結果報告書 (厚木市役所)

事業者の名称等

届出者住所 神奈川県厚木市中町3-17-17
届出者氏名 厚木市役所  厚木市長 小林 常良
主たる業種 公務(他に分類されるものを除く)  |  中分類;地方公務
特定大規模事業者の区分年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者
連鎖化事業者のうち、年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者
対象自動車を100台以上使用する事業者 (使用台数 県内212台、うち適用除外区域外212台)

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計画期間

2015 年度~ 2019 年度

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エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標等
《年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者》

基準年度 2014 年度

排出量の状況

基礎排出係数ベース調整後排出係数ベース
基準排出量の合計量 9,430 tCO2 9,270 tCO2
計画初年度の排出量の合計量 8,970 tCO2 8,820 tCO2
計画2年度目の排出量の合計量 8,780 tCO2 8,460 tCO2
計画3年度目の排出量の合計量 8,870 tCO2 8,820 tCO2
計画4年度目の排出量の合計量 9,510 tCO2 9,430 tCO2
計画5年度目の排出量の合計量 9,090 tCO2 8,880 tCO2
目標とした最終年度の排出量の合計量 8,968 tCO2 8,816 tCO2
削減率 3.61 % 4.21 %

排出量原単位の状況

基礎排出係数ベース調整後排出係数ベース
基準年度の排出量原単位 0.489 tCO2/100㎡ 0.481 tCO2/100㎡
計画初年度の排出量原単位 0.472 tCO2/100㎡ 0.464 tCO2/100㎡
計画2年度目の排出量原単位 0.462 tCO2/100㎡ 0.445 tCO2/100㎡
計画3年度目の排出量原単位 0.468 tCO2/100㎡ 0.465 tCO2/100㎡
計画4年度目の排出量原単位 0.502 tCO2/100㎡ 0.497 tCO2/100㎡
計画5年度目の排出量原単位 0.479 tCO2/100㎡ 0.468 tCO2/100㎡
目標とした最終年度の排出量原単位 0.465 tCO2/100㎡ 0.457 tCO2/100㎡
削減率 2.04 % 2.70 %
原単位の指標の種類 延べ床面積

排出の状況に関する説明

〈削減目標の達成状況〉
●CO2排出量
最終年度のCO2排出量は、基準年度に対して3.61%の減少となったものの、目標非達成となった。
●排出量原単位
最終年度のCO2排出量は、基準年度に対して2.04%の減少となったものの、目標非達成となった。
〈削減目標の非達成の要因〉
●CO2排出量
予定されていた対策を実施したものの目標非達成となった要因としては、シティプラザと環境センターにおける電気使用量の増加に伴う、CO2排出量の増加が考えられる。
①シティプラザは、計画年度の途中で建物内のテナントが入れ替わっており(※)、電気使用量の区分ができないことから、電気の総使用量として増加をしている。
※小売店からコンビニエンスストアとドラッグストアに変更
②環境センターは、平時には使用電力の90%程を自家発電により補っているが、基準年度以降、長時間の発電機の停止を伴う施設改修が毎年度発生しており、買電量が増えることで電気使用量としても増加することとなった。

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エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標等
《対象自動車を100台以上使用する事業者》

基準年度 2014 年度

排出量の状況

基準排出量の合計量 656 tCO2
計画初年度の排出量の合計量 667 tCO2
計画2年度目の排出量の合計量 649 tCO2
計画3年度目の排出量の合計量 614 tCO2
計画4年度目の排出量の合計量 668 tCO2
計画5年度目の排出量の合計量 679 tCO2
目標とした最終年度の排出量の合計量 656 tCO2
削減率 -3.51 %

排出の状況に関する説明

〈削減目標の達成状況〉
●CO2排出量
最終年度のCO2排出量は、基準年度に対して3.51%の増加となり、目標未達となった。
〈削減目標の非達成の要因〉
●CO2排出量
当初予定していた対策を実施したものの、次の要因で非達成となったと考えられる。
(1)年度内に走行した車両内訳において、排出係数の低い天然ガス車両が減少したことに対し、排出係数が高い軽油車両が増加したこと。
①天然ガス車両
平成28年度報告時:9台→令和元年度報告時:0台
②軽油車両
平成28年度報告:82台→令和元年度報告時:96台
(2)年度内に走行した車両の総数の増加(平成28年度報告時:210台→令和元年度報告時:223台)に伴い、年間給油量の総量も増加したこと。

対象自動車の使用状況

総数うち 電気自動車うち 天然ガス自動車うち ハイブリッド自動車うち ディーゼル代替LPガス自動車
使用台数 212 台 5 台 0 台 0 台 0 台
割合 2.36 % 0.00 % 0.00 % 0.00 %

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エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標を達成するための措置の内容

