結果報告書 (独立行政法人国立病院機構)

事業者の名称等

届出者住所 東京都目黒区東が丘2丁目5番21号
届出者氏名 独立行政法人国立病院機構  理事長 楠岡 英雄
主たる業種 医療,福祉  |  中分類;医療業
特定大規模事業者の区分年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者
連鎖化事業者のうち、年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者
対象自動車を100台以上使用する事業者

このページの先頭へもどる

計画期間

2015 年度~ 2019 年度

このページの先頭へもどる

エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標等
《年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者》

基準年度 2014 年度

排出量の状況

基礎排出係数ベース調整後排出係数ベース
基準排出量の合計量 11,100 tCO2 11,000 tCO2
計画初年度の排出量の合計量 11,100 tCO2 10,800 tCO2
計画2年度目の排出量の合計量 11,300 tCO2 10,900 tCO2
計画3年度目の排出量の合計量 11,400 tCO2 10,500 tCO2
計画4年度目の排出量の合計量 11,200 tCO2 10,400 tCO2
計画5年度目の排出量の合計量 11,900 tCO2 9,710 tCO2
目標とした最終年度の排出量の合計量 10,545 tCO2 10,450 tCO2
削減率 -7.21 % 11.73 %

排出量原単位の状況

基礎排出係数ベース調整後排出係数ベース
基準年度の排出量原単位 106.94 tCO2/千㎡ 105.98 tCO2/千㎡
計画初年度の排出量原単位 106.94 tCO2/千㎡ 104.06 tCO2/千㎡
計画2年度目の排出量原単位 107.62 tCO2/千㎡ 103.81 tCO2/千㎡
計画3年度目の排出量原単位 108.57 tCO2/千㎡ 100.00 tCO2/千㎡
計画4年度目の排出量原単位 106.67 tCO2/千㎡ 99.05 tCO2/千㎡
計画5年度目の排出量原単位 112.26 tCO2/千㎡ 91.60 tCO2/千㎡
目標とした最終年度の排出量原単位 101.59 tCO2/千㎡ 100.68 tCO2/千㎡
削減率 -4.97 % 13.57 %
原単位の指標の種類 建築延床面積

排出の状況に関する説明

〇二酸化炭素排出量については、毎年1%の削減を目標とし、各病院にて取組を行っているところである。
〇二酸化炭素排出量は、前年度比で6.25%の増、基準年度に対し7.21%の増加となり目標未達となった。
〇排出原単位は、前年度比で5.24%の増、基準年度に対し4.97%の増加となり目標未達となった。
〇要因として、
・久里浜医療センター、箱根病院では、基準排出量に対し減少となった。
・相模原病院では、外来管理棟の建替にむけて準備を行っており、エネルギー効率が良くない旧設備を更新できず継続使用していた。(経年劣化により機器の効率も落ちているほか、故障も相次いでいた)。平成26年11月にリニアック棟(1,015㎡)、平成27年10月に保育所(965㎡)が完成し使用量の増加となった。また、近年の猛暑の影響により、既存建物に空調機を一部増設したほか、空調機の運転時間延長、負荷の上昇により燃料や電力量が増加となった。
・神奈川病院では、冷房を28℃設定にし削減対策を行ったが、患者サービス向上の観点から、冷房の稼働時間を延長したことにより増加となった。
〇今後も、引き続き目標達成に向け、運用の改善、設備更新や建替えを実施する際のエネルギー消費効率の高い機器の導入を推進していく。

このページの先頭へもどる

エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標を達成するための措置の内容

工場等における措置

計画実施の結果
○設備更新や建替を実施する際のエネルギー消費効率の高い機器(高効率冷凍機、LED照明等)の導入、負荷の変動が大きいポンプや送風機へのインバータの導入を進めていく。
○「エネルギーの使用の合理化等に関する法律」に基づき作成している管理標準により、設備機器等の適切な運用を実施していく。
【箱根病院】
○冷暖房の使用時間の短縮、冷暖房の室内設定温度の制限等。
〇病棟、外来、診療部門は26ºC、厨房、管理部門は28ºCに冷房温度を設定する。
〇外来診察終了後の診察室、使用していない処置室、不在の医局等の空調を停止する。
〇南側に面した病室の窓はカ-テンを利用する。
〇全ての空調のフィルタ-を4週間に一度の頻度で清掃する。
〇電気の使用量の削減、事務室の照明を半分程度消灯する。
〇廊下等共有部分の天井照明を間引きする。
〇冷蔵庫の設定を「弱冷」にする。
〇温水洗浄便座は節電モ-ドとする。
〇自動販売機の管理者の協力の下、照明を節電設定とする。
【神奈川病院】
○院内の給水蛇口(261カ所)に節水装置の取付け
○外来、管理棟、病棟など病院内の冷房の設定温度を昨年度は26℃であったが、23年度から28℃に統一し、今後も継続予定。
○パソコン・電子カルテの節電モード設定
【相模原病院】
○空調設備のエアフィルター等の定期的な点検及び清掃の実施。
○熱交換器のスケール除去による伝熱効率の改善。

○ボイラの定期的な水質管理の実施。
○節水器具による給湯、熱源負荷の削減。
○照明の間引きによる使用電力の削減。
〇設備更新や建替を実施する際は適宜導入を図った。



〇管理標準に基づき適切に運用している。


【箱根病院】
〇冷暖房の使用時間の短縮、冷暖房の室内設定温度の制限等を実施した。
〇病棟、外来、診療部門は26ºC、厨房、管理部門は28ºCに冷房温度を設定した。
〇外来診察終了後の診察室、使用していない処置室、不在の医局等の空調を停止した。
〇南側に面した病室の窓はカ-テンを利用した。
〇全ての空調のフィルタ-を4週間に一度の頻度で清掃した。
〇電気の使用量の削減、事務室の照明を半分程度消灯した。
〇廊下等共有部分の天井照明を間引きした。
〇冷蔵庫の設定を「弱冷」にした。
〇温水洗浄便座は節電モ-ドとした。
〇自動販売機の管理者の協力の下、照明を節電設定にした。
【神奈川病院】
〇院内の給水蛇口(261カ所)に節水装置を取付けた。
〇外来、管理棟、病棟など病院内の冷房の設定温度を昨年度は26℃であったが、23年度から28℃に統一した。

〇パソコン・電子カルテを節電モードに設定した。
【相模原病院】
○外部委託業者により中間期における空調設備のエアフィルター等の定期的な点検及び清掃を実施した。
○病棟系統など一部箇所で熱交換器のスケール除去を実施し伝熱効率の改善させた。
○定期的にボイラの水質管理を実施した。
○節水器具を設置し給湯・熱負荷を削減した。
○当院電気士にて照明の間引きを行い使用電力を削減した。

再生可能エネルギー等の導入その他の具体的な措置

計画実施の結果
2011年に導入した約100kVAの太陽光発電の効率的な運用を図る。
2011年に導入した約100kVAの太陽光発電の効率的な運用を図った。

このページの先頭へもどる

このページの先頭へもどる

このページの先頭へもどる

エネルギー管理指定工場等の一覧

指定の区分工場等の名称所在地産業分類事業内容
第2種 相模原病院 神奈川県相模原市南区桜台18-1 8311 一般病院

このページの先頭へもどる