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更新日:2024年10月18日
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ウエインズトヨタ神奈川等と連携して「ともに生きる社会かながわ憲章」をPRしました。
県では、テクノロジーを活用した障害者の社会参加機会の拡大を目指し、株式会社オリィ研究所が開発した分身ロボット「OriHime(オリヒメ)」を活用して、「ともに生きる社会かながわ憲章」のPR等の業務を行っています。今回は、ウエインズトヨタ神奈川株式会社及び一般社団法人神奈川県自動車販売店協会が実施する「福祉車両車いす体験授業」と連携して、川崎市立久末小学校の4年生の皆さんに「憲章」のPRを行いました。
難病のため外出が困難であるOriHimeパイロット(OriHimeを遠隔操作する県職員)から、自身が高校1年生の時に病気を発症し、障がい者となり、外出移動には電動車いすを使用する生活となってからも、諦めることなく就労をした経験を交え、新たなテクノロジーを活用することにより、自宅からでもこのように多くの生徒の皆さんと交流できることなど、障がい者の新たな就労の形をお伝えしました。また、生徒の皆さんの身の回りの方の様子も聞きながら、思いやりの大切さを一緒に考えました。
最後には、「ともに生きる社会かながわ憲章」の内容を皆で一緒に読み上げて理解を深めました。
その後は、2つのグループに分かれて「車いす体験」と「福祉車両体験」を行いました。
車いす体験では、一人で動かす場合と、介助しながら段差を越える場合をそれぞれ実際に動かしながら体験しました。
乗るのは初めてという方がほとんどでしたが、戸惑いながらも移動の大変さを体験することができました。
屋外では、「福祉車両体験」を行いました。いくつかのタイプの福祉車両に、乗車するまでの流れを体験しました。
普段あまり見慣れない福祉車両に興味津々の様子でした。
休憩時間には、車椅子を体験した生徒から、電動車椅子を利用するパイロットの日ごろの生活が大変なのではないかといった思いやる質問や、OriHimeについての質問が飛び交いました。
交流を通じて「ともに生きる社会」について考えるきっかけになることができたのなら幸いです。
今後も、県は企業や団体の方と連携して「ともに生きる社会」の理念の普及に取り組んでいきます。ご協力いただいたウエインズトヨタ神奈川株式会社、一般社団法人神奈川県自動車販売協会、川崎市久末小学校の皆さんありがとうございました!
ウエインズトヨタ神奈川株式会社について
〇ウエインズトヨタ神奈川では神奈川県で唯一の福祉車両総合展示場「トヨタハートフルプラザ横浜」を展開しており、様々なタイプの福祉車両“トヨタのウェルキャブ”を常時複数台展示して専門のスタッフにより案内しています。
〇地域社会への貢献活動として横浜・川崎市内の小学校へ福祉車両や車いすを使用した福祉体験授業を実施しており、今年度は子ども達にも「ともに生きる社会」という理念について福祉体験授業を通じて考えてもらう取り組みをしています。