)
ご連絡いただければ送付等をこちらでやらせていただくことは可能です。枚数があまりに多いと送付に時間がかかるかもしれませんが、追加で送ることは可能ですので、ご連絡いただければと思います。

(河原委員)
わかりました。

(大原部会長)
では、皆さんいろいろ情報出していただいて、そういう形であと数ヶ月努力して、もっと多くの声を聞きたいということにしていきたいと思います。その他、県の方でも関係のある福祉やまちづくりなどの関係で委員会や何かを検討するような会があれば、そういう時にもぜひこれを配ってもらってその場で返してもらうおということも、広げていければいいと思います。

(事務局)
そのようにさせていただきたいと思います。

(田熊地域福祉課長)
今の話をまとめさせていただきますが、県の方では今お話あったように、私どもの会議もありますし、それ以外の会議等でも機会をとらえ、アンケート回答のお願いするということをさせていただきます。また、河原委員からもお話しございましたが、委員の皆様にも、どこかの団体や会議等ありましたら事務局に教えていただき、アンケートをお送りするということもしますし、必要があれば説明にもお伺いします。加えて、わかりやすいような補足資料を用意いたしますので、それとアンケートとを一緒に送るなり、伺って説明するなりということをさせていただきたいと思います。やはり今のこの枚数では少ないということがございますので、2月まで増えるように努力したいと思いますので、よろしくお願いいたします。

(大原部会長)
では、よろしくお願いします。私としては先ほど吉富委員から言われたように、高校生や中学生には確かに難しいかと思います。逆に言うとこういうものを読み解くことで、バリアフリー教育に活用していくといいかと思います。そういう先生がいらっしゃれば、ぜひやってもらえるといいかと思います。
それでは一つ目の議題はこのアンケートの話なので、これに関してはさらにそういう形で、より進めるということでお願いしたいと思います。
もう一つの議題ですが、提案書の見直し案ということで、これまで出てきた皆さんからのご意見やアンケートの手応えなども加えてということだと思いますが、見直し案の構成が出てきておりますので、それでは説明を願いします。

〔事務局より資料2-1と2-2に基づいて説明。〕

(大原部会長)
すみません、私が質問というのも変ですが、資料2-2の「第15回県民会議までの取りまとめ」について、今までの提案内容が左にあり、意見が真ん中、意見を返して右側に今回の検討課題という形になっているかと思いますが、右側の提案内容は資料2-2の「県民会議からの提案書見直し構成(案)概要」ではどのように入っていますか。

(事務局)
大原部会長からお話のありました、この「第15回県民会議までの取りまとめ」ですが、こちらの右の枠囲のところが県民会議での振り返りや、前回の提案書の作成後の状況を踏まえた検討課題ということで前回示させていただいたものです。その枠の左の部分は前回の提案書の柱をそのまま生かし、右側のところに書いてある提案内容という部分は、検討課題として、こういったものを新しい提案書には入れていく必要があるのではないかということで出しています。それで、例えば1の「バリアフリー教育の充実」の右側の提案内容で「ア 対象別の取組」ということで、企業・教育現場・地域住民等の取組みというのを載せていました。これについては、最終的にまとめという部分の中で、バリアフリー教育に関しては学校教育だけではなく、地域の人たちの共感を得るような仕組みということでやっていくという意味では、必ずしも対象別ではなく、一緒になってやっていくということも必要ではないかというようなまとめを6月の調整部会でいただいております。そのため、企業・教育現場・地域住民といったように分けるのではなく、今回の資料2-2「県民会議からの提案書見直し構成(案)概要」の中にあっては、この大テーマ一番の「バリアフリー教育の充実」の中項目の「地域や学校におけるバリアフリー教育の充実」ということでもひとまとめにしています。6月に最初出した事務局の案を皆さんからのご意見を踏まえて、この中項目をまとめているということです。それから、地区社協との連携については、6月の会議の中で、やはり必要なのでやっていこうという話もありましたのでそのまま生かし、1の「バリアフリー教育の充実」の中の小項目に地区社協やボランティア団体との連携を入れております。同様にすべて入っております。

