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第349号

令和4年1月24日発行
病原体検出は令和3年11月分

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表1 病原体検出状況(保健所等別)-令和3年11月

<検出状況>

  • 11月の病原体検出数は合計21件、細菌は2件、ウイルス・リケッチアは19件であった。
  • 病原体定点等の医療機関からの検査では、小児科定点からウイルスが5件検出された。
  • 保健所等別の病原体検出状況は表1のとおりである。

表2 病原細菌検出状況(臨床診断別)―令和3年11月

  • 食中毒様事例(有症苦情含む)では、2検体中すべての検体からカンピロバクター ジェジュニが検出された。

表3 病原細菌検出状況(月別)―令和2年11月~令和3年11月

 

表4 ウイルス・リケッチア検出状況(臨床診断別)―令和3年11月

  • つつが虫病疑い患者4例(4検体)から、オリエンチア ツツガムシが検出された。
  • 手足口病患者3例中1例からコクサッキーウイルスA6型が検出された。
  • ヘルパンギーナ患者5例からウイルスが検出された。その内訳は、コクサッキーウイルスA4型が3例、コクサッキーウイルスA6型が2例であった。
  • 水痘(入院例)患者1例4検体中1検体(咽頭ぬぐい液)から水痘帯状疱疹ウイルスが検出された。
  • 神奈川県では、変異株モニタリング調査を2021年3月より実施している。調査対象医療機関は、県域の保健福祉事務所、茅ヶ崎市保健所、藤沢市保健福祉事務所管内の医療機関21施設である。調査対象の医療機関より提出されたSARS-CoV-2 陽性8検体についてL452R変異遺伝子検査を実施したところ、8検体すべてからL452R変異ウイルスが検出された。

表5 ウイルス・リケッチア検出状況(月別)―令和2年11月~令和3年11月

 

表6 食品・環境由来の病原細菌検出状況―令和3年11月

  • 浴槽水検査6検体中、1検体からレジオネラニューモフィラ1群、1検体からレジオネラ属菌(型別不明)が検出された。

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