結果報告書 (オルガノ株式会社)

事業者の名称等

届出者住所 東京都江東区新砂1-2-8
届出者氏名 オルガノ株式会社  代表取締役社長 鯉江 泰行
主たる業種 製造業  |  中分類;生産用機械器具製造業
特定大規模事業者の区分年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者
連鎖化事業者のうち、年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者
対象自動車を100台以上使用する事業者

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計画期間

平成 26 年度〜平成 28 年度

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エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標等
《年度あたりの原油換算エネルギー使用量が1,500kl以上の事業者》

基準年度平成 25 年度

排出量の状況

実排出係数ベース調整後排出係数ベース
基準排出量の合計量 3,790 tCO2 3,150 tCO2
計画初年度の排出量の合計量 3,760 tCO2 3,110 tCO2
計画2年度目の排出量の合計量 3,610 tCO2 3,000 tCO2
計画3年度目の排出量の合計量 3,530 tCO2 2,910 tCO2
目標とした最終年度の排出量の合計量 3,730 tCO2 3,100 tCO2
削減率 6.86 % 7.62 %

排出の状況に関する説明

○基準年度である平成25年度以降に以下の省エネ対策を実施し、当初削減目標であった二酸化炭素排出量1.58%の削減を実排出係数で観た場合に6.86%の削減となり目標を大きく上回った。
  <実施した対策>
    ・地下水熱、冷却排熱回収システムの導入。
    ・窒素ガス製造方法の変更
    ・空冷式チラーユニットへの散水
    ・外灯のLED化
○省エネ対策の他、基準年度から観ると機器稼働率(水使用量換算として)が若干低下しているため、二酸化炭素排出量の削減値としては、この機器稼働率の影響も寄与した。

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エネルギー起源二酸化炭素の排出の削減の目標を達成するための措置の内容

工場等における措置

計画実施の結果
○管理標準の作成・変更(1102)
・設備の省エネ対策を徹底するため、一部未完成の機器の管理標準書を作成する。
○エネルギー使用量の管理対策(1105)
・エネルギー管理強化の為、一部未完成のエネルギーフローを作成する。
○給湯設備対策(1302)
・ヒートポンプを使用して、空調用の冷水還水の熱を取得して温水を製造すると共に、冷凍機の負荷低減を実施する。
○主要設備等の保全管理(1103)
・冷熱回収ヒートポンプにより、温水製造を実施する。
○空気調和設備対策(1201)
・省エネルギー型空調設備の導入を検討する。
○窒素ガス製造、供給方法を見直し、電気エネルギーの節約を図る。
○管理標準の作成・変更(1102)
・平成26年11月に「受変電設備」「照明設備」の管理標準書を作成した。
○エネルギー使用量の管理対策(1105)
・事業所内で使用しているガス、蒸気、電気の系統図を作成した。個別機器のエネルギーフローは未実施。
○給湯設備対策(1302)
・平成25年度末に導入したヒートポンプを使用して、空調用の冷水還水の熱により温水を製造し、また冷凍機の負荷低減を図り都市ガス使用量を削減した。
○主要設備等の保全管理(1103)
・冷熱ヒートポンプにより温水製造を実施し、地下水熱と併せてシステムを構築した。
○空気調和設備対策(1201)
・省エネルギー型の空調設備の導入検討中。 平成31年頃に更新を計画中。
○平成27年より窒素ガス製造用のコンプレッサーを停止し、電気使用量を削減した。
〇その他
 当初の計画では予定していなかったが、外灯のLED化,チラーユニット屋外機への散水によりピークカットを追加して実施した。

再生可能エネルギー等の導入その他の具体的な措置

計画実施の結果
○地下水熱の熱を利用し、温水製造を実施する。
(地下水熱回収システム:平成25年度末実施)
○平成26年3月に導入した地下水熱の熱を取得し温水製造を開始。また平成26年6月より開始した冷水還水の熱回収と併せてシステムを構築した。

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地域の地球温暖化対策の推進への貢献

計画実施の結果
○森林保全
・構内が保全地区に指定されており定期に植栽を実施すると共に、野草が多く残存しているためその野草の保護を実施。
・構内で発生した落ち葉を堆積管理し、堆肥を自家製造し植栽等の肥料として活用。
○環境活動
・毎年1回、事業所周辺の自治会の方々と環境保全(エネルギー使用量や二酸化炭素排出などを含む)に関する懇談会を開催し、地域の環境などについて意見交換を実施。
○森林保全
・構内で自生した松を環境の良い場所に移植した。 また、野草保護は継続的に実施。
・毎年、落ち葉堆肥を製造。但し、徐々に余り気味に。
・NPO法人「相模原こもれび」の方々と森林保護の為の竹柵作成に協力した。
○環境活動
・毎年11月に、事業所周辺の自治会会長を含む方と環境保全懇談会を開催し、地域の環境などについて意見交換を実施した。

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温室効果ガスの排出の抑制に寄与する製品の開発その他の温室効果ガスの排出の抑制に関する取組

計画実施の結果
○環境負荷低減型商品の商品作り
・地下水熱を利用し、温水を製造するシステムの推進
・太陽電池式薬注ユニット装置の製造販売
○環境負荷低減型商品の商品作り
・地下水熱やその他水熱を利用して冷温水を製造するシステムを13件納入した。
・太陽電池式薬注ユニット装置の製造販売を継続実施した。

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エネルギー管理指定工場等の一覧

指定の区分工場等の名称所在地産業分類事業内容
第2種 開発センター 相模原市南区西大沼4-4-1 2609 生産用機械器具製造業(管理、補助的経済活動を行う事業所)

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