(大原部会長)
すみません、私勘違いしていたかもしれませんが、「第15回県民会議までの取りまとめ」が最初の段階ということですね。それぞれの資料に日付が入っていると時系列がわかりやすいかもしれませんね。
今日はとにかく、その結果としての資料2-2「県民会議からの提案書見直し構成(案)概要」が今日の時点での最新版ということですので、これについてのご意見をいただきたいと思います。

(小木曽委員)
公募委員の小木曽です。事務局の方にお尋ねしたいのですが、資料2-2「県民会議からの提案書見直し構成(案)概要」の三番の中項目に「お互いに共有できるバリアフリー関連情報の充実」とありますが、この「お互い」にというのは誰を指しているのかを教えてください。

(事務局)
確かに「お互い」にだけだと少しわかりにくいかもしれないのですが、前回委員意見といたしまして、例えば、高齢者の方が、目が見えにくくなったり体が動かしにくくなったりする場合に、視覚障がい者の方の知恵のようなものであるとか、あるいは高齢者団体の方が発信する情報を高齢者の方が受け取ることができるように用意するであるとか、そういった意味での「お互い」にということでして、「みんなが」というようにとらえていただいてもよろしいかと思います。

(小木曽委員)
ありがとうございます。

(大原部会長)
「多様性を配慮した」というと言葉が固いかもしれないので、「みんなが」でいいのかもしれないです。みんなで共有できるバリアフリー関連情報ということだと思うので。
他にありませんか。

(滝澤委員)
日本民営鉄道協会の滝澤と申します。細かいことで恐縮ですが、まだ具体的なものがないので、内容の意見というよりも用語の使い方について、資料2-2「県民会議からの提案書見直し構成(案)概要」の3のイに「駅舎・道路・公共交通機関等のバリアフリー化」と書いてあり、今の提案書も気になるのですが、公共交通機関というとすべて入ってしまうので、用語の使い方と「等」とは何を示しているのかわかりづらい気がします。また、「第15回県民会議までの取りまとめ」の表記では3に「駅、道路等」と書いてあり、右側には交通機関と関連施設という表現をしており、この関連施設とは何かということも気になりますので、もしかしたら用語の使い方を整理した方がよいかと思います。

(大原部会長)
駅は公共交通機関に入るとして、他に道路など入るのでしょうか。

(滝澤委員)
下には公共施設とまた別書きになっています。

(事務局)
この小項目の「駅・道路・公共交通機関等」は、今の提案書の8ページの「提案内容」の中の「取組み提案」にある表現をそのまま持ってきたのですが、駅舎の舎が抜けていまして、駅の建物になります。

(滝澤委員)
公共交通機関というとバスもタクシーも鉄道も入るということでしょうか。

(事務局)
入ります。

(滝澤委員)
わかりました。駅だけが別になっていたので少し違和感があります。

(事務局)
表現につきましては今後案をご確認いただく必要もあると思いますが、単語の並列関係がおかしいのではというご指摘だと思いますので、また改めて文言整理するときに確認しながら進めさせていただきます。

(野口委員)
手をつなぐ育成会の野口です。この関連で、交通機関などの施設はバリアフリー化が進んでいるのですが、やはり私達が生活していく上で、本当に残っているのは道関係だと思います。まっすぐではないであるとか、自治体の関係かもしれないですが、そのため外に行けないというのがアンケートの意見でも大分ありましたので、その辺がポイントとしてわかるようにした方がよいと思います。一番後回しになっているかと思いますので、そういった状況があるのだということがわかるような記述にしていただくとありがたいと思います。

