トップページ > テーマごとにさがす > 食品・医薬品・くらしの情報 > 動物性自然毒による食中毒をご存知ですか?
平成25年3月15日発行
食中毒には、細菌やウイルス等の微生物によるもの以外に、自然毒による食中毒があります。 秋から春にかけては動物性自然毒による食中毒が発生しやすい傾向にあります(図1)。 |
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有毒成分 |
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ふぐ毒の有毒成分であるテトロドトキシンは、青酸カリの1000倍以上の毒力を持つ神経毒で、熱や酸に強く、煮炊きした程度では分解しません。 |
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中毒症状 |
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ふぐ毒による中毒症状は食後20分から3時間程度の短時間で現れます。症状は、くちびるや手の感覚麻痺、運動神経麻痺、呼吸麻痺で、重症の場合には死に至ることがあります。また、解毒剤はありません。 |
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食中毒防止対策 |
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ふぐ中毒のほとんどは家庭での素人料理で発生しています(図3)。食用できるふぐの種類や部位、同じ種類でもとれた海域・季節によって毒の有無・強弱が違いますが、その判断は素人には難しいことです。専門店以外では絶対に食べないことが食中毒防止のポイントです。 |
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参考 (企画情報部、理化学部) |
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