がんのリスクも高める肥満

掲載日:2021年4月15日

 肥満は、生活習慣病だけでなく、がんのリスクも高めることがわかっています。

 理由の一つに、インスリンの過剰分泌が挙げられます。特に、「内臓脂肪型肥満」の場合は、インスリンの働きが低下して血糖値が上がりますが、このとき、血液中に余ったブドウ糖を処理するために、インスリンが必要以上に分泌されてしまいます。このインスリンの濃度が高い状態は、がん細胞を増殖しやすくすると考えられているのです。

 また、閉経後の女性の場合、閉経に伴って減少するはずの女性ホルモンのエストロゲンが、肥満があると過剰に分泌され続けます。このエストロゲンの刺激によって、特に乳がんのリスクが上がるといわれています。

 がん予防の観点からも、肥満にはデメリットしかありません。適正体重を大幅に超えるような肥満の人は、注意が必要です。生活習慣を1つずつ改善し、減量することが勧められます。

 

※このページは、権利者の許諾を得た上で、「日本健康マスター検定(健検)」の公式テキストを基に作成しています。

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