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イベントレポート

相模国分寺手づくりマーケット

主催:相模国分寺手づくりマーケット実行委員会

日程:2021年12月11日(土)~12日(日)9時から17時

場所:海老名中央公園

参加:NPO法人でっかいそら
生活介護事業所「紙風船」

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イベント出店は、学べる場所

海老名駅前の大型商業施設「ビナウォーク」などがある海老名中央公園で、「相模国分寺手づくりマーケット」が12月11日と12日に開催されました。イベント初日には、横浜市瀬谷区にある「NPO法人でっかいそら」の事業所のひとつ・生活介護事業所「紙風船」が参加しました。

10年以上続く「相模国分寺手づくりマーケット」

奈良時代、聖武天皇が国家を仏教の力で治めようと国家寺院として作られたのが「相模国分寺」です。相模さがみのくにの中央に位置し、景勝地でもある海老名に相模国分寺が建立され、会場となる海老名中央公園にはその象徴となる七重塔のモニュメントがあります。

相模国分寺手づくりマーケットは、そんな栄華を極めた相模国分寺の名を冠に、2010年11月に初開催。ハンドメイドが流行っていた時代で、「何か面白い事ができないか」と始められました。当時は30ブースほどの出店でしたが、回を重ねる毎に出店者は増え、現在は毎月100ブース以上が出店する人気イベントに成長。11日の相模国分寺手づくりマーケットでは170ブースが並び、会場は大いに賑わっていました。

「相模国分寺」の名に負けない賑わいがあります。

NPO法人でっかいそら 生活介護事業所「紙風船」が出店

今回、参加した「NPO法人でっかいそら」は横浜市瀬谷区を中心に、障害福祉サービス事業所やグループホームなど約30施設を運営しています。法人名の由来は、太陽や雲、虹、飛行機、鳥といった個性豊かなモノや生き物をきれいに見せる空のように、空よりも大きな心をもって、障がいがある方の個性を輝かせるキャンパスになりたいとの思いから、名付けられました。

NPO法人でっかいそらが運営する事業所「紙風船」は制作作業を得意とする人が集まり、自主製品の制作に取り組んでいます。「紙風船」は相模国分寺手づくりマーケットに向けて制作したクリスマス仕様のアロマワックスのほか、手芸品やヒノキのかんなくずを利用した枕などを販売していました。

七重塔の下でブースを出店
七重塔の下でブースを出店
種類豊富な手芸品を販売
種類豊富な手芸品を販売
ヒノキのかんなくずを利用した枕
ヒノキのかんなくずを利用した枕

イベント主催者のコメント

福祉事業所と関われたら良いなと思っていたところに、NPO法人でっかいそらからお申込みをいただきました。障害福祉サービス事業所の方と知り合えたことで、知らなかったことを学ぶ機会にもなりました。このご縁を大切にして、これからも障がいのある方たちにもイベントを楽しんでいただく場を提供していけたらと思います。

参加者からのコメント

普段は福祉イベントに出店していることが多く、お客様の見る目も違い、商品製作や販売方法など、勉強になることばかりでした。「福祉商品だから買ってもらえる」ではなく、「この商品が気に入ったから買ってもらえる」ように、これからも鋭意努力していきたいと思います。とても良い刺激を受けたイベントでした。

来場者のコメント

何度も来場していますが、その度に新しい出店者がいて楽しませてもらっています。NPO法人でっかいそらのブースでは、手芸品の種類が多く、どれも素敵でした。

オリジナル自主製品(ハーバリウムアクセサリー アロマワックス ひのき商品 バスボム)の販売
NPO法人でっかいそら 生活介護事業所「紙風船」
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