丹沢大山保全計画とは

掲載日:2012年3月27日

身近な大自然、丹沢大山を次世代に引き継ぐために

神奈川県では、近年の丹沢山地の生態系の大きな異変に科学的なメスを入れ、具体的な対策を探るために、1993年度(平成5年度)から4ケ年計画で「丹沢大山自然環境総合調査」を実施しました。

この調査結果をもとに、丹沢山地の衰退している自然環境を保全・再生するために策定したのが、「丹沢大山保全計画」です(1999年度(平成11年度)3月)。

この「丹沢大山保全計画」では、「丹沢大山の生物多様性の保全」を目標にしています。

また、計画を推進するにあたっては、「科学的な自然環境の管理」、「生物多様性の原則による管理」、「県民と行政の連携」を基本方針としています。

  • 神奈川県では、この計画に基づき、関係機関・団体等の協力を得ながら、次の4つの取組を実施します。
    • 「ブナ林や林床植生の保全」(ブナの立ち枯れの原因解明や植生保護柵の設置など)
    • 「大型動物個体群の保全」(シカやツキノワグマなどの生息地の確保など)
    • 「希少動植物の保全」(希少動植物の保全)
    • 「オーバーユース対策」(山のゴミやし尿対策など)
  • また、施策を実施するにあたっては、「エリア別の施策展開」を行います。
    • 大流域エリア別の環境管理目標の設定
      丹沢山地を、主要分水嶺等により11の大流域エリアに区分し、エリア別の環境管理目標を設定しました。
    • 重点管理区域の設定による施策展開
      環境管理目標に基づいて、特に自然環境を保全する必要性の高い地域を「重点管理区域」として設定し、施策を重点的に実施します。
    • 小流域エリアによる施策展開
      丹沢山地を119の小流域エリアに区分し、ニホンジカ個体群の管理などを、当該小流域エリアを基本単位として展開します。

 
写真:フェンスで囲った場所だけが青々と草が生えている
フェンスによる植生の回復状況の一例

 
写真:大勢で苗木を植えている様子
県民参加による森林衰退域へのブナ等の植樹


さらに詳しく知りたい方へ

神奈川県

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