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更新日:2020年6月26日

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かながわ食の安全・安心相談ダイヤルに寄せられた相談と回答 残留農薬等

かながわ食の安全・安心相談ダイヤルに寄せられた残留農薬等関連の相談と回答です。

 
  グレープフルーツの芯が黒く、味がいつもと違うが、防カビ剤のせいか。
  防ばい剤を中に注入するわけではないので、防カビ剤が原因とは思われません。

 


 
  グレープフルーツを見たら、防カビ剤を使用している旨の表示がされていた。食べても害はないか。
  食品衛生法ではグレープフルーツに防カビ剤を使用することが認められており、使用にあたっては科学的根拠に基づき設定された使用基準(使用できる食品の種類、防カビ剤の種類、最大残存量)を守ることが義務付けられています。
基準を超えているものがないかどうかの確認は、輸入時に検疫所が行うほか、国内に流通してからも都道府県等がグレープフルーツやオレンジなどを対象に防カビ剤の抜き取り検査を実施しています。

 


 
  カット野菜は洗浄剤で洗浄されていると聞いたが、健康に影響はないのか。
  洗浄の目的で洗浄剤、また、殺菌や漂白等の目的で次亜塩素酸Na等の食品添加物が使用される可能性はありますが、使用基準に従い使用されていれば、健康に影響がでることはありません。

 


 
  チンゲン菜、ウナギ、冷凍枝豆等、外国産の食品が多く流通しているが、価格が安いので残留農薬などが不安である。
  海外から食品を輸入しようとするときは、検疫所で残留農薬などのチェックを受け、日本の基準に合わなかった場合、その食品は国内で流通させることはできません。また、スーパーなどで販売されている食品について、各自治体では農薬などの抜き取り検査を行っており、違反が確認されたときは、販売禁止、回収などの措置がとられます。

 


 
  いちご狩りに行き、いちごを洗わずに食べてしまったが、農薬は心配ないのか。
  いちごの生産において農薬を使用する場合は、農薬取締法に基づく基準により使用時期や使用方法等を守っているので心配ありません。なお、県内のいちご生産農家では、できる限り農薬を使用しない方法で栽培しています。

 


 
  以前、外国産のウナギに抗生物質が使われているという話を聞いたが心配ないのか。
  外国産のウナギから検出された抗菌性物質は、最近ではエンロフロキサシンやマラカイトグリーンがありますが、いずれも輸入する都度、検査結果を検疫所が確認するようになっています。これらの抗菌性物質が検出された場合は、輸入・流通が認められません。

 


 
  柿に農薬を使用することがあるのか。柿が好きで、他の人の倍は食べていると思うので心配だ。
  柿に使用する農薬もあります。農薬の残留基準は、動物実験などから毒性が現れない量を求め、その100分の1の量(許容摂取量)を超えないように定められていますので、他の人の倍量を食べても健康に影響が現れることはありません。

 


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