水資源の開発(宮ヶ瀬ダム建設事業)

掲載日:2019年12月27日

7 宮ヶ瀬ダム建設事業(基幹施設:宮ヶ瀬ダム)

21世紀に向けて県民に水道水を安定的に供給するため、県は、相模川水系中津川において国が行う宮ヶ瀬ダムの建設事業を積極的に支援してきました。このダムは、国土交通大臣が、「特定多目的ダム法」(注)に基づき直轄事業として建設するものであり、同法の規定により国土交通大臣が作成した「宮ヶ瀬ダムの建設に関する基本計画」は、昭和53年12月4日決定、告示されました。その後、国土交通省は、ダムの建設目的に発電を追加するなど、「宮ヶ瀬ダムの建設に関する基本計画」の一部を昭和61年11月7日に変更し、昭和62年11月に本体建設工事が着工され、平成13年3月に完成しました。
このダムの目的は、洪水調節、流水の正常な機能の維持と増進、発電、水道です。
満水時の宮ヶ瀬湖には1億8300万m3(有効貯水量)の水が蓄えられますが、相模湖(相模ダム)、津久井湖(城山ダム)、丹沢湖(三保ダム)の3湖の総有効貯水量以上の水が確保されることになります。また、最大出力24,200kw、1,200kwの2つの発電所が新設されました。
上水道用水としては、新たに130万m/日(15.05立方メートル/秒)が開発され、この水は下流の相模大堰と寒川取水堰で神奈川県内広域水道企業団によって取水され、県、横浜、川崎、横須賀の各水道事業者に供給されています。
ダムの位置
左岸:相模原市津久井町青山地先、愛甲郡愛川町半原地先
右岸:愛甲郡清川村宮ヶ瀬地先、愛甲郡愛川町半原地先
ダムの高さ:156.0m
総貯水量:193,000,000m3
開発水量:1,300,000m3/日(15.05m3/秒)
湛水面積:4.6km2
集水面積:213.9km2
調査・工事期間:昭和46年から平成13年
水没戸数:281戸
(完成当時の県の総人口:8,534,482人)宮ヶ瀬ダムの写真
宮ヶ瀬ダム容量配分図
【宮ヶ瀬ダム容量配分】
(注)
特定多目的ダム法は、多目的ダムの建設及び管理について「河川法」の特例を定め、多目的の効用をすみやかにかつ十分に発揮することを目的とするものであって、国土交通省が直轄で施行する多目的ダムに適用される。その主たる内容は、基本計画の作成、ダム使用権の設定、ダム使用権設定予定者の費用負担、ダム管理の特例などである。

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