届出者住所 | 神奈川県海老名市本郷2274 | |
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届出者氏名 | 富士ゼロックスマニュファクチュアリング株式会社 代表取締役社長 乾 信彦 | |
主たる業種 | 製造業 | 中分類;化学工業 | |
特定大規模事業者の区分 | ■ | 年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者 |
□ | 連鎖化事業者のうち、年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者 | |
□ | 対象自動車を100台以上使用する事業者 |
2017 年度~ 2019 年度 |
基準年度 | 2016 年度 |
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基礎排出係数ベース | 調整後排出係数ベース | |
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基準排出量の合計量 | 17,500 tCO2 | 17,200 tCO2 |
計画初年度の排出量の合計量 | 15,500 tCO2 | 15,300 tCO2 |
計画2年度目の排出量の合計量 | 14,700 tCO2 | 14,500 tCO2 |
計画3年度目の排出量の合計量 | 15,100 tCO2 | 14,900 tCO2 |
目標とした最終年度の排出量の合計量 | 16,975 tCO2 | 16,684 tCO2 |
削減率 | 13.71 % | 13.37 % |
基礎排出係数ベース | 調整後排出係数ベース | |
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基準年度の排出量原単位 | 62.8 tCO2/10万本 | 61.7 tCO2/10万本 |
計画初年度の排出量原単位 | 52.1 tCO2/10万本 | 51.4 tCO2/10万本 |
計画2年度目の排出量原単位 | 55.6 tCO2/10万本 | 54.9 tCO2/10万本 |
計画3年度目の排出量原単位 | 54.7 tCO2/10万本 | 54.0 tCO2/10万本 |
目標とした最終年度の排出量原単位 | 60.9 tCO2/10万本 | 59.8 tCO2/10万本 |
削減率 | 12.90 % | 12.48 % |
原単位の指標の種類 | 生産本数(#8感光体に換算) |
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最終年度(R1年度)は二酸化炭素排出量については基準年度(H28年度)より13.7%削減、原単位は基準年度より12.9%削減となり、いずれも目標を達成した。これは竹松事業所の影響が大きく、竹松事業所で生産している消耗品(トナー/感光体/マーキングユニット)の、新技術トナーへの移行や、ロングライフ化により事業所全体としての生産量が減少傾向となっている。生産量減少で二酸化炭素排出量は削減したものの、品質を維持する上で必要となる、プロセス空調やチラー、計装コンプレッサーなどのいわゆるユーティリティ機器を停止する事が現状では難しく、生産に寄与しない固定電力が大きい。 そこで固定電力削減については、H26年度以降生産ライン/居室の統廃合やプラント集約などを進めてきており、H28年度以降は1ラインのドラム感光体製造設備を稼動停止した。H29年1月から3月にはさらに1ライン稼動停止した。今年度は、このライン停止の効果が出た。 今後も稼働率の低いラインの統廃合、シフトダウンを進め、未稼働時のエネルギー抑制を図っていく。海老名事業所においては、2019年3月から従来新潟事業所での複写機生産業務を引継ぎ、生産品目が増えたため、増床により、インフラ(空調・照明等)のエネルギー使用量が大幅に増加し、二酸化炭素排出量については基準年度(H28年度)より39.1%増加、原単位は基準年度より3.1%増加となった。 |
計画 | 実施の結果 |
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設備投資が必要な改善については、設備投資予算を確保し、目標達成に向け活動を行っていく。 ○設備の統廃合による稼働率および使用効率の向上。ムリ、ムダ、ムラの排除。 ○推進体制の継続的な見直し(3101) ○管理標準の継続的な見直し(3102) ○エネルギー使用量管理の継続的な見直し(3105) ○加熱設備対策(3301) 乾燥炉の断熱強化 ○空気調和設備対策(3306) 温度管理不用箇所の切り分けにより設定温度を見直した。 ○換気設備対策(3801) 乾燥炉 換気量の最適化 ○ポンプ対策(3803) ポンプのインバーター化の検討 ○電気炉対策(3807) 乾燥炉の電気ヒーター温度制御の最適化および断熱強化 |
○設備の稼働率および使用効率の向上を図り、ムリ、ムダ、ムラの排除に努めた。 ○推進体制の整備(3101) 海老名事業所において、推進体制を整備した。 ○管理基準の作成・変更(3102) 管理標準を必要に応じて見直した。 ○エネルギー使用量の管理(3105) エネルギー使用量管理を見直した。 ○加熱設備対策(3301) 乾燥炉の断熱を強化した。 ○空気調和設備対策(3306) 温度管理不用箇所を切り分け、設定温度を見直した。 ○換気設備対策(3801) 乾燥炉の換気量最適化は、品質懸念から断念した。 ○ポンプ対策(3803) ポンプのインバーター化は、予算の都合上実施を見送った。 ○電気炉対策(3807) 乾燥炉の電気ヒーター温度制御の最適化および断熱強化は、品質懸念から断念した。 |
計画 | 実施の結果 |
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計画 | 実施の結果 |
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計画 | 実施の結果 |
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富士ゼロックスでは、省エネ商品の開発を継続(省エネ大賞受賞)しており、その開発製品の生産を行っている。 |
環境に優しいバイオベースプラスチックの種類を増やすためにポリ乳酸系に加え、セルロース系をベースとした新しいバイオベースプラスチックの研究開発複合機に使われる石油由来プラスチックを、バイオベースプラスチックに置き換えていくための研究開発 |
指定の区分 | 工場等の名称 | 所在地 | 産業分類 | 事業内容 |
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第1種 | 竹松事業所 | 神奈川県南足柄市竹松1600 | 1699 | 他に分類されない化学工業製品製造業 |
第2種 | 海老名事業所 | 神奈川県海老名市本郷2274 | 2719 | その他の事務用機械器具製造業 |