結果報告書 (横須賀市上下水道事業管理者)

事業者の名称等

届出者住所 神奈川県横須賀市小川町11番地
届出者氏名 横須賀市上下水道事業管理者  上下水道局長 長島 洋
主たる業種 電気・ガス・熱供給・水道業  |  中分類;水道業
特定大規模事業者の区分年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者
連鎖化事業者のうち、年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者
対象自動車を100台以上使用する事業者

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計画期間

平成 26 年度~平成 29 年度

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エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標等
《年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者》

基準年度平成 25 年度

排出量の状況

実排出係数ベース調整後排出係数ベース
基準排出量の合計量 28,100 tCO2 22,100 tCO2
計画初年度の排出量の合計量 28,300 tCO2 22,300 tCO2
計画2年度目の排出量の合計量 27,500 tCO2 21,700 tCO2
計画3年度目の排出量の合計量 27,400 tCO2 21,600 tCO2
計画4年度目の排出量の合計量 26,500 tCO2 20,900 tCO2
目標とした最終年度の排出量の合計量 26,300 tCO2 20,800 tCO2
削減率 5.69 % 5.43 %

排出の状況に関する説明

1 下水道事業
  下町浄化センターでは、温室効果ガスの低減に努めてまいりましたが、施設の更新や雨水排除施設の増強による施設増加のため、目標値のエネルギー使用量には至りませんでした。
  追浜浄化センターのほか下町浄化センターでも酸素移動効率の良い散気装置に更新し、風量の削減効果により、結果的に電動機負荷が軽減され電気使用量の削減に至りました。
  また、下水道事業は、局地的な集中豪雨など天候により施設稼働が左右されるため、水道事業のように安定した温室効果ガスの削減が難しい状況となっていますが、設備の更新により省電力化を図っています。

2 水道事業
  有馬浄水場では、横須賀への送水量が減ったことにより電気使用量を削減できました。また、効率的な送水ポンプの運用に努めました。
  今後、更新時期に達している機器については高効率機種に更新します。

3 全体総括
  最終年度として、基準排出量に比べ目標とする排出量「26,300tCO2/年」には若干到達出来ていないが、実質5.69%の削減効果を得られました。次期計画にて削減効果が得られるようトップランナー製品のさらなる導入、高効率機器への更新に向けて検討していきます。

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エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標を達成するための措置の内容

工場等における措置

計画実施の結果
下町浄化センター
・換気設備対策(3801)
 ファンベルトを順次省エネ型に更新し、動力を削減していく
・ファンベルト及びブロワー対策(3804)
 ファンベルトを順次省エネ型に更新し、動力を削減していく
・ファンベルト及びブロワー対策(3804)
 酸素移動効率のよい散気装置に更新していくことにより風量を削減していく
・照明設備対策(3809)
 照明機器の更新時期に合わせLEDなど高効率照明機器へ更新していく

有馬浄水場
・ポンプ対策(3803)
 送水ポンプを高効率機種に更新する
・ファン及びブロワー対策(3804)
 ブロワーを高効率機種に更新する
・電動機対策(3806)
 送水ポンプ電動機を高効率機種に更新する
下町浄化センター
・換気設備対策(3801)
 ファンベルトを順次省エネ型に更新しましたが、一部で異音がしたため、基に戻した機器があります
・ファンベルト及びブロワー対策(3804)
 ファンベルトを順次省エネ型に更新しましたが、一部で異音がしたため、基に戻した機器があります
・ファンベルト及びブロワー対策(3804)
 酸素移動効率の良い散気装置を導入し、風量の削減に向けて実施しています
・照明設備対策(3809)
 照明機器の更新時期に合わせLEDなど高効率照明機器へ一部更新を実施しています

有馬浄水場
・ポンプ対策(3803)
 送水ポンプの高効率機種が無いため、未実施です
・ファン及びブロワー対策(3804)
 ブロワー用電動機を高効率機種に更新し、効率化に向けて実施しています
・電動機対策(3806)
 送水ポンプ電動機の高効率機種が無いため、未実施です

再生可能エネルギー等の導入その他の具体的な措置

計画実施の結果
1 有馬浄水場に太陽光発電設備を設置(平成17年度・平成18年度・平成20年度)し、運用している。

2 逸見浄水場に太陽光発電設備を設置(平成22年度)し、運用している。
1 有馬浄水場の太陽光発電設備については、現在も稼働中です。

2 逸見総合管理センター(旧逸見浄水場)の太陽光発電設備についても、現在稼働中です。

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地域の地球温暖化対策の推進への貢献

計画実施の結果
1 市内の小学校において、水循環の概念や水の大切さ、水環境保全の必要性について理解を深めてもらうため、出前授業を実施します。

2 有馬浄水場において、市民や小学生等を対象に見学会を実施し、浄水処理の説明や太陽光発電の利用など温暖化対策への啓発を行います。
1 市内小学校に対して局職員が水循環の概念や水環境保全について出前授業を実施し、理解を深めてもらいました。

2 有馬浄水場において、市民や小学生等を対象に見学会を実施し、浄水処理や太陽光発電利用について説明を行い、温暖化対策の啓発を行いました。

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エネルギー管理指定工場等の一覧

指定の区分工場等の名称所在地産業分類事業内容
第1種 下町浄化センター 神奈川県横須賀市三春町2-1 3631 下水処理施設維持管理業
第2種 有馬浄水場 神奈川県海老名市中河内1767 3611 上水道業

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