巣立ちビナとは?

掲載日:2014年7月6日

鳥のヒナは、巣立っても「一人前」ではありません

5月から8月頃にかけて、多くの鳥が繁殖期を迎え、巣をつくり、卵を産み、ヒナを育てます。
スズメやヒヨドリのような身近に見かける鳥たちはふ化後10日から2週間程度で巣立ちます。
しかし、すぐに自立するわけでなく、しばらくは親と過ごし、生きていくのに必要なさまざまなことを学びます。

このような巣立ったばかりのヒナを「巣立ちビナ」といいます。

こんなことを学んでいます

【食べ物のこと】

たべもののこと

【飛ぶ練習】

飛ぶ練習

どんなものが食べられるか、どうやってとるのか
など、親鳥を見ながら覚えていきます。
最初はうまく飛べません。
親鳥に誘導され、だんだん長く飛べるようになります。

【キケンなこと】

きけんなこと

【コミュニケーション】

コミュニケーション

天敵のことや、身を守る術を学びます。仲間とのコミュニケーションの方法も学びます。

巣立ちビナの誤認保護「誘拐」に注意!

巣立ちビナはうまく飛べずに地面におりて休憩していたり、親鳥がエサを運んでくるのを待っていることがあります。
このとき、迷子やケガをしていると間違えられて保護されることがあります。

しかし、親鳥はすぐ近くでヒナの様子を見ています。
保護すると親鳥と引き離すことになってしまい、飛び方やエサのとり方を学ぶ機会がなくなってしまいます。
しばらく鳥の様子を観察し、鳴いたり、動いたりして元気なようであればそのままにしておいてください。

 *道路など危険がある場合は近くの植え込みや物陰、木の枝に移動させましょう。
 *すこし場所が離れても親鳥は鳴き声でヒナを見つけることができます。
 *心配でも、近くでじっと見ていると親鳥が警戒して近づくことができません。その場から離れましょう。

巣立ちビナの特徴

このような鳥は巣立ちビナである可能性があります。

  • 地面にうずくまっている、うまく飛べない
  • 羽は生えそろっているが、頭などに産毛が残っている
  • 羽の色がはっきりしない、親鳥と模様がちがう
  • 尾羽が短い
  • くちばしのまわりが白または黄色
巣立ちビナと成鳥の比較
種名巣立ちビナ成鳥
スズメスズメのヒナスズメ成鳥
ツバメツバメのヒナツバメ成鳥
メジロメジロのヒナメジロ成鳥
ヒヨドリヒヨドリのヒナヒヨドリ成鳥
ハクセキレイハクセキレイのヒナハクセキレイ成鳥
ウグイスウグイスのヒナウグイス成鳥
シジュウカラシジュウカラのヒナシジュウカラ成鳥

 

 


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