工場等における措置

計画実施の結果
○推進体制の整備(1101)
厚木市地球温暖化対策地域実行計画(事務事業編)に従い、更なる温暖化防止の推進環境を整える。また、エネルギー使用量については、クラウド集計システム(エコサス)の活用を図り、施設所管課の意識を高める。
○照明設備対策(1401)
引き続き、照明器具の間引きを実施するとともに、更新時期がきた設備から、順次LED照明の導入に努める。また、防犯灯については、LEDへの転換を進める。
○事務用機器(1701)
職員用の庁内パソコンを電力使用が少ないものに更新することにより、エネルギー使用量の節減に努める。

○建物(1901)
公共施設に、みどりのカーテンの設置を推進し、入射熱や壁面の断熱性を高める。
○推進体制の整備(1101)
厚木市地球温暖化対策地域実行計画(事務事業編)に従い、温暖化防止の推進環境の整備を行った。また、エネルギー使用量については、施設所管課が直接クラウド集計システムの入力を行うことで、省エネの意識を高めた。
○照明設備対策(1401)
防犯灯については、市内にある全てのものをLED灯とした。(全体のLED化率は20%程度)また、不要照明の間引きを実施した。
○事務用機器(1701)
OSの入替等に伴い、職員が使用する端末を消費電力の少ないものに変更することで、エネルギー使用量の削減を図った。
○建物(1901)
公共施設の屋上緑化や、壁面緑化を実施し建物の断熱性の向上を図った。

自動車における措置

計画実施の結果
○エコドライブの実施(5105)
庁内の協力体制を作るため,全庁的な周知を行っていく。


○低燃費車の導入(5106)
公用車の稼働率から適正台数を見直すとともに、更新時期が来た自動車から順次トップランナー基準達成車など二酸化炭素排出量の少ない車を導入する。アイドリングストップ車、アイドリングストップ装置の導入を促進する。
○CO2 排出量の著しく少ない自動車の導入(5107)
電気自動車の普及・啓発を兼ねて公用車に電気自動車を導入する。
○エコドライブの実施(5105)
COOLCHOICE事業を実施する中で、エコドライブを取り上げたチラシを、庁舎を含む市の公共施設52箇所に設置して、エコドライブの周知に努めた。
○低燃費車の導入(5106)
令和元年度末現在、消防やごみ収集関係の車両を含めた公用車211台のうち、110台を燃費基準達成車(ハイブリッド車、電気自動車含む)として登録をしている。

○CO2 排出量の著しく少ない自動車の導入(5107)
平成29年度に3台の電気自動車の入替を行い、より省エネルギー性能が優れた車両を導入した。

再生可能エネルギー等の導入その他の具体的な措置

計画実施の結果
○厚木元気地域エネルギー構想実行計画や公共施設における再生可能エネルギー導入ガイドラインに則り、施設整備の際の太陽光発電システム等の再生可能エネルギー設備の導入に努める。
〇市内の小中学校5ヶ所、公民館1ヶ所、博物館1ヶ所に太陽光発電システムを設置し、再生可能エネルギー設備の導入に努めた。

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地域の地球温暖化対策の推進への貢献

計画実施の結果
○環境農政部環境政策課にエネルギー政策係を設置し、地域のエネルギー政策、温暖化対策の取組みを行っている。
○地球温暖化対策地域実行計画を改定し、市内の温室効果ガス削減の道筋を示す。
○チャレンジecoライフ25をキャッチフレーズに、低炭素のライフスタイルへの転換を図る意識啓発を行う。

○温暖化防止フォーラムや環境フェアを通じて温暖化防止の意識啓発の取組みを進める。


○みどりのカーテンを推進するため、みどりのカーテンぐらんぷりを実施する。
〇事業所向けの省エネ診断事業を実施する。
〇学校での環境教育として、環境教育プログラム、エコスクールの取組を引き続き推進する。
○環境農政部環境政策課にエネルギー政策係を設置し、地域のエネルギー政策、温暖化対策の取組みを行っている(令和元年度から統合)。
○平成28年度に厚木市地球温暖化対策実行計画を改定し、市内の温室効果ガス削減の道筋を示した。
○厚木市地球温暖化対策実行計画の改定に伴い、チャレンジecoライフ25をチャレンジecoライフ27に変更し、低炭素社会の実現に向けて意識啓発を行った。
○環境フェアの主催を通じて、温暖化防止の意識啓発の取組みを進めた(令和元年度来場者数:9,000人)。また、みどりのまつり、さがみ自然フォーラム等のイベントに出展し、広く温暖化防止の普及啓発を推進した。
○みどりのカーテンの普及啓発を目的に、育成講座を実施するとともに、みどりのカーテンぐらんぷりを実施した。

〇学校等における環境教育として、市内の保育所、小中学校6校がエコスクールプログラムに取り組み、その内4校がグリーンフラッグを取得した。

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