(大原部会長)
今のご意見は、道路には含まれないということでしょうか。

(野口委員)
例えば道路や歩道の傾斜など、車椅子や乳母車では通りにくいというところがあるが、あまりこのバリアフリー化の中で後回しにされているということです。

(大原部会長)
この項目の内容に、その視点を入れるようにという意味でしょうか。

(野口委員)
はい。そうです。

(河原委員)
河原です。1のイの右側に「障がいの社会モデルについての啓発」と書いてあり、それは当然必要だと思います。その後、どのように対応していくのか考えたときに、新しい考え方として、合理的配慮という考え方が必要になってくると思います。それがどのようなことかわかっていない方も多くいらっしゃると思います。合理的配慮という考え方は何なのかということは入れた方がよいと思います。
それからもう一つ、5番目の「施設の計画段階における関係者の参画」と書いてあるのですが、施設というとどうしても建物というイメージが強くなります。しかし先ほど野口委員がおっしゃられたように建物だけではなくては道路なども必要かと思いますので、道路も含むことを書いた方が分かりやすいのではないかと思います。
それから5のアに「公的な施設」と書いてありますが、民間のデパート等の施設もバリアフリー化が必要だと思います。公的なという言葉を入れると「民間は別」というイメージになってしまいますので、「民間も含む」といった書き方がよいかと思います。

(大原部会長)
ありがとうございます。今の1点目の施設という概念に建築物以外の道路や公園、先ほどの交通機関駅もあるかもしれないが、そういった言葉の定義としてはどのように考えていますか。

(事務局)
こちらの5の大テーマの書き方や、5のアの「公的な施設整備での率先的な取組」につきましても、今の提案書に書かれている内容をそのまま書き移したのですけが、もともと今の提案書に書かれている内容が言葉の使い方として若干正確ではなかったかと思っております。もともと、公的な施設と書いてありますが、正確に言うと公共的施設というのは条例上の言い方になっておりまして、この条例上の公共的施設というは民間の施設も含め、不特定多数の方が使うような施設、例えばデパートなども含めていますので、ここは書き方を変えさせていただきたいと思います。
また、計画段階における関係者の参画につきましても、単に施設というような表現ではなく、今おっしゃられたような道路など、バリアフリー化が必要なものについてということだと思われますので、ここも書き方は工夫させていただきたいと思います。

(大原部会長)
では、その点は今のご意見を取り入れ、うまく言葉遣いを調整していくことでお願いします。また、先ほどの基本的な考え方の中に合理的配慮をとありましたが、この部分は今回新たに付け加えることになるということでよかったでしょうか。

(事務局)
はい。障害の社会モデルの視点があり、合理的配慮についても一連の流れの中で触れることになるかと思いますが、合理的配慮とはこういうものだという説明は文章等で入れる必要があるかと思いますので、そのようにさせていただきたいと思います。

(大原部会長)
その他いかがでしょうか。こういう視点も大事だということが、まだ細かい小項目が見えてきていないので、その辺がわかれば、色々気づかれる点もあるかと思いますが、今日のところの中項目レベルで他にお気づきの点がありますか。

(滝澤委員)
日本民営鉄道協会の滝澤です。交通とは関係ない点で恐縮ですが、先ほどのアンケートの中間状況の報告にもありましたが、かなりハード面的な話というのはどの分野でも進んでいるのですが、心のバリアフリー化についてはまだまだに意識が足りないと言われています。見直し案の中の構成だと多分2になると思いますが、ソフト面の取組み提案というのが少し弱いように思います。もう少し強めに出てもいいかと思います。それ以外がハード面のことを主体に書いているような気がいたしますので、アンケートを踏まえて書くのであれば、2のところはもう少し補強された方がいいかと思います。

