届出者住所 | 大阪府大阪市中央区今橋2丁目6-14 | |
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届出者氏名 | 関西ペイント株式会社 代表取締役社長 石野 博 | |
主たる業種 | 製造業 | 中分類;化学工業 | |
特定大規模事業者の区分 | ■ | 年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者 |
□ | 連鎖化事業者のうち、年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者 | |
□ | 対象自動車を100台以上使用する事業者 |
平成 26 年度〜平成 28 年度 |
基準年度 | 平成 25 年度 |
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実排出係数ベース | 調整後排出係数ベース | |
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基準排出量の合計量 | 21,100 tCO2 | 18,900 tCO2 |
計画初年度の排出量の合計量 | 19,800 tCO2 | 17,600 tCO2 |
計画2年度目の排出量の合計量 | 19,500 tCO2 | 17,400 tCO2 |
計画3年度目の排出量の合計量 | 19,700 tCO2 | 17,500 tCO2 |
目標とした最終年度の排出量の合計量 | 20,467 tCO2 | 18,333 tCO2 |
削減率 | 6.64 % | 7.41 % |
○排出量削減の目標 平塚事業所と開発センターにおける温室効果ガスの排出量の削減率の目標は、前年度比1.0%以上の設定であった。 ○平塚事業所 平成26年度に平塚事業所に設置されていた廃液焼却炉の廃熱ボイラーを廃止したことにより灯油の使用が無くなり、CO2が大幅に減少しました。また、平成27年度に、コージェネレーション設備の更新、ガス式冷凍機のフリークーリング化を実施し、排出量は更に減少しました。平成28年度には、生産量が増加しましたが前年度と同様に、別のユニットにガス式冷凍機のフリークーリング化を実施しました。この結果計画期間内に基準年度比9.7%の大幅削減となりました。 ○開発センター 開発センターにつきましては、平成26年度のコージェネレーションのトラブルと研究設備の増加、平成27年度のコージェネレーション廃止、平成28年度にはユーザー対応に伴う塗装ブースの稼働率が増加などの排出量の増減がありましたが、結局基準排出量比で0.7%削減となりました。 ○全体の評価 平塚事業所と開発センターと合わせると平塚事業所の削減が大きく削減率6.6%となり計画を達成しました。 |
計画 | 実施の結果 |
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○コージェネ設備の設置(3502) 平塚事業所内にコージェネ設備を設置し、電力使用量削減を行う。 ○原料加熱設備の設置(3301) 原料ドラムの加熱を蒸気から熱効率の良い電気加熱方式に変えてエネルギー削減をはかる。 ○照明設備対策(3809) ・照明設備の省エネとして人感センサーを用いた自動消灯装置を導入し、点灯時間の削減を行う。 ・LED照明を導入し、照明の電力削減を行っている。現在、屋内照明として直管型LEDを300本、屋外照明として投光器型LEDを50台程導入しており、更に継続中である。 |
○コージェネ設備の設置(3502)については、平成27年度にコージェネ設備を導入しました。 ○原料加熱設備の設置(3301)については、検証を進めてきましたが、未だ投資対効果が見込めないため、継続して検証していきます。 ○照明設備対策(3809)については、随時、人感センサーの設置、照明器具のLED化を進めてきました。今後も継続していきます。 |
計画 | 実施の結果 |
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○現在、開発センターの植木花壇周りの照明と池のポンプの動力原として太陽電池パネルを設置している。 ○今後は平塚事業所の建て屋に太陽光発電装置を設置したいと考えている。 | 検討した結果、計画当時は消防法により危険物施設の屋根に太陽光パネルを設置することができませんでした。現在は、消防法改定により設置可能な地域もありますが、平塚事業所の建屋屋根に太陽電池パネルを乗せるだけの強度が確保できず、また採光を塞いでしまい作業環境が悪くなってしまうため、今回は断念しました。 |
計画 | 実施の結果 |
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○JR平塚駅の地下道の壁にエコ型塗料(無償提供)を塗る活動を行っている。 ○省エネ委員会、省エネ部会を月ごとに開催し、省エネ対策を出し合い、社内のみならず、家庭、地域においても実施するように啓蒙活動を行っている。 |
○近年では、学校の壁などを塗装しています。塗装することで、鉄筋の腐食を防止し、耐用年数を延命することで、廃棄物が減少すると考えます。 ○開発センターの省エネ委員会は、1回/月実施しています。平塚事業所の省エネ部会は1回/2ヶ月実施しています。 |
計画 | 実施の結果 |
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○夏場のエアコン冷房による電力使用量を押さえるために、屋根用の断熱塗料、また道路の温度上昇を押さえるための遮熱塗料などの地球環境を考慮した機能性塗料を開発し実際に使用している。 | ○地球温暖化を抑制する効果のある塗料(断熱塗料(アレスクール)、遮熱塗料(ヒルムA))を開発し、製品化している。 |
指定の区分 | 工場等の名称 | 所在地 | 産業分類 | 事業内容 |
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第1種 | 平塚事業所 | 神奈川県平塚市東八幡5-4-1 | 1644 | 塗料製造業 |
第2種 | 開発センター | 神奈川県平塚市東八幡4-17-1 | 1644 | 塗料製造業(研究開発) |