令和8年9月16日発行
神奈川県 ARI情報 2026年36週
急性呼吸器感染症(Acute Respiratory Infection: ARI)は、急性の上気道炎(鼻炎、副鼻腔炎、中耳炎、咽頭炎、喉頭炎)又は下気道炎(気管支炎、細気管支炎、肺炎)を呈する病原体による症候群の総称です。インフルエンザ、新型コロナウイルス感染症、RSウイルス感染症、咽頭結膜熱、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、ヘルパンギーナなどが含まれ、飛沫感染等により周囲の方にうつしやすいことが特徴です。
詳しくはARIサーベイランスが始まりました!をご覧ください。
[1] 週別・定点当たり報告数の状況(神奈川県、2025年15週~2026年36週)
36週(8月31日~9月6日)は、全国48.41、全県64.44、県域56.53でした。

| 5週前 | 4週前 | 3週前 | 2週前 | 1週前 | 今週 | |
| 31週 | 32週 | 33週 | 34週 | 35週 | 36週 | |
| 7月27日 ~8月2日 |
8月3日 ~8月9日 |
8月10日 ~8月16日 |
8月17日 ~8月23日 |
8月24日 ~8月30日 |
8月31日 ~9月6日 |
|
| 全国 | 44.96 | 44.08 | 29.80 | 36.30 | 40.48 | 48.41 |
| 全県 | 52.51 | 53.33 | 38.42 | 42.21 | 50.33 | 64.44 |
| 県域* | 50.97 | 47.97 | 35.41 | 41.50 | 42.05 | 56.53 |
*県域とは、神奈川県内の市町村のうち横浜市、川崎市、相模原市を除いた地域です
[2] 年齢階級別割合の週別推移(神奈川県、2025年15週~2026年36週)
36週(8月31日~9月6日)は、5-9歳、10-14歳、15-19歳および40-49歳で割合が増加しました。

[3] COVID-19およびインフルエンザとの比較(神奈川県、2025年15週~2026年36週)

[4] 病原体検出状況(神奈川県衛生研究所実施分)
*病原体検出や集計等に時間を要するため、[1]~[3]より遅れての掲載となります。
*年末年始などの長期休業の影響で、検体数が変動することがあります。
(1)年代別検出結果(2026年36週検体採取分)
36週は25検体から、A型インフルエンザウイルスが1件、SARSコロナウイルス2が1件、RSウイルスA型が2件、RSウイルスB型が3件、ヒトメタニューモウイルスが2件、ライノウイルス/エンテロウイルスが4件検出されました。

| * | 1症例(1~4歳) | : | RSウイルスB型・ライノウイルス/エンテロウイルスが同時検出。 |
| * | 1症例(5~9歳) | : | ヒトパラインフルエンザウイルス1・ライノウイルス/エンテロウイルスが同時検出。 |
| * | 1症例(10~14歳) | : | ヒトパラインフルエンザウイルス3・ライノウイルス/エンテロウイルスが同時検出。 |
(2)検出結果の週別推移(2025年15週~2026年36週検体採取分)

※内訳は各週の病原体情報をご参照ください。
