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イベントレポート
逗子ふれあいフリーマーケット
主催:逗子ふれあいフリーマーケット実行委員
日程:2020年10月28日(水)9時から15時
場所:亀岡八幡宮(逗子市逗子5-2-13)
参加:社会福祉法人れんげ(公郷かりがね作業所・すずらん)
イベントも作品も「思いを形に」
逗子市の鎮守として知られる亀岡八幡宮を会場に、手作り作家などが集まる「逗子ふれあいフリーマーケット」が毎月開催されています。10月28日に行われたイベントでは、隣接する横須賀市にあるNPO法人れんげが運営する地域活動支援センター「公郷かりがね作業所」と「すずらん」の2施設が参加しました。
人が繋がるイベント「逗子ふれあいフリーマーケット」
15年程前から続く「逗子ふれあいフリーマーケット」は、同実行委員責任者の片岡昭治さんを中心に、亀岡八幡宮の総代らと協力し実施されています。当時、逗子市内では同様のイベントが少なかったことから始めたイベントで、今では150回を超えるほどの開催回数となっています。10月28日に行われた「逗子ふれあいフリーマーケット」には、日用雑貨や衣類、家具など、20店ほどのブースが出展されていました。
「公郷かりがね作業所」「すずらん」が初参加
横須賀市内にある地域活動支援センター「公郷かりがね作業所」と「すずらん」では、自閉症の患者や知的障がい者が様々な手作り商品の制作活動にあたっています。
「公郷かりがね作業所」では、お皿や箸置き、一輪挿しなどの陶芸品が制作されていて、猫好きの利用者がデザインする〝猫商品〟が特徴です。フォルムや色合いなどの可愛さだけでなく、精巧性も話題を集める主力商品として、イベントでも人気を集めます。
一方の「すずらん」では、着物素材をリメイクしたバッグや、ビーズ素材で作られたアクセサリーなど、手工芸品をメインに制作活動が行われています。施設職員やボランティアスタッフとともに作る商品は、作業を細分化しながら利用者にも携わってもらえるように制作工程を工夫。この日のイベント来場者は商品を手に取り、自分に似合うか確かめながら物色していました。
イベント主催者のコメント
(公郷かりがね作業所・すずらんの)商品の種類が豊富なことに驚きました。ブースには人だかりができており、満足した購入者の笑顔が印象的でした。イベントを通して繋がりが出来たので、ぜひまたご参加いただければ嬉しいです。
出店者からのコメント
平日にもかかわらず、多くの人手があり、楽しいイベントでした。商品の売上が「利用者の工賃」となるため、新型コロナウイルス感染症の影響でイベントが減少している中、参加させていただいたことに感謝です。自分で制作した商品が、目の前で購入されることは利用者の励みにつながりますので、こうした外部イベントに参加できるのは、利用者にとっても良いことだと考えています。
来場者のコメント
並んでいる商品がどれも素晴らしく、プレゼントとして購入しました。どの作品もオリジナリティがあり種類が多いので、お渡しする相手の顔を浮かべながら、どれが合っているかなどを考えて購入させていただきました。