結果報告書 （株式会社荏原製作所）
事業者の名称等
| 届出者住所 | 東京都大田区羽田旭町１１－１ | |
|---|---|---|
| 届出者氏名 | 株式会社荏原製作所 代表執行役 浅見 正男 | |
| 主たる業種 | 製造業 | 中分類；はん用機械器具製造業 | |
| 特定大規模事業者の区分 | ■ | 年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者 |
| □ | 連鎖化事業者のうち、年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者 | |
| □ | 対象自動車を100台以上使用する事業者 | |
計画期間
| 2015 年度～ 2019 年度 |
エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標等
《年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者》
| 基準年度 | 2015 年度 |
|---|
排出量の状況
| 基礎排出係数ベース | 調整後排出係数ベース | |
|---|---|---|
| 基準排出量の合計量 | 28,500 tCO2 | 28,100 tCO2 |
| 計画初年度の排出量の合計量 | 26,800 tCO2 | 26,400 tCO2 |
| 計画2年度目の排出量の合計量 | 32,500 tCO2 | 32,100 tCO2 |
| 計画3年度目の排出量の合計量 | 32,200 tCO2 | 31,800 tCO2 |
| 計画4年度目の排出量の合計量 | 30,700 tCO2 | 30,300 tCO2 |
| 計画5年度目の排出量の合計量 | 8,840 tCO2 | 8,770 tCO2 |
| 目標とした最終年度の排出量の合計量 | 27,500 tCO2 | 27,100 tCO2 |
| 削減率 | 68.98 ％ | 68.79 ％ |
排出の状況に関する説明
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＜削減目標の達成状況＞ 最終年度のＣＯ２排出量は、基準年度に対して69％の削減となり目標を達成した。 ＜削減目標の達成要因＞ 〇Ｒ１年度期中に、買電先を低炭素電気事業者に変更した。昨年度の購入割合は低炭素電気事業者が約81％が占め、大幅な排出量削減の結果となった。 〇Ｒ１年度の事業推移としては、ＩＰＰ事業の生産効率低下や新工場建設・建替によるエネルギー使用増加等があったが、当事業所使用エネルギーの約半数を占めていたＩＰＰ発電所がＲ１年末にて稼働を停止した為、全体のエネルギー使用量は大幅に減少した。（ＩＰＰ発電所は再稼働せず、解体予定である） 〇計画期間内を通して見ると、ＩＰＰ事業活動の売電先変更や送電方法の変化、発電燃料の変更等を要因とする、エネルギー使用量の増減があり、全体の排出量に大きな影響を与えてきた。また、ＩＰＰ以外の部門においては、景気動向を反映した生産増等もありエネルギーの使用量は年々増加する傾向であった。一方、照明のＬＥＤ化や空調機の高効率機への順次切替等により、エネルギー使用量の削減施策を実行に移してきた。最終年度は、基準年である２７年度とはエネルギー使用に関する事業状況が大きく変化することになったが、目標年度における排出量の削減目標を達成できたものと考えている。 |
エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標を達成するための措置の内容
工場等における措置
| 計画 | 実施の結果 |
|---|---|
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〇3102．管理基準の作成・変更 各設備の管理標準の適宜見直しを行い設備の省エネ対策の徹底化資する。 〇3701．変圧器対策 無負荷損低減に向け高効率変圧器を導入する。 〇3703．電力負荷の管理 ピークシフトによる最大電力の抑制を図る。 〇3805．コンプレッサー対策 インバータ制御等高効率機器の導入による動力削減を図る。 〇3806．電動機対策 負荷状況に応じた電動機の稼働台数調整による電力量削減を図る。 〇3809．照明設備対策 老朽化した設備をＬＥＤなど高効率照明へ順次更新する |
〇3102．管理基準の作成・変更 機器更新時を中心として管理標準の見直しを行い省エネ対策を徹底化した 〇3701．変圧器対策 計画期間中、順次16台の変圧器をトップランナー型に更新。 〇3703．電力負荷の管理 計画期間中、ピークシフトにより最大電力の抑制を図った。 〇3805．コンプレッサー対策 計画期間中に順次コンプレッサー3台をインバータ制御付の高効率機器へ更新し、2019年には新たに導入した5台も高効率型を導入した。 〇3806．電動機対策 今期実施できなかったため、来期、小型ポンプ6台のINV付き台数制御へ更新する 予定である。 〇3809．照明設備対策 老朽化した照明設備をLED照明へ順次更新しており、計画期間中はR工場及びP1工場 の2つの工場の照明をLED型へ更新した。 |
再生可能エネルギー等の導入その他の具体的な措置
| 計画 | 実施の結果 |
|---|---|
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○平成26年度に太陽光発電設備を導入している。 |
○継続して太陽光発電設備を利用している。 |
地域の地球温暖化対策の推進への貢献
| 計画 | 実施の結果 |
|---|---|
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●藤沢市の環境保全活動の支援 ①「緑と花いっぱい市民の会」の活動支援 ②パートナーシップ善行（藤沢市）緑化整備事業の活動支援を実施予定 ●神奈川県環境活動への支援を実施予定 ①「かながわ水源の森林づくり事業」の支援活動を実施予定 |
●藤沢市の環境保全活動の支援を実施 ①「緑と花いっぱい市民の会」の活動支援 「藤沢市企業等環境緑化推進協議会」の一員として、「緑と花いっぱい市民の会」と共に藤沢市内の緑化意識の啓発普及を図るため毎年秋に開催される「緑と花いっぱい推進の集い」の企画・運営に携わった。 ②パートナーシップ善行緑化整備事業の活動支援 善行駅周辺の緑化整備費の寄付を実施した。 ③「藤沢市みどり基金」の活動支援 藤沢市の緑地を市民共有の財産として保全する本事業にも賛同し、寄付による協力を行った。 ●神奈川県環境活動への支援を実施 ①「かながわ水源の森林づくり事業」の支援活動を実施 2015年から2019年の間も継続して神奈川県森林再生パートナーとして「かながわ水源の森林づくり」事業に賛同し、寄付による協力と7月に社員参加による森林整備活動を夏に実施した。 |
温室効果ガスの排出の抑制に寄与する製品の開発その他の温室効果ガスの排出の抑制に関する取組
| 計画 | 実施の結果 |
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〇地球温暖化対策分野に使用される製品の提供促進を図ります。 ・高効率モータによる省エネ汎用ポンプ ・高効率冷凍機の開発・普及 〇グリーン調達の推進 ・荏原社内規定の環境適合設計指針を踏まえて、環境に配慮した製品設計の推進を図ります。 ・文具、事務機器、ＯＡ ＩＴ機器類は、環境に配慮された商品の調達。 |
〇汎用・産業用ポンプ事業における、高効率省エネ型ポンプの開発･生産･販売を計画期間中実施した。 ○高効率ターボ冷凍機の開発･生産･販売を計画期間中実施した。 〇高効率吸収冷凍機の開発･生産･販売を計画期間中実施した。 ○文具、事務機器、ＯＡ ＩＴ機器類は本社部門にて定めた環境に配慮された商品を調達するようにした。 |
エネルギー管理指定工場等の一覧
| 指定の区分 | 工場等の名称 | 所在地 | 産業分類 | 事業内容 |
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| 第1種 | 藤沢事業所 | 神奈川県藤沢市本藤沢4-2-1 | 2521 | ポンプ・同装置製造業 |