届出者住所 | 東京都大田区下丸子3-30-2 | |
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届出者氏名 | キヤノン株式会社 代表取締役社長 COO 真栄田 雅也 | |
主たる業種 | 製造業 | 中分類;電子部品・デバイス・電子回路製造業 | |
特定大規模事業者の区分 | ■ | 年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者 |
□ | 連鎖化事業者のうち、年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者 | |
□ | 対象自動車を100台以上使用する事業者 |
平成 29 年度~平成 31 年度 |
事業者として以下の基本方針を掲げている。 1. ライフサイクルCO2製品1台あたりの改善度年率3%改善 2. 原材料・使用CO2製品1台あたりの改善度年率3%改善 3. 拠点エネルギー使用量の原単位改善度年率1.2%改善 神奈川県の計画書制度の対応として計画期間(平成29年度~31年度の3年間)においては、県内の工場等から排出される二酸化炭素排出量は生産数量増加等によって増加となる見込みであるが、引き続き推進体制の強化、廃熱回収等省エネ活動を進めてCO2原単位で基準年度比3%減の目標を設定する。 |
基準年度 | 平成 28 年度 |
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基準排出量の合計量 | 最終年度の排出量の合計量 | 目標削減率 | |
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実排出係数ベース | 49,400 tCO2 | 51,300 tCO2 | -3.85 % |
調整後排出係数ベース | 49,200 tCO2 | 50,800 tCO2 | -3.25 % |
基準年度の排出量原単位 | 最終年度の排出量原単位 | 目標削減率 | |
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実排出係数ベース | 0.198 tCO2/㎡ | 0.192 tCO2/㎡ | 3.00 % |
調整後排出係数ベース | 0.197 tCO2/㎡ | 0.191 tCO2/㎡ | 3.00 % |
原単位の指標の種類 | 換算有効面積 |
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原単位の指標の種類が「生産数量」、「建物延床面積」以外の場合、その理由 |
神奈川県内に設置した全事業所の排出するCO2の67%以上を綾瀬事業所が占めている。 その綾瀬事業所においては、生産数量に依存しないエネルギー消費の占める割合が極めて高く、事業所全体のエネルギー消費量が生産数量と密接な値になっていない。その一方で生産によるエネルギー消費変動の影響も無視できない。 そこで生産によらないエリアの面積に、生産で使用されるエリアに対して生産による影響を加味して換算した面積を合計した値を換算有効面積として設定した。 |
神奈川県内に設置した事業所が排出するCO2の67%以上を排出する綾瀬事業所では生産数量の増加により排出総量は増加する見込みである。また、平塚第一事業所においても空きスペースへの研究開発部門の実装が開始されるため、排出総量は増加する見込みである。さらに平塚第二事業所においても受注による生産活動が増加するため、総排出量は増加する見込みである。 以上により、神奈川県内に設置した事業所が排出するCO2の総排出量は増加となる見込みであるが、引き続き省エネ活動を進めてCO2原単位で基準年度比3%減の目標を設定する。 |
○推進体制の整備(3101) ・温室効果ガス排出削減に関する役割分担・責任・権限を明確化した推進体制の強化(綾瀬) ○空気調和設備(3306) ・エアフィルター等の定期的な点検、清掃及び交換の実施(綾瀬) ・室内の冷暖房設定温度の見直しによる熱源の負荷軽減(綾瀬) ・立上げ・停止時刻の変更(予冷・予熱時間の短縮)による使用エネルギーの削減(平塚第一) ・外気導入量の見直しによる熱源の負荷軽減(平塚第一) ・負荷の変動に応じた流量・圧力等の設定による運転の最適化(平塚第一) ・クリーンルーム室外調機給気露点温度の適正化による省エネ(平塚第一) ・クリーンルーム内室圧見直しによる外調機電力量・冷水流量の見直しによる省エネ(平塚第二) ○排ガスの廃熱回収の管理対策(3401) ・排ガス温度の適正な把握と管理(綾瀬) 〇その他廃熱回収(3403) ・生産冷却水系統への冬期冷水製造システム(フリークーリング)冷却水から還水廃熱を回収し外調機の予熱に利用して温熱源負荷を削減する(綾瀬) ○変圧器(3701) ・長期の不使用変圧器の停止による無負荷損の削減(平塚第二) ・負荷変動に応じた変圧器の稼働台数の調整による無負荷損の削減(平塚第二) 〇コンプレッサー対策(3805) ・電気式トラップ設置によるエアーブローの適正化(平塚第二) ○電動機対策(3806) ・アイドリングと始動時の電力量の比較に基づいた、電動機の最適な運転パターンの把握(平塚第二) 〇冷凍機対策(3305) ・季節変動に対応冷却水温度設定変更、冷水圧力設定変更(平塚第一) 〇ボイラー対策(3303) ・蒸気供給圧力設定の見直しによる都市ガス削減(平塚第一)(平塚第二) ・ローテーション周期の見直しによるロス削減(平塚第一)(平塚第二) 〇ポンプ対策(3803) ・超純水装置循環水量削減による電力量削減による省エネ(平塚第一) 〇換気設備対策(3801) ・機械室排気ファンの不要時の停止(平塚第二) |
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○地域自治会に対しての環境安全連絡会の開催(1回/年) |
○グローバルで全社横断のエネルギーコスト削減WG活動(神奈川県下の拠点を含む)により、事業本部を巻き込み、生産と連動した省エネ活動を推進 |
指定の区分 | 工場等の名称 | 所在地 | 産業分類 | 事業内容 |
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第1種 | 綾瀬事業所 | 神奈川県綾瀬市吉岡2596 | 2814 | 集積回路製造業 |
第1種 | 平塚第一事業所 | 神奈川県平塚市田村9-22-5 | 2814 | 集積回路製造業 |
第1種 | 平塚第二事業所 | 神奈川県平塚市大神3302-1 | 2815 | 液晶パネル・フラットパネル製造業 |