(大原部会長)
ありがとうございました。ソフト面と言うと教育以外にも多くの人に相互理解を進めていくことになるかと思います。

(鈴木孝幸委員)
例が適切かどうかわかりませんが、先日駒込で、視覚障がいの人が音響信号機のあったところで車に跳ねられて亡くなっています。その音響信号機は朝8時から夜7時までしか鳴っていなかったそうで、それでは無いのと一緒であると思います。よく私どもも音響信号機をつけてくださいとハード面でお願いするのですが、近所の住民が反対するので、音は小さく、あるいは時間は短くとなってしまいます。鳴っていなかったら私たちにとっては信号が無いのと一緒であり、どこでも一緒になると思っています。二つ方法があると考えており、必要なときだけ鳴るような仕組みにするということもできるし、あるいは、周りが理解してくれれば、夜はいくらか音量が減ったとしても鳴っていてくれないと困るというところで、それが合理的配慮かと思っています。近所の人からしてみればいつも鳴っていては困るという話だとしたら、今の技術では人が来たときにだけ鳴るような仕組みにもできるので、そういったことを考えていかないといけないと思います。バリアフリーといっても、今信号で検索かけたのですが、音響信号機の設置とは書いてあるのですが、作動時間を長くするとか、必要な時に対応するということがないので、その点をどこで盛り込んだら良いのかということはわからないですが、意見として申し上げます。

(大原部会長)
ありがとうございます。実際に設備はあるのですが使えなかったら意味がないという、よく交差点のエレベーターなどでもあると思います。管理する人が夜中いないので、夜中にはそのエレベーターが動かないということもあります。どこに入れ込みましょうか。

(鈴木孝幸委員)
今でなくていいので、そういうことも考えていきましょう。

(大原部会長)
はい。それと先ほどの心のバリアフリー関係のソフト面の具体例も、小項目に具体的な取組み事例としては入ってくると思いますが、中項目では確かにあまり表現されてないかと思いますが。1のイになりますでしょうか。

(事務局)
1のイに「皆が相互に尊重しあう地域づくり」という中項目がありますが、そこの小項目などを見ますと、皆さんが一緒に行う取組みを通して気づきと実践の推進ということを入れていますので、項目で補強していくということは、この中身を増やしていくイメージになるかと思います。あるいは個別の心のバリアフリーと必ずしも全部イコールではありませんが、2のアの「障がい当事者の相互理解促進と県民への呼びかけ」などのところにも、関連するようなものは盛り込めるかと思います。

(野口委員)
同じことですが、今駅で、声かけしてくださいとか、そういうことをすごく丁重な放送をしてくださっていますが、本当はみんなやらなくてはいけないことだと思いますので、お墨付きと言うと変ですが、やはり文章でそういうことが重要であるということを提案書の中に入れてほしいと思います。アンケートの中にもいろいろ入っていると思いますが、段差の解消など、そういう意味でのバリアフリー化がどんどん進んでいくと、今度は何かみんなが無関心になってしまい、自分たちが何もやらなくていいのだとなってしまうのは本末転倒です。みんなが無関心であるということが一番バリアになると思うので、今車椅子の人が電車に乗るときも駅員さんがすごくやってくれますが、それと同時に周りの人が遠慮しないで協力するとか、あるいは電車の優先席でも、今皆スマホを見ているためすごく周りに無関心で、どんな人が乗ってきたかとかそういうことを見ない人が多いということがすごく寂しいというか、このバリアフリーが進むというのはやはりみんながお互い様ということで関心を持つ必要があると思います。そうしないと、段差などのバリアがなくなると同時に、もっと孤立してしまうのではないかとすごく感じますので、そういうことを文章で載せていただくとよいと思います。交通機関の方も文句を言われることを気にしないで、こういうことは当然なのだという感じでアナウンスしてくれるといいと思います。

(事務局)
文章で入れていくようにしたいと思います。まさに皆さんに無関心ではなく気づいて実際に行動に移していただきたいと考えておりますので。

(桑波田委員)
公募委員の桑波田です。前回の提案書を作成したのが2014年です。できてから5年間が経過し今回見直しをかけるということなので、また5年ぐらい経った後、もう一度見直しを行うというような流れが想像できます。例えば今から5年後というと2024年です。その頃はおそらく高齢化率は30%を超えているような時代になっていると思います。そうすると、困っている人がいるというよりは困っている人が沢山いるとか、高齢者が更に沢山増えて、それによって当然、障がい者の割合が増えているというような状況だと思います。そういう予想できる将来まで踏み込んでみたらどうかと思います。基本的な考えの方のところに高齢化がどんどん進んでいくと、お互い支え合うというようなニュアンスなのか、もっとバリアフリー化のスピードを上げていこうという考え方かもしれない。あるいは子供たちに向けて、そういう世の中になるからみんなでやさしい世の中を作ろうというメッセージかもしれません。そういう未来像が予想できるので、そこに向けた何かメッセージが入ってくるとよりリアルになり、受け手に共感してもらえるのではないかと思います。

