平成26年8月20日発行
エボラ出血熱について |
2014年3月以降、西アフリカの3か国(ギニア、リベリア及びシエラレオネ)を中心にエボラ出血熱の流行が継続しています。
エボラ出血熱ウイルスは、主として患者の体液等(血液、分泌物、吐物、排泄物)に直接触れることにより感染することから、日本人旅行者が流行地域で感染するリスクは非常に低いと考えられています。また、日本国内の医療体制や生活環境から、国内で流行する可能性もほとんどないと言われています。
2014年8月20日付けの検疫所の情報によると、8月16日時点の発生状況は、ギニア、リベリア、ナイジェリア、シエラレオネにおいて2,240名のエボラ出血熱ウイルスに感染した患者が報告され、うち1,229名が死亡しています。
我が国においては、現在、外務省から流行地域への渡航への注意喚起として、感染症危険情報が出されています。また検疫所において、流行地域からの帰国者・入国者は、流行地に滞在していた旨を検疫官に告げ、指示に従うようになっています。
エボラ出血熱についての詳細は、以下のリンクを参考にしてください。
(参考リンク)
- エボラ出血熱について(厚生労働省)
厚生労働省のエボラ出血熱専用ページです。国内の関連通知等の情報提供を行っています。 - エボラ出血熱(国立感染症研究所)
国立感染症研究所のエボラ出血熱専用ページです。世界保健機関(WHO)やアメリカ合衆国・疾病対策センター(CDC)からの情報を随時更新しています。
また、感染事例に関するリスクアセスメントについて定期的に更新しています。 - エボラウイルス疾患について(厚生労働省/FORTH)
海外で流行している感染症などについて情報提供しています。