届出者住所 | 神奈川県秦野市曽屋201 | |
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届出者氏名 | 株式会社トープラ 代表取締役社長 千川 進 | |
主たる業種 | 製造業 | 中分類;金属製品製造業 | |
特定大規模事業者の区分 | ■ | 年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者 |
□ | 連鎖化事業者のうち、年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者 | |
□ | 対象自動車を100台以上使用する事業者 |
2015 年度~ 2019 年度 |
基準年度 | 2014 年度 |
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基礎排出係数ベース | 調整後排出係数ベース | |
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基準排出量の合計量 | 10,700 tCO2 | 10,600 tCO2 |
計画初年度の排出量の合計量 | 10,600 tCO2 | 10,400 tCO2 |
計画2年度目の排出量の合計量 | 10,400 tCO2 | 10,300 tCO2 |
計画3年度目の排出量の合計量 | 10,200 tCO2 | 10,100 tCO2 |
計画4年度目の排出量の合計量 | 9,970 tCO2 | 9,870 tCO2 |
計画5年度目の排出量の合計量 | 8,500 tCO2 | 8,410 tCO2 |
目標とした最終年度の排出量の合計量 | 10,165 tCO2 | 10,070 tCO2 |
削減率 | 20.56 % | 20.66 % |
基礎排出係数ベース | 調整後排出係数ベース | |
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基準年度の排出量原単位 | 0.297 tCO2/ton | 0.294 tCO2/ton |
計画初年度の排出量原単位 | 0.291 tCO2/ton | 0.286 tCO2/ton |
計画2年度目の排出量原単位 | 0.273 tCO2/ton | 0.270 tCO2/ton |
計画3年度目の排出量原単位 | 0.266 tCO2/ton | 0.263 tCO2/ton |
計画4年度目の排出量原単位 | 0.270 tCO2/ton | 0.267 tCO2/ton |
計画5年度目の排出量原単位 | 0.265 tCO2/ton | 0.262 tCO2/ton |
目標とした最終年度の排出量原単位 | 0.282 tCO2/ton | 0.279 tCO2/ton |
削減率 | 10.77 % | 10.88 % |
原単位の指標の種類 | 材料使用量+ 熱処理処理量 |
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○CO2排出量 最終年度のCO2排出量は,基準年度(26年度)に対して,20.6%の削減となり目標を達成した。 達成の要因としては,熱処理炉の改善(炉の更新,部品交換,土日稼働の運用見直し,煉瓦積替えに よる放熱防止等)に伴うガス使用量削減,コンプレッサーからのエアー管理の最適化(更新,配管見直し,電磁弁 設置によるエアー漏れの減少等),変電所内部品交換,工場内照明(水銀灯・蛍光灯)のLED化による, 使用電力量削減の効果と考えられる。 ○CO2排出量原単位 最終年度のCO2排出量原単位は,基準年度(26年度)に対して,10.8%の削減となり目標を達成した。 達成の要因は,CO2排出量の達成要因と重複する。 CO2原単位削減率がCO2排出量削減率の半分程度となった要因としては,最近の生産量減少に伴う 材料使用量減少の影響と考えられる。" |
計画 | 実施の結果 |
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○推進体制の整備(3101) ・工場の省エネ推進者を任命し,推進体制及び進捗状況 を管理できる体制の維持向上に努める。 ・環境マネジメント(環境方針)を各職場に掲示する。 ○空気調和設備対策(1201) ・事務棟の室温管理を徹底し,エネルギーの節減に努める。 ○エネルギー使用量の管理(3105) ・デマンド監視を活用し,エネルギー使用量の変動要因を分析 し,必要に応じて,対策を行う。 ○加熱設備(3301) ・加熱設備の熱源温度管理を実施し,過剰温度に達しない ように努めていく。 ・加熱源の定期清掃を実施し,エネルギーの過剰供給を防止 していく。 |
○推進体制の整備(3101) ・秦野工場では省エネ推進者は明確にされており,省エネの 進捗状況を管理できる体制を整えている。 全社活動の省エネ推進者会議に参加して,定期的に,省 エネの進捗状況を報告している。 ・環境マネジメントシステムで定めている環境方針は、職場に 掲示している。 ○空気調和設備対策(1201) ・事務棟のエアコンは,本社総務部で集中管理されており (暖房:20度/冷房:28度),イレギュラーなエアコンの使用はで きない運用としている。 ○エネルギー使用量の管理(3105) ・全社活動の省エネ推進者会議ではエネルギー使用状況の 分析が行われ,必要な場合は,対策等の指示が出されて いる。 ○加熱設備(3301) ・熱処理設備は,計画されたオーバーホール実施(平成27年: 3号炉/平成30年:6号炉)により,メンテナンスを行い,温度管理 が行われている。 ・熱処理設備の定期清掃は,毎年実施するバーナー点検 時に実施している。" |
計画 | 実施の結果 |
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事務棟屋上に太陽光パネル設置済み(出力20kW) | 継続して太陽光エネルギーを活用した。 |
計画 | 実施の結果 |
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企業が事業活動を通じて社会貢献することは使命と考え,
いろいろな活動を行っている。 ○地球温暖化防止につながる活動として,植樹祭への参加 など地域の緑化運動にも積極的に参加し,また,社内 敷地内に植樹の植え込みなど緑化活動を行っている。 ○社用車については,電気自動車を導入し,排気ガスの排出 を少しでも抑えられるようにと努力している。 ○自然エネルギーの活用として,建屋に太陽光パネルを設置している。少量ではあるが,太陽光発電のエネルギーを有効に使用している。 ○ペットボトルキャップの分別回収を行い,産廃物の再資源化にも取り組んでいる。 |
○社内敷地内の樹木については,毎年,剪定作業等を行い,敷地内 の緑化を維持している。 ○社用車には,一時期,電気自動車を導入(~平成28年)して いたが,現在はハイブリッド車への移行を進めている(19台中4台がハイブリッド車)。 ○継続して,新工場の屋上に太陽光パネル(20kW)を設置しており, わずかであるが太陽光エネルギーを活用している。 ○廃棄物の再資源化として,ペットボトルキャップの分別回収を 行っていた(~平成30年)。 |
計画 | 実施の結果 |
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○一部の製品に関しては,熱処理工程無しで強度が確保できる
非調質材を採用し,熱処理エネルギーを削減するなど,設備だけ
でなく,ものづくり全体での省エネ製品をお客様にお勧めし,
採用していただいている。 ○自動車の軽量化に貢献できる高強度ボルトを開発し,サイズダウンの可能性を広げたり,タップ工程廃止を可能にするボルトの開発など環境に貢献できる商品開発を進めている。 |
○熱処理工程を省略できる非調質材は,現在,一部の顧客に採用されており,工場の省エネ化に貢献している。 ○製品の軽量化(使用材料の削減)につながる高強度ボルトは,開発が進められ,一部の顧客に採用されている(平成29年~)。 顧客内の工程(タップ工程)が省略可能なセルフフォーミングボルトも, 開発が進み,一部の顧客に採用されている(令和元年~)。 |
指定の区分 | 工場等の名称 | 所在地 | 産業分類 | 事業内容 |
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第1種 | 秦野工場 | 神奈川県秦野市曽屋201 | 2481 | ボルト・ナット・リベット・小ねじ・木ねじ等製造業 |