(事務局)
資料2-1「「提案書」の見直しの概要について(案)」の2(2)に「バリアフリーを取り巻く状況」というところで、前回作成時から現在に至るまでの変化を記載していくということが念頭にあったのですが、今意見をいただいたように、今後の見通しまで記載し、それも踏まえて今回提案していくという姿勢も示したほうがいいかと思いました。今後表現等も検討させていただき、反映していきたいと思います。

(吉富委員)
神奈川子ども未来ファンドの吉富と申します。先ほど、音響信号は夜に流さないようにして欲しいという地域の方たちの意見があり、鳴らないようになったという話がありました。地域の自発的なバリアフリー教育の実施は、本当に大切なことだと思います。私たちは子どもを支援する団体なのですが、やはり不登校の子どもたちの支援ということで場所を作ろうとすると住民の反対があることもあります。保育園もそうですが子供の泣き声がうるさいというような反対も非常にあり、子育てが非常にしにくい状況に今あるのです。何が必要なのだろうと私たちの団体も考えており、やはり繋がることを伝えていくということが一番大事なことだと思いました。それで、広がっていく、繋がっていくということを今メインにしてイベントを色々やっているのですが、先日のバリアフリーフェスタの時も、来場した方とお話をしていたときに、虐待をする親のことが理解できないという方がいて、虐待するぐらいなら子供を産まなければいいとおっしゃっていました。その中で、虐待をする親にはこんな事情があったりとか、社会的な状況がこういう状況にあって今どれだけ働いても、貧困に陥る家庭があったりとか、そういったことを説明しましたら、理解してくださり、「私何も知らなかったわ」と言っていました。お互いに話をする場所、それから繋がる場所というのがすごく大事だということを感じました。無関心だった方が子供ファンドのセミナーにわざわざ来てくださることもあり、そうやって繋がっていくのだと思っています。これから2020年を過ぎて、今でもそうなのですが、5年後は高齢者の方たちの情報格差というのはもっと広がってくると思います。スマホの使い方がわからない、機械の使い方がわからないという人が増えてきていると思います。そのため、とにかく地域が何かイベントをして、それで繋がっていく、声をかけ合える地域づくりというのがすごく大事だと思います。そのため、そのようなモデルがあったら色々な場で公開していくというか、こんなことができるということをアピールしていくということもすごく大事なことなのではないかと思います。ですから、今回項目に入れていただいてよかったと思います。ありがとうございます。

(大原部会長)
他にはありませんか。

(河原委員)
今のお話について、繋がる場所が大切だということはもちろんそうだと思います。聴覚障がい者は「繋がる」ということがなかなか難しいです。やはり、コミュニケーションができない、会っても話ができないとなかなか繋がることが難しいので、それが一番大きなバリアになっています、それをどうにかできないかということを今考えています。聴覚障がい者が繋がる場所を作るということも、一つの大きなバリアフリーの方法だと思っています。そういうことも強く書いていただけたらたらありがたいと思います。

(大原部会長)
ありがとうございます。他いかがでしょうか。今のような話についてどこの項目に落としめるかは難しく、2番かとも思いますが、「多様な人が住まう街への気づき」なのかもしれないのですが、多様な人が出会う場、繋がる場づくりというようなことも必要で、これは色々な視点、きっかけがあり、例えば高齢者のサロンでもいいし、認知症のカフェ、それから子どものための子ども食堂みたいなものでもいいのですが、地域の中できっかけがあり、そこに多世代の人が集まるようになり、色々な人が集まってくるようになるという、場づくりを進めるような視点というのもどこかにあるといいと思いました。例えば最近多くあるのは、空き家を活用して集まれる場を作っていくというような動きもあり、そういう場づくりみたいなことも視点の一つとして入ってくると、より良くなるのではないかということを感じました。また、未来に向けて、将来に向けての課題みたいなものを入れておくというご意見は大事だと思いますが、一つは色々なICT技術などが進むことよって、それを使える人と使えない人とで格差が生まれるということはこれからの課題の一つかと思います。それから最近、徐々に課題として大きくなってきているのが、外国人の方とその他文化の共生ということが、バリアフリーの中では出てくる問題としてあると思います。多文化でもう少し広げて考えるとLGBTQという、それも一種の文化だと思いますが、多文化の共生みたいな視点というのもどこかに入っていいのではないかと思います。具体的には例えば情報提供ということも重要になってくると思うので、そういう今起きつつある課題も積極的に入れると良いかと思います。往々にしてそういうことは、実践例みたいな事例というのがまだあまり現れてきてないかもしれないのですが、将来の課題として取り上げるということは大事かと思いました。
その他いかがでしょうか。

(河原委員)
やはりこの提案書は少し難しいです。中高生が読むというのはなかなか難しいと思います。わかりやすい文章を作るというような話が出たような記憶もありますが、これはどのようにする予定でしょうか。

(事務局)
6月の調整部会の時に、やはり提案書が難しいので、全体のバージョンとは別に、概要版や、わかりやすいようなものもあったほうがいいというご提案をいただいておりますので、作った際にはそういった概要版、簡単なものも作りたいと思っています。しかしながら、まず全体版を固めてから概要を作っていくということになると思いますので、タイムラグは生じてしまう可能性はありますが、やっていきたいと思っています。

(河原委員)
わかりました。

(大原部会長)
今日の時点でその他いかがでしょうか。よろしいでしょうか。いつもそうですが、後で気が付いたというようなことがあれば、事務局の方に連絡いただければと思います。
では今日のところはこれで終了といたします。色々言いましたが、これを反映させ、我々で提案書作成を進めていくということでやっていきたいと思います。

(事務局)
大原部会長、皆様ありがとうございました。それでは次回の予定の関係で申し上げます。今日が第2回調整部会ですが、第3回の調整部会につきましては、今のところ、平成31年の2月中に開催したいと考えております。日時と場所につきましては、委員の皆様と調整をさせていただいた後で追ってご連絡をいたします。それではこれをもちまして平成30年度第2回神奈川県バリアフリー街づくり推進県民会議の調整部会を閉会させていただきます。本日はご多忙の中ご出席をいただきましてありがとうございました。

会議資料

資料1-1 県民意見の収集状況について(中間状況)(ワード:26KB)

資料1-2 アンケート集計一覧(中間状況) (エクセル:40KB)

資料2-1 提案書の見直しの概要について(案)(ワード:25KB)

資料2-2 提案書見直し構成(案)概要(エクセル:19KB)添付資料1(エクセル:18KB)添付資料2(ワード:30KB)

参考資料1 みんなで創るバリアフリーの街づくり-県民会議からの提案- PDF版(PDF:900KB) テキスト版(テキスト:22KB)

参考資料2 県民会議からの提案に関する参考資料 PDF版(PDF:3,054KB) テキスト版(テキスト:24KB)

参考資料3 アンケート概要・趣旨書(ワード:48KB)アンケート本紙(ワード:98KB)

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本文ここまで
県の重点施策
  • 未病の改善
  • ヘルスケア・ニューフロンティア
  • さがみロボット産業特区
  • 県西地域活性化プロジェクト
  • かながわスマートエネルギー計画
  • 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会
  • ラグビーワールドカップ2019
  • 神奈川県発、アート・カルチャーメディア「マグカル」
  • ともに生きる社会かながわ憲章
  • SDGs未来都市 神奈川県 SDGs FutureCity Kanagawa