農産物の上手な利用法(切り干しダイコン/材料)
「農産物の上手な利用法」のページでは、オープンラボで実験された農産加工実験や神奈川県農業技術センターの過去の研究成果を紹介しています。
★ダイコン
ダイコンの種類は問いません。どんなダイコンも利用できます。農家では市場へ出荷できない割れたダイコン、傷の有るダイコン、形の悪いダイコンなどを切り干しダイコンの原料としています。ただし、曲がったダイコン、形の悪いダイコン、大きなダイコンはちょっと整形してから切り干し突きにかけて下さい。
出荷されないダイコン
小さいダイコン
大きなダイコンは40cm、1.7kgあります。小さなダイコンは25cm、600gです。通常の出荷体系の中では、小さいダイコンは出荷されません。
切ったダイコンは速やかに表面を乾かしたいので、寒中の天気の良い日を選んで、切って下さい。温度の高い時期は微生物の繁殖により、変質することがあります。また、切り面の乾燥が悪いと微生物の繁殖により、変質することがありますし、白くきれいに干し上がりません。
★切り干し突き
切ったダイコンは速やかに表面を乾かしたいので、寒中の天気の良い日を選んで、切って下さい。温度の高い時期は微生物の繁殖により、変質することがあります。また、切り面の乾燥が悪いと微生物の繁殖により、変質することがありますし、白くきれいに干し上がりません。
切干し突き
野菜せん切りカッター
★ザル・網板
切ったダイコンを干すためにはザルや網板の様なものの上に薄く広げる必要があります。細く切ったダイコンを薄く広げてください。あまり厚くすると乾燥が悪いばかりでなく、乾いてくるとくっついて離れなくなってしまいます。また、ザルや網が無いからといって、風が抜けないプラスチック製コンテナを利用することはさけてください。表面は乾いても、下になったダイコンはなかなか乾きません。の速やかに表面を乾かしたいので、寒中の天気の良い日を選んで、切って下さい。
竹ザルとプラスチックカゴ
網板(プラスチック製)
★蒸し切り干し
切り干しダイコンには突き切ったダイコンを蒸してから干す方法もあります。また、地方によっては突き切ったダイコンを凍らしてから干す、凍みダイコンもあります。
地域によってはダイコンを細く切らず、輪切りにして干すところもあります。
輪切りダイコンの切干し
水戻しした切干し
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