令和5年10月23日発行 |
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令和5年10月23日発行 |
神奈川県では、第39週(9月25日~10月1日)のインフルエンザの定点当たり報告数1は全県15.05、県域12.78と注意報レベルの基準「10」を超え、10月5日に記者発表しました。第41週(10月9日~10月15日)は全県16.59、県域14.19でした。
新型コロナウイルス感染症の流行以前と比較して、注意報レベルに達したのが早く、新型インフルエンザが海外から入り流行した2009年の第41週全県21.63より2週早いです。現在のサーベイランスが始まってから年内に注意報レベルに達したのは他に2014年第50週全県12.52と2019年第49週全県12.86だけです。
感染予防と感染拡大の防止のため、こまめに手を洗い、せきが出るときはマスクをするなどの、せきエチケットを徹底しましょう。
全国の定点当たり報告数も注意報レベル(10)を超え、11.07となりました。
5週前 | 4週前 | 3週前 | 2週前 | 1週前 | 今週 | |
36週 | 37週 | 38週 | 39週 | 40週 | 41週 | |
9月4日 ~9月10日 |
9月11日 ~9月17日 |
9月18日 ~9月24日 |
9月25日 ~10月1日 |
10月2日 ~10月8日 |
10月9日 ~10月15日 |
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全国 | 4.48 | 7.03 | 7.09 | 9.57 | 9.99 | 11.07 |
全県 | 5.45 | 9.37 | 8.85 | 15.05 | 15.84 | 16.59 |
県域 | 5.55 | 8.29 | 7.96 | 12.78 | 12.98 | 14.19 |
1 | インフルエンザは、県内約380か所のインフルエンザ/COVID-19定点の医療機関から毎週報告されています。定点当たり報告数とは、その週の報告数を報告医療機関数で割った値であり、1定点医療機関当たりのインフルエンザの報告数をあらわしています。 注意報レベルは定点当たり報告数10以上、警報レベルは30以上となっています。 |
6歳、7歳、8歳、15~19歳の年齢・年齢群別では減少していますが、幅広い年齢・年齢群別で増加しています。基幹定点12病院へのインフルエンザ入院者サーベイランスでは21例:年齢群は10歳未満11例、10歳代1例、20歳代1例、30歳代1例、50歳代1例、60歳代3例、70歳代1例、80歳以上2例が報告されています。
インフルエンザの定点当たり報告数が注意報レベルを新たに超えたのは、相模原市10.21、秦野センター14.20、三崎センター16.67、大和センター11.92でした。
藤沢市9.94は注意報レベルを下回りました。
第41週に学級閉鎖等3のあった保育所・学校等は144施設、患者数は2752名でした。
2 | インフルエンザ様疾患発生報告は保育所や学校等の閉鎖数や欠席者数等を計上する報告です。 |
3 | 学級閉鎖等とは、休校、学年閉鎖学校数、学級閉鎖学校数の合計を示します。 |
4 | 神奈川県各保健福祉事務所・センターと藤沢市および茅ヶ崎市保健所管内の学校等のシーズン初発事例1集団ずつを対象として神奈川県衛生研究所で実施している調査 |
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