丹沢大山自然環境総合調査
掲載日:2020年4月1日
丹沢山地では、1970年代からの大山のモミの立ち枯れや1980年代から主稜線部のブナの立ち枯れやスズタケの退行など、自然環境の荒廃が急速に進行し、丹沢大山の環境保全が緊急の課題となっていました。
そこで、こうした変化の実態を把握し、今後の保全対策に生かしていくため、動植物や気象等の自然環境に関する総合的な調査「丹沢大山自然環境総合調査」が1993年度(平成5年度)から1996年度(平成8年度)にかけて行われました。
この総合調査の結果、丹沢大山自然環境総合調査団により丹沢山地の自然環境管理に関するマスタープラン策定の必要性が提言されました。これを受けて神奈川県では1999年3月に「丹沢大山保全計画」を策定し、丹沢山地の自然環境を守るための保全対策を実行してきました。
丹沢大山自然環境総合調査報告書
編著: 財団法人神奈川県公園協会、丹沢大山自然環境総合調査団企画委員会
発行: 神奈川県
発行年月日: 1997年(平成9年)3月6日
- 表紙 はじめに 目次(PDF 309KB)
- 第1章 調査のまとめと自然環境保全のための提言(PDF 521KB)
- 第2章 地形と地質(PDF 4642KB)
- 第3章 気象と大気(PDF 1117KB)
- 第4章 森林とその保護(PDF 11683KB)
- 第5章 大型哺乳類とその保護(PDF 7884KB)
- 第6章 沢の自然とその保護(PDF 7476KB)
- 第7章 植物相とその特色(PDF 7336KB)
- 第8章 動物相とその特色(PDF 3160KB)
- 第9章 野外レクリエーションの現状と課題(PDF 385KB)
- 丹沢大山自然環境総合調査関係者名簿(PDF 187KB)
- 別冊 第10章 丹沢山地動植物目録
- 別冊 丹沢大山鳥獣保護区におけるシカの生息密度調査結果
- 付図 1から3
- 付表 1から4