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  [2010.11.1 掲載]

室内化学物質濃度調査

シックハウス健康被害相談(保健福祉事務所)に伴って、個人住宅の室内化学物質濃度調査を平成 13 年度から平成 20 年度まで実施しました。

 
        

室内化学物質濃度測定結果

 
 
※VOCについては、指針値が設定されている物質を含めて43種類の物質を測定し、これらの合計量から総揮発性有機化合物(TVOC)を計算した。
   
ホルムアルデヒドとパラジクロロベンゼンが指針値を超えた事例が多くみられました。検査数は平成16年以降減少する傾向でした。建材由来だけでなく居住者が持ち込む生活用品が発生源となる場合や、指針値が設定されていない物質が高濃度で検出されたこともあります。

重金属等検査は、ヒ素、鉛、スズ、カドミウム、シアン、PCB、総水銀について行いました。基準値を超えたものはありませんでした。

     
  室内濃度指針値: 科学的知見に基づき、人が一生涯その濃度の暴露を受けたとしても、健康への悪影響がでないであろうとの判断により設定された
室内空気中の化学物質の濃度(値)です。
厚生労働省では、これまでにホルムアルデヒドなど13物質について室内濃度指針値を設定しています。
     
  TVOC: 総揮発性有機化合物(Total Volatile Organic Compounds)
複数の揮発性有機化合物(VOC)の混合物の濃度レベルで、厚生労働省は、暫定目標値を400μg/m3としています。
   
 

詳細については、調査研究活動「 室内汚染対策に関する研究 」へ

   
  厚生労働省が設定している室内濃度指針値と主な発生源
 

 


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