結果報告書 （関西ペイント株式会社）
事業者の名称等
| 届出者住所 | 大阪府大阪市中央区今橋2丁目6-14 | |
|---|---|---|
| 届出者氏名 | 関西ペイント株式会社 代表取締役社長 毛利 訓士 | |
| 主たる業種 | 製造業 | 中分類；化学工業 | |
| 特定大規模事業者の区分 | ■ | 年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者 |
| □ | 連鎖化事業者のうち、年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者 | |
| □ | 対象自動車を100台以上使用する事業者 | |
計画期間
| 2017 年度～ 2019 年度 |
エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標等
《年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者》
| 基準年度 | 2016 年度 |
|---|
排出量の状況
| 基礎排出係数ベース | 調整後排出係数ベース | |
|---|---|---|
| 基準排出量の合計量 | 19,200 tCO2 | 19,100 tCO2 |
| 計画初年度の排出量の合計量 | 19,000 tCO2 | 18,800 tCO2 |
| 計画2年度目の排出量の合計量 | 18,100 tCO2 | 18,000 tCO2 |
| 計画3年度目の排出量の合計量 | 17,700 tCO2 | 17,500 tCO2 |
| 目標とした最終年度の排出量の合計量 | 18,624 tCO2 | 18,527 tCO2 |
| 削減率 | 7.81 ％ | 8.38 ％ |
排出の状況に関する説明
|
＜削減目標を達成状況＞ ●CO2排出量 ・達成：最終年度のCO2排出量は（基準年度に対して7.81%の削減となり）目標を達成した。 ＜削減目標達成の要因＞ ●CO2排出量 コロナウィルスの影響で、事業所全体の設備稼働率が低減したこと。 ＜参考＞ 平塚事業所では、平成30年に第二工場を大幅に新規生産設備に入れ替えましたが、予想に反して需要が無く、未だ設備の稼働がありません。 |
エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標を達成するための措置の内容
工場等における措置
| 計画 | 実施の結果 |
|---|---|
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○ＬＥＤ照明等高効率な照明器具の導入(3809) 屋内及び屋外に設置されている水銀灯の設置状況を再度確認し、随時LED照明を導入して、照明の電力削減を継続して行う。 ○廃熱再利用設備の導入(検討)(3403) 平塚事業所及び開発センターから排出される廃熱の状況を調査し、廃熱の再利用してエネルギー効率化の検証を進めていく。投資効果が評価され次第、設備投資を検討していく。 ○冷凍機用冷却水の水質改善による高効率稼動(3305) 平塚事業所の冷凍機は、熱交換器にスケールやスライム状の付着物によって、伝熱効率が低下していると思われます。冷却水の水質改善をし、伝熱効率を改善を行います。 |
〇LED照明等高効率な照明器具の導入(3809) 7棟ある工場のうち１棟について、LED化を実施（この際照明電源を100Vから200Vへ変更し、電力量の削減に努めた) 〇廃熱再利用設備の導入（検討）(3403) 廃熱再利用設備の導入は、未だ具現化されていませんが、継続して検証を進めていきます。 〇冷凍機用冷却水の水質改善による高効率稼働(3305) 平塚事業所の冷却塔に薬液注入を実施し、冷凍機の熱交換率が改善されています。 |
再生可能エネルギー等の導入その他の具体的な措置
| 計画 | 実施の結果 |
|---|---|
| 再生可能エネルギー等の設備導入は検討していませんが、平塚事業所及び開発センターから排出される廃熱に関して調査を進め、廃熱回収が可能な設備を検討していく。 | 検証してきましたが、投資対効果が見込めなかったため、実施できませんでした。 |
地域の地球温暖化対策の推進への貢献
| 計画 | 実施の結果 |
|---|---|
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○ＪＲ平塚駅の地下道の壁や学校の壁などを塗料を無償で提供し、エコ型塗料（無償提供）を塗る活動を行っている。 ○開発センターでは省エネ委員会を1回/月、平塚事業所では省エネ部会を1回/2ケ月開催し、省エネ対策を出し合い、社内のみならず、家庭、地域においても実施するように啓蒙活動を行っている。 |
○近年では、学校の壁などを塗装しています。塗装することで、鉄筋の腐食を防止し、耐用年数を延命することで、廃棄物が減少すると考えます。 ○開発センターの省エネ委員会は、1回/月社内、平塚事業所の省エネ部会は1回/2ヶ月実施し社内、家庭内等での省エネ対策の啓発を実施しました。 |
温室効果ガスの排出の抑制に寄与する製品の開発その他の温室効果ガスの排出の抑制に関する取組
| 計画 | 実施の結果 |
|---|---|
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○夏場の空調（冷房）による電力使用量を抑制するために、屋根用の高日射反射率塗料（アレスクール）、船舶の燃料を抑えるための燃費低減型船底塗料（クオンタムエクスマイル）、道路の温度上昇を抑制するための遮熱塗料（ヒルムＡ）などの地球環境を考慮した機能性塗料を開発し、実際に製品化されている。 |
○地球温暖化を抑制する効果のある塗料（断熱塗料、遮熱塗料）を開発し、製品化している。 |
エネルギー管理指定工場等の一覧
| 指定の区分 | 工場等の名称 | 所在地 | 産業分類 | 事業内容 |
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| 第1種 | 平塚事業所 | 神奈川県平塚市東八幡5-4-1 | 1644 | 塗料製造業 |
| 第2種 | 開発センター | 神奈川県平塚市東八幡4-17-1 | 1644 | 塗料製造業（研